
今日はツアーの申し込みとかはしていないので、朝の目覚ましは7時半でありゆっくり眠れた。今朝の冷え込みは昨日までほどではないようだが、となりの未使用のベッドのキルティング(ベッドカバー)を引っぺがして二つ折りにして掛けていたからからかもしれない。いずれにせよ短いパンツと半そでTシャツでは寒いのは事実で、風呂に入ってから眠るまでに体が冷えるのが問題だ。やはりどこかでスエットシャツとスエットパンツを買ったほうがよさそうだ。
昨日まではピーカンに晴れていたけれど、今日は朝起きたら曇っている。まあ、雨の降りそうな雲ではなさそうなのが、この季節のケアンズの良いところ。南半球だから夏がよかろうと、日本の冬場とかに来るとそれなりに雨天の日が多いらいので結構悲惨なことになりそうだ(だが昨年のクリスマスはドライで水不足になったと現地のオーストラリア人から聞いた)。乾季にあたるこの時期だと今日のように昼間は曇ってもあまり雨など降らないらしいから、日中の観光活動には差し支えない。第一、クランダあたりの綺麗なところでザンザン降りだったりしたら、これはもう最悪中の最悪中の最悪中の最悪だろう。いくら熱帯雨林だから雨のときも良いのだ、とか開き直っても、所詮観光にきているのだから、雨の降らない晴天の綺麗なこの時期のほうが良いに決まっている。
さて、8時、これで三回目になる毎度おなじみになった朝食を取る。毎日同じメニューのバフェというのはやはり飽きがくる。比較的ちゃんとした朝食できちんと味がついているから余計に飽きがくるのだろう。日本人の便利なところは、いざとなれば毎日お茶漬けでも大抵は飽きないわけで、ちょっと漬物の種類を変えるくらいで十分になる。このあたりが米食文化圏の中でも、白飯を主食として国の食文化の便利さだと思う。それにしても、同じ朝食なら香港のHyatt RegncyのRegency Clubフロアの朝食がシンプルだけどまだマシだったかもなぁ。
レストランの窓際席で外を見ながら朝食を食べていると、ときどき通る人の人間観察はなかなか面白い。ニュージーランド同様バックパッカーが多く、背中にでかいバックパックを、胸には小さなリュックを下げているというおなじみのスタイルを朝や夜には多く見かける。私もあと20年若ければそんなことをしている可能性が大であるが、さすがにいい年のオッサンだからそれはちょっとねぇ。歳相応ってものもあるし第一もうそんな体力がないもんね。
さらに通りを見ていると、ケアンズの市バスにあたるSUNBUS(地元の人は車体の人が青いのでBlue Busと呼んでいるようだ)がエスプラネード通りをかなり頻繁に通る。そりゃそうだろう、ケアンズ市内の発着点であるCity Placeから、北方面行きのバスは全部ここを通るのである。それを見ていたら、なんとなく今日のプランを思いついた。まあ、こんな風に買って気ままにふと思いついてその日をすごせるのが一人旅の良さだ。ハワイ一人旅でも実はこの気ままさから得た経験が家族旅行でガイド役を務めるときには大変役に立っているのである。今回は日本ではまったく現地ツアーは予約しておらず、こちらに着てからふらふらしながら安いツアーを探し当てたのが昨日のクランダ村だった。
三十分ほどかけて(一人なのでさすがに朝食で一時間は持たない)朝食を食べてもまだ8時半で出かけるにはちと早い。そこでケアンズにきてから履いていたコットンパンツに大分シワがよったので、自分でプレスすることにした。実は、肌着のシャツも洗った後アイロンをかけると確実に一晩で乾くことが判明したので、昨日からアイロンを愛用しているのである。240Vのアイロンは温まるのが日本の100Vのアイロンにくらべて格段に早い。日本も、200V電化製品が出つつあるが普及はまだまだだろう。
まずはパンツをプレスして、すっきり!こんなものはすぐにプレスできてしまうので、クロゼットを除いてみたら、一日目に到着してから着た長袖シャツがあった。そうだ、これも洗ってしまえってことで、洗剤の子袋を取り出してさくさくと洗う。東京と違って空気が綺麗なので大して汚れていないが昼の暑いときに長袖を着ていたので汗をかいているのだ。そして、これは手で絞った後バスタオルで水気を吸い取ってから、アイロンをかける。ぬれているからジョワンジョワン音を立てながら湯気が出る。きちんとプレスをしてクロゼットのハンガーにかけて、クロゼットの扉は開けておく。これで夜には乾いているはずだ。
アイロンをあておわってバルコニーから外を見ると、どうやら晴れ間がでてきた。雲の切れ目からは例によって思いっきり強い日差しが差し込んでいる。朝7時半におきたときには待ち行く人はみな長袖のパーカーなどに長ズボンだが、9時前になるとぼちぼち半そでに短パンも出てくる。
こんな風に時間帯によって着るものが変わったりするから、土産物屋系でない衣料品関係の店に行ってもセーターやフリースといっしょにTシャツや半そでポロシャツも売っていたりするけれど、一気に店の商品が入れ替わってしまう日本と違ってこれは便利である。日本だと夏場になってちょっと長袖が欲しいとか、逆の場合にも全然売っていなくて困ることがあるのだが....。
9時40分ごろ、部屋を出て、まずはビジター・インフォメーションセンターに向かう。もちろん単なるツアーエージェントのそれではなくて、パブリックなほうのエスプラネード通り沿いにあるビジター・インフォメーションセンターだ。
ここに入って「Wild Worldに行きたいんだけれど、どうやって行けばよいかなぁ?」と尋ねてみる。最初はパンフレットを出していた係員もそれにはAU$48〜のツアーしか乗っていないので、彼女はそのパンフレットは放棄し、「ブルーバス(前述のSUNBUS)があるわよ、それに乗ればいけるわ」といってバスルート案内のパンフレットを出してくれた。説明によればCity Placeから1Bか1Xに乗ればよいという。24時間乗り放題のパスをドライバーから買うと得だわよとか言っている。単純往復で得になるとも思えないが、一日Wild Worldに居るわけでもないだろうから、まあ得になるかもしれない。
ハワイでもニュージーランドでもパブリックなビジターインフォーメーションを利用する日本人観光客はまずお目にかからないのだけれど、ツアーを売るためのインフォメーションと違って、いろいろな情報を真面目に提供してくれるから、こんな便利なところはない。なのに、なぜ使わないのだろうか。ハワイなどでは特に日本人が使うのはせいぜいカード会社の日本人客向けツアーデスクが限度みたいで、街中でも日本のツアー会社お仕立てバスかツアー会社と組んでいるトロリーは日本人ツアー客が満載だけれど、もっと網の目のように走っていて便利なTHE BUSではまず見かけないのが不思議である。メインランドあたりだとバスが必ずしも治安を考えると良いとは言えなくなる可能性はあるが、ハワイに関しては問題はないのにねぇ。
こういうところを積極的に利用するのとしないのでは、かなり旅の中身に差が出てくる。多少苦労はあったとしても、旅の思い出として残るのは、旅のスムーズにいった部分ではなくて、ちょっとトラぶったところとか、失敗したところのほうが多いのだから、失敗も思い出にするつもりでぜひチャレンジして欲しいと思う。やたらなんでもかんでも大手ツアー会社だけに貢のはやめようではないか。確かに便利だけれど、その便利さは籠の中の鳥でしかない。
情報を貰ったので、City Placeのほうへ向かう(考えてみればその前から乗ればよかったのだが、それは後から気づいたのだった)。途中でPost Shopに立ち寄って、世界中への航空郵便料金込みの絵葉書(多少割高だが便利である)をAU$1.20で三枚購入。途中どこかで書くつもりだ。
CITI PLACEにはSUNBUSの乗り場が複数有り、探しているうちに1Xを見つけたが、案内板には1Bのルートはピンク色に塗られて存在しているが、乗り場には見当たらない。ルートマップではここから1Bも出ているはずなのになぁ。まあ、いいや、ってことで、乗り場を見つけてベンチに座ってまっていると、日が差して短パンの脚がじりじりしてきた。ホテルを出る前に半そでポロシャツにし、長袖のナイロンパーカーをリュックに入れている。脚は寒くても平気だが上半身を冷やすと風邪の原因になるからだ。
何気にみていると、日本同様ここでも女性のスカート姿が非常に少なくなっている。観光客も地元の人もみなパンツ姿である。そしてかなりの人がお腹を少しのぞかせるスタイルにしているが、中には出すつもりは無くても肉というかアブラのせいで、お腹が自らトップとパンツの間を押しのけて顔を出している人も良く見かけるが、本人は何も気にしていない様子ですごく自然な感じなのに妙に感動を覚える。
10時半。そんなことをしているうちに、1Xのバスがやってきた。ドライバーにWild Worldへ行くことを確認して、24hパスをAU$9.60で購入。レシートみたいなものと釣銭をくれるが、じつはこの薄っぺら入れシートがパスになっていて、レシートに印刷されて出てきた時間から24h有効なのである。レシートのタイムスタンプは10:31なので明朝10時30分までなら有効だ。
ケアンズのSUNBUSや、ハワイはオアフ島のTHE BUSは平気で乗れるけれど、日本の勝手知らない土地のバスは怖くて仕方ない。前乗りだったり後ろ乗りだったり、料金先払いだったり後払いだったりさまざまだからだが、なんといっても整理券方式の後払いバスほど乗客無視のシステムはないと思う。運転手は黙って整理券番号と客の入れた料金をチェックするだけである。その点、このSUNBUSは、乗車時に行き先を告げて券を買い、そこでは客は小銭とか両替の心配をしたり、つぎつぎ料金があがってゆく車内の料金表と財布の小銭をくらべっこしたりする心配もなく、ちゃんとつり銭を出してくれるという、乗客本位のシステムである。これだって同じワンマン運転なのに、どうして日本のシステムはこうも効率優先で人情不在、利用者不在なのか。すべては運営者側の便利だけのため、コスト削減だけが優先された結果としか思えない。
南国のバスはどこも冷房ギンギンというのが定番で、ハワイのTHE BUSは地元の人も寒いくらいにギンギンに冷えているが、このバスは手ごろな冷え方。例によって車内には日本人客は皆無である。貰ったルートマップを参照しながら見ていると、バスはキャプテンクックハイウエイを時速80km(制限時速)くらいでぶっ飛ばしてゆき気持ちよい。
で、ふとマップを見ると途中に、SMITHFIELD SHOPPING CENTREというのがあり、ここは、CITY PLACCEから1B,1C,1E,1G,1X,2,2Aと多くのバスが出ている。何があるのだろう?
そして走ること、どれくらいだろうか、30分くらいでこのSMITHFIELDに到着。ここで私はわが目を疑った。なんと、Kmartがあるではないか!これはもう帰りに寄るしかない、絶対よるぞ、何がなんでも寄るぞ!まさか、ケアンズでKmartに出会えるとは!
眼がハートになった私を乗せてバスはさらに北上する。THE BUSと同じく車内アナウンスは皆無だが、Wild Worldというそこそこ大きな施設だと、これは見ていれば分かるはずだし、イザ乗り過ごしても終点のPalm Coveはすぐ先である。そのときはそのときでPalm Coveを見てみるのも悪くない。それにダイヤによれば三十分おきにバスがあるので、なんとでもなる。こんな風に開き直れば公共市内バスの旅は楽しい。アメリカ本土とちがってバスは貧困層が乗るので治安が悪くなるなんてことはここではないのである。
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| Wild Worldの正面。CairnsからのSUNBUSはここに停まる | ゲートを入ってすぐ"MAX"がお出迎え |
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| 口をあけたままじっとしているクロコダイル | クロコダイルに餌をやる係員 |
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| ん、なあに?と、人が側を通っても平気 | ボク、カンガルーの赤ちゃんでちゅ |
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| アップにすると鹿にそっくり! | 前足は物をつかめる |
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| 餌を買ってあげることもできる | 大きな物音に警戒している母カンガルー |
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| emu (エミュー) | カンガルーと同じ餌を食べるemu |
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| Wild Worldのカフェで食べたフィッシュバーガー・揚げたてで美味 | 白いカンガルー(ホワイトカンガルー) |
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| ひたすらユーカリを食べるコアラ | ウォンバット |
さて、時刻は11時15分、Wild Worldは見過ごそうと思っても見過ごせない、なんせバスは入り口横まで入ってゆくのであるから、降りそこなうはずは無かった。さっそく入場料AU$24(高いなぁ)を支払って中に入るといきなりでかいオウムが居る。こういうのは昨日クランダで沢山みたのでパス。
そういえば入場料を払うときに11時半からクロコダイルの餌付けがあるということだったので、クロコダイルのエリアにいってみる。まあ、いるわ、いるわ....。熱川バナナワニ園見たいだなぁとかここまできてつまらないことを考える。
待つことしばし、男性と女性のレンジャースタイルのスタッフが出てきて、女性がマイクをつけてクロコダイルのいる檻に入っていった。そしてクロコダイルの解説を始める。オージーイングリッシュで(当たり前)延々説明を続ける。結構随所に天然的に(笑)クロコダイル入るそうで、そういう川などにはクロコダイルが居ることを注意するサインが出ているという。クロコダイルはひざくらいの深さのところで十分な速度で泳ぐことができる(最高では50km/hくらいだというから驚き)ので、人間は絶対負ける。しかし、彼らから人間をおそうことは絶対にありえない、人間が彼らに脅威を与えるか彼らが人間を脅威と感じるか、水音をたててエサとなる魚などのはねる音と間違えさせるかのいずれかで、静かにしている限りは彼らからは襲わないらしい。とはいえ、私は近くには行きたくないけど....。
次にカンガルーの放し飼いのゾーンに行く。ここで増えたカンガルーだから人間になれていて、人がなでても全然怖がらないし、人がそばを歩いても平気で眠っていたりするのである。しかし、どこかで看板がたおれる激しい音がすると、寝ていたカンガルーも一斉に立ち上がり音の方向を見て警戒するが、それ以外は平和そのもの。ちなみにAU$1でエサを買うことができ、自分でエサを与えることができる。
カンガルーを近くで見て、なでてみたりして、思ったのだけれど、顔立ちがなんとなく鹿に似ている。それに集団となった彼らの体臭も鹿が何匹かあつまったときのにおいと非常に似ているようだ。カンガルーの毛は短いけれど、非常に柔らかい。後足は例によってすごく筋肉が発達しているが、前足は者を両前足でつかめるように爪が伸びている。
中には子連れカンガルーもいて、ポケットから脚だけが出ていたり顔をのぞかせていたりしていたが、丁度袋に入るところを目撃できた。やはり頭から入ってゆくようで、脚から入るのかなぁ、とかアホな想像は外れていたのだった。
このあと何箇所かの動物は蛇を見た後、次は待望のコアラ。ここでは13時からAU$13でコアラを抱いて写真をとることができるが、AU$13は高いしガキンチョが沢山並んでいるのでパス。一応夜行性だとは聞いているが、どのコアラも寝ているか、ひたすらユーカリを食べつづけている。コアラは生まれたときは2cmほどで無毛なのだが、有袋類なので半年くらいかけて十数センチまで母親のポケットで育つらしい。まさにコアラ、写真で見るものと同じ格好で同じように葉を食べつづけている。
ちなみに、見ている分にはここWild Worldではコアラよりカンガルーのほうが楽しい。なんせ手で触れるし、カンガルーの檻に入ってゆけるのだから。これはそうそうできる体験ではない。ケアンズへ着たらぜひここへ来るとよろしい。それもツアーで時間制約があるものよりは、自分でSUNBUSの1Xに乗ってくると45分くらいでここまで来れて安上がりだ。
ツアーといえばここでも日本人団体さんがぞろぞろぞろぞろいましたなぁ。で、XXXツアーの方はこちらで集合でーす、なんて、恥ずかしげも無くまたしてもぞろぞろ。で、周囲の非日本人観光客は好奇の目で日本人団体さんを見つめている。別に悪いとはいわないけれど、いつまでもツアーにばかり頼らないほうがいいんじゃない?ちょっとでいいから、英語を勉強して自分の旅の幅を広げてみようよ!お仕着せツアーに比べたら、確かに不便なところはあるけれど、思い出や行動範囲は何十倍にも膨れますぜ、皆さん。
このあと、ポッサムやらウォンバットやらディンゴ(これはやはりどうみても犬にしか見えなかった、最初は何で犬が折りの中に居るんだ?とか思ったくらい)に挨拶をしながら、出口へ向かい、出口の売店で子供への土産を少々購入し、外へ出る。
さて、帰りのバスはどこから乗るんだべさ?で、キャプテンクックハイウェイに出てみると、バス停がありますなぁ!このハイウェイをわたるんか?うーむ、車は時速80Kmだぜい。といってもこの時間帯は車が少ないのでちゃんと気をつけて走って渡ればOK。どこかに渡る場所があるのかもしれないが、少なくともどこにも横断陸橋や横断地下道、信号はないのである。で、反対車線を見るとバスがくる。ここを通るのはSMITHFIELD SC経由でCITI PLACE方面行きしかないから、どれにのってもOK。幸い車が途切れたので、待ち時間はほぼゼロで帰りのバスに乗れたのはとってもラッキー。でも、これを読んでいる皆さん、くれぐれも焦ってはねられないように。バスは30分待てばやってくるのだから。
帰りに寄ろうと思っていたのがSMITHFIELD SHOPPING CENTRE。ここはインターチェンジ式になっていて、立体交差でバスは反対車線側にあるCENTREのところのたてもの脇のバス停までいってくれる。ちなみに、帰りのここまでのバスでも日本人は私だけ、というか、私を含めて四人しか客がいなかったのだが...。
そうそう、SUNBUSのドライバーはスチューデント料金ならスチューデントIDカードを、24hパスならそのぺらぺらのレシートを念入りにチェックする。とくに前述のIDカードは見るだけは無く、乗客から手に受け取って穴のあくほど見て本人と顔写真を比べてうなずいていたくらいだ。うーむ....。
SMITHFIELD SHOPPING CENTRE、規模は違うけれど郊外にある大きなSCということでは、ホノルルのパールリッジショッピングセンターに近い存在かもしれない。実際中に入ると、結構広い(店の数から言うとケアンズ・セントラル(Cairns Central Shopping Centre)のほうがずっと多いのは確実)。まずは、何よりKmartだ(笑)。
うーん、これですね、これ、懐かしきかなKmart。広さはハワイはビッグアイランドのカイルアコナの店と同じくらいか心持小さいかも。しかし、ホノルルのニミッツハイウェイの店の倍はある、というか、あそこが小さすぎるんだけど。
まずはうろうろしていると、文具売り場でルーニーチューンズのブックカバーを発見してそれを手にとる。そして書籍売り場を何気に見ているとブックセールになっていて、ANITA SHREVEのENDEN CLOSEを見るとAU$22の定価があるが、Kmartにはプライスチェッカといものがある。日本だとトイザらスの店内ある、客がバーコードをスキャンすると価格が表示されて確認できるあれである。これがなんとAU$9.99!安い!ケアンズ・セントラル(Cairns Central Shopping Centre)のMYER(デパート)では多分定価のままだぞ!
そしてKmart発見の喜びを国際電話にて(でも日本の市内通話より安いんですけどぉ....)報告するとさすがに向こうも驚いていたみたいだ。
ショッピングセンターの中をうろうろしていると、LOWERSというかカジュアル衣料店を見つけた。そういえば夜寒かったなぁというのを思い出したのである。なかなかSサイズがないのだが、裏起毛のスエットシャツ、ウエットパンツを選びだし、半そでポロシャツも買って、あわせてAU$38.90、ちなみに、ポロがAU$11.95、スエット(下)がAU$15.00、スエット(上)がAU$11.95、つまりこれ全部で3000円で釣りがくるというユニクロ顔負けの安さ(笑)。これで今夜は暖かだ!
さて、買い物もしたし、ここらでお茶でも飲んではがきを書こうとフードコートでカプチーノを頼む。日本語でも外来語は音が原語と比べて変だが、このカプチーノという語もそれで、私の英語だと相手によってはちょっと通じにくいので頼むのが嫌なのであるが、たまにはカプチーノも飲みたい。というか、ケアンズではどのコーヒー店でもトップメニューがカプチーノで実際飲んでいる人がとても多いのにはやや驚き。ちなみに、アメリカ式の発音で正しく発音すると「チ」にアクセントがあり、あとは日本語より「カプ」を弱めにして「チ」を強く言えばいいのである。ここではどういうのが普通かしらん。一度ここのローカルの人がカプチーノを頼んでいるところをそばで聞かないと....。明日もカプチーノをどこかで頼んで練習し見ようかしら(笑)。.カプチーノのオーストラリア訛はいかに?まさかケイプチーノじゃないだろうなぁ....
お茶をおえて、はがきも書いたし、ショッピングセンター入り口のポストに出して先ほどバスを降りた乗り場に向かう。これまた運がよくてすぐにバスがきた。バスで思い出したが、アメリカ英語だと片道は "one way"、往復は "round trip" だが、イギリス英語だと "single" と "return" である。似たようなもので頻繁に出てくるのが、お持ち帰りとここで食べるというフードコートやファーストフードで頻繁に出てくる言葉。アメリカ英語だと "to go"と"here"、イギリス英語だと "dine-in"と"take away"である。まあ、こういう違いを肌で感じるのも楽しい。
今度乗ったバスには奇跡的に日本人家族連れらしいのが乗っていた。しかし、お父さんと娘は眠りこけている。おい、おい、だめだぜ、寝ちゃあ。日本じゃないんだからさあ。ここからなら二十分か三十分くらいで市街地まで戻れるが、CITY PLACEではなくて途中ホテルに近いところで下りたら、その日本人観光客も「俺たちもここで降りよう」とかいって下りてきた。おい、おい...まあいけどね。
荷物を一旦部屋において、夜食の買い物と夕食に出る。今度はリュックとサングラスもおいてパーカー以外は手ぶらである。WOOLWORTHSでバナナ一本(AU$0.38)、イチゴ(AU$1.98)。他に自宅用にクッキー、カップスープ、ビスケット、板チョコ、コアラマグネットなどを買って、ついでにエコバッグも買ってそれに入れる。
さて、夕食はどうするか?これまで失敗続きだったので、もはや期待せずにナイトマーケットのフードコートへ行く。一回りしてこれまた期待せずに「中国自助餐」と称した中華のセルフサービスのプレートランチ風なもの(AU$7.90)とDiet Coke(AU$1.70)。皿の大きさで料金が決まるが私のは小さいほうから二番目。自分の好きなものを好きなように盛る。私は失敗作だとこまるので控えめに、フライドライス、シンガポーリアンフライドヌードル、揚げシューマイ、春巻き、アスパラ炒め、肉とピーマン炒めを盛る。私にしては少量?
で、味のほうはこれはいける、成功作。ハワイだとアラモアナセンターのマカイマーケットのPattie's Chinese Kitchenが味が濃いけれどイケるのだが、ここはそれより味が薄めで丁度よい、フードコートとしてはウマいかも。まあ、うまいといってもあくまでC級グルメの範疇で美味しいのであり、一流中華と比較しているわけではないので念のため。ここは土日だと六時をすぎると満員御礼だったが、平日の六時は結構空いているのでゆっくり出来る。土日にくる人は早めの五時半頃にしたほうが無難かも。地元紙のCairns Postのサッカーの記事なを読みながらプレートランチを食べていると、どうみても典型的日本人観光客には見えないかなぁ、とか思いながらロナルドのアップの写真と見て記事を読みながら、Diet Cokeを飲み、プレートランチで夕食を済ませるおじさんは一体何者?
ちなみに、どこの人種であれ観光客と思われないコツは、地元の普通の人と似たような格好をすること、男性なら手ぶらで歩くこと(あるいはアウトドア系のリュック(ブランドリュックじゃダメよん)はOK、地元の新聞も忘れずに持ち歩くことかしらん(笑)。カメラなどもっていても下げずにリュックに入れておくこと、これは大切かも。日本で見かける外国人を想像していただくとよく分かると思う。周りを見渡すと観光客が多いけど、地元の人らしいのもそれなりに居る。半分冗談だけど、日本の携帯電話の四世代くらい前のやつの黒いモックアップでよいので持っていて話すふりをするともっと完璧かもしれんなぁ(笑)。
ともあれ、結構気に入ったので、明日もここにしようっと。
しかし、SMITHFIELDは面白いなぁ、明日もいってみようかしらん!何が面白いって、現地密着のショッピングセンターというのは、地元の生活の一端が垣間見えてとても面白いのだよ。日本のツアー会社のお仕着せオプショナルに一万円も払っているばかりが旅の楽しみじゃあないのです。
(第3日目終了)