第3日目

Causeway Bay (コーズウェイ・ベイ)

今朝は、朝6時半頃に起きて7時には、リージェンシークラブ(Regency Club)には、16階の専用ラウンジでコンチネンタル・ブレックファスト(写真)にありついていた。昨日は日曜日だったので、他の宿泊客(このエクゼクティブフロアには、やはりビジネス客が多い)は、短パンなどのリラックスしたウェアでのんびりと朝食を楽しんでいる人が多かったけれど、今日はウィークディの始まりの月曜日だから、私たち観光客以外は、皆ネクタイをしめて、さほどゆっくりすることもなく、朝食を済ませて出てゆく。

私たちが朝食を終えて、外出の支度をしてHyatt Regency Hong Kongを出たのは、9時過ぎ。昨日同様MTRの尖沙咀駅から、ツェンワン・ラインに乗ってビクトリア湾の海底を通って香港島へ行く。尖沙咀(Tsim Sha Tsui)の次の金鐘駅(Admirarity)で、MTRのアイランド・ラインに乗り換えて、二駅目のCauseway Bay駅へ向かう。

金鐘駅(Admirarity)では、広いホームを挟んで、ツェンワン・ラインとアイランド・ラインが並行している。すでに通勤ピーク時間帯はとっくに過ぎているのに、片方のホームに電車が入ると、車内から吐き出された人は猛烈な勢いで隣の電車にダッシュするのである。下手なところでボーっと立っていたら身の危険を感じるくらいにダッシュする。

たまたま、そういう場に居合わせたので、ダッシュする人を柱の脇で避けてしばらくおとなしく潜んでいなくてはならなかったくらいだ。そういえば、この香港のMTRでは、人もこんな風にダッシュして速いのだけれど、エスカレーターも猛烈に速い。お年寄りならうまく乗れなくてひっくりかえるかもしれないくらいに速いから、子連れ・お年寄り連れの方は用心されたし。

朝10時前のCauseway Bayの街

Causeway Bayは妻のリクエストでそごう三越が目的だからだ。Causeway Bayについたのは、9時半過ぎで、まだ両デパートの開店まで若干間があるので、この近辺を歩いてみる。すでに街はめざめて活動しており、あちらこちらに警察官の姿を多く見かける。

日本では、確かに交番制度があって比較的身近に警察官がいるけれど、そのかわり街中でパトロールしている警察官に出会うことは滅多にない。香港の街には、交番制度も導入されているそうだが、日本ほど数が多いわけではないので、その分なのだろうか、あちらこちらでパトロールしている警察官を見かけることが多かった。街中ではあまり見かけないかわりに交番へ行かないと警察官が居ない日本と、あちらこちらでパトロール警官を見かけるが固定的な場所では見つけにくい香港、どちらがいいのだろうか?

そういう感じで、とにかく警察官がうろうろしているから、何か道を聞きたかったりしたら、警察官に尋ねるのが一番安全確実であること間違いないように思う。

ふと、見ると三越地下のPARK'N SHOP Supermarketが朝7時半からやっているというので、さっそく入ってみた。ちなみに、ここの三越は、1階(GF)〜地下2階(B2)までが、ファッション衣料雑貨だが、はっきりいって小さいしかなりヘボいといってよい。だが、地下3階のPARK'N SHOP Supermarketは、やや広いし生鮮もあったりして見ていて飽きない。ここで、菓子や烏龍茶などを購入して、ヘボい地下2階〜1階までは無視して、そごうに向かったのは10時半ごろ。

そごうのほうは、地上12階(階数表示はイギリス式で、GF、1F〜11F)、地下2階の大きなものである。ショッピングゾーンは10F(階数でいうと11階になるが)までなので、10Fまであがって順に降りてくることにした。

売り場の雰囲気は、日本のデパートそのままであり、売られている品にも日本のデパートと大差無いような感じで、10Fの書籍売り場に至っては、日本の書籍・文庫本・雑誌ばかりが売られていた。価格は当然日本国内で買う価格の二倍くらいしたけれど、在香港日本人には貴重な日本とのつながりのひとつだろう。

9Fの寝具売り場も、日本のそれを小規模にしたようなものであるが、売られている寝具類のサイズは欧米基準で、ピローにしても欧米のベッドサイズのもので、日本のものではないし、詰め物も日本のような硬い詰め物は見かけなかった。

店内を順に下に下りて行くと、地下2階が食品売り場、いわゆるデパ地下であり、ここの生鮮コーナーも少量が白いトレイに乗せられて、ラップされた日本式の販売で、見慣れた品が多く、香港に居ることを忘れてしまいそうになるくらいだ。そういう意味では、現地在住であればここにくる価値はあるが、観光客としてはここにくる価値は無いといっても過言ではない。

デパート歩きもくたびれたので、昨日同様、また金鐘(Admirarity)のPacific Placeの「采蝶軒 (Zen Chinese Cuisine)」でDim Sumを食べようと、MTRのアイランド・ラインで金鐘駅(Admirarity)へと向かった。

采蝶軒 (Zen Chinese Cuisine)

昨日の、「采蝶軒 (Zen Chinese Cuisine)」は、まるでバケツに蟹が沢山はいっているような騒がしさがあったが、今日は平日だしまだ時刻も早いこともあって、昨日のように長時間待たされることもなく、案内された。

ここで、昨日のようにまたオーダーシートを置いてゆくのかと思えばさにあらず。今日は、ウェイター氏がうやうやしく現れて、注文を聞いてゆくが、"Dim Sum"を頂きたいというと、Dim Sumのメニューを置いて立ち去っていった。うーむ、日曜日と平日ではシステムがまるで違うのね。

ここで、Dim Sumを三品、粥、Fried Rice(これが量も多くてちょっと高いが抜群に美味しい)、デザートとして蒸しケーキと揚げクレープ(これがまたとても美味しかった!)を食べる。この采蝶軒 (Zen Chinese Cuisine)は、価格は高めだが、味は良い。平日と休日では昼間のメニューも違う(休日のDim Sumのほうが種類がはるかに多い)ので、両方行けた私たちはラッキーだった、といえる。

Regency ClubでのTea Time

この後、Pacific Placeの西武内にあったCOACH SHOPをちらりと覗いて、安かったらベルトを買おう(最近は自宅用とスーツ用以外はCOACHのベルトばかりをつかっている)と思ったのだが、価格的にも日本と大差ないので買うのはやめた。

お腹も満足したし、荷物も置きたいので、ここいらで一旦尖沙咀(Tsim Sha Tsui)のHyatt Regency Hong Kongへ戻ることにした。宿へ戻ったのは、午後2時過ぎ。部屋に荷物を置いて、リージェンシークラブ(Regency Club)の専用ラウンジでティータイムとすることにした。Teaを入れようとしたら、ちょうどマシンのお湯が切れていたので、お湯を足してもらいしばし、ゆっくりとダージリンを楽しむ。菓子はcookieがなくてfudgeばかりだったので、私は遠慮した。娘もfudgeは苦手なのだが、妻はfudgeを楽しんでいた。

休憩も出来たので、この後夕食までは、近くのWatson'sで恒例の義理土産買いである。義理土産は日本人得意技だけれど、ハワイのオアフ島あたりのABCストアでは、たまに多量のマカダミア・ナッツ・チョコを買っているメインランドのお年寄り夫婦が居たりする。そばで聞くともなく夫婦の会話を聞いていると、やれ誰にはチョコでいいだの、だれそれには他のものがいいだとか、話していることがあったりして、うーむ、いずこも義理土産というのは存在するのか、と、妙に感動したことがある。

香港で、チョコなどの義理土産を買うなら、少なくともDFSギャラリアなんぞの高いだけの店で買う必要はない。街のあちこちにあるWatson'sのほうが、種類は少ないけれど義理土産には十分であり、価格はDFSギャラリアとか比べ物にならないから、Watson'sは義理土産推奨のお店である。

Harbur City

今日は最後の夜ということで、しばし尖沙咀一帯を歩いてまわる。まあ、しかし、どこもかしこもエネルギッシュな街であり、街を歩く人には東京を歩く人のように疲れが見えないところが凄いが、しかし、東京の雑踏を歩いているの大差ない感覚も受ける。道も狭いし、人も多いところなどはそっくりである。ただ、違うのは、宝飾店の入り口には、ショットガンを持った警備員がにらみを効かせているところだろうか。さすがに、これにはちょっとびっくりで、緊張感がよみがえる。だからといって、そういう警備員の居ない日本が安全というわけではない。近年の日本もかなり物騒なことは間違いないが、安全ボケした日本人にはそれがわからないのであろうか。

一時間ほど歩き回って、娘と妻が疲れたというので夕食にすることにした。今日は、どこにしようか、やはり何も考えていないので、Harbour Cityへ足を向けた。

夕食

今日も、昼に采蝶軒 (Zen Chinese Cuisine)で贅沢をしたので、夕食は軽くで良かろうということで、この中で探し始めたが、あまり適当な店がない。見つけたのが、3階のThe Marco Polo Prince(ホテル)のPrince Deliである。ホテルのdeliだから、さぞや...とお思いかもしれないが、さにあらず。

実際のところ、昨夜のHarbour City内地下二階のCity'SuperCooked Deliというフードコートのほうがずっと良かった。Prince Deliがホテルのdeliだと知ったのは、実はこの文を書くために、Webを検索していて初めて知った次第である。

ということは、感想は書く間でもないのだが、妻と娘は汁ソバを、私はタイ料理のプレートランチをそれぞれ別の店で頼んだのだが、どれもはっきりいってまずかった。もともとタイ料理は好きではないのだが、実際のところ食べるまでそれがタイ料理だとは気づかなかった私も間抜けといえる。

どうも、フードコートであまり美味いものが食えない場所だ。フードコートで食べたものに関しては、ニュージーランドのオークランドのほうが良かったし、ハワイですらここよりはマシである。もちろん、香港にももっとまっとうなフードコートはあるとは思うが、しかし、フードコートよりは、街中で漢字だけでメニューが壁に貼ってあるような店のほうが、当たりを引く確率は高いような気がする。

娘は、香港はあまりお気に入りではないらしいので、次回は妻と二人でたずねてきて、子供のことを気にせずに広東語メニューだけの店とかもチャンレジしてみよう....。

Regency ClubでのCocktail Time

食事を終えて6時半ごろHyatt Regency Hong Kongにもどるとちょうどカクテルタイムだ。例によってサンドイッチ、ケーキなどもあり、さきほどのフードコートよりここのサンドイッチのほうが数段美味い(苦笑)。

部屋に戻ると、例によってフルーツが置いてあったが、今度はりんごとバナナ。バナナはともかく、りんごについていたのは、普通のテーブルナイフなので、皮をむくのに一苦労である。うーん、りんごは洗って丸のまま食べたほうがよかったか...。

三泊四日なんて、あっという間に終わってしまう。だからといって、一週間も二週間も居ても...という気もするので、短期間を何度も訪れるほうが楽しいところなのかもしれない。そんなことを考えつつ、パッキングを始めた。

明日の今頃は自宅なんだ....なぁ....

(第3日目終了) 

2002年香港・家族旅行のトップへ戻る