
日本の円をそのまま持ってゆくのが一番得策で、事前に両替してゆく必要は皆無だ。そもそも、日本の銀行での両替は、US$以外はどこの通貨でも非常にレートが悪い。US$以外の通貨の国へ行くときは、現地両替が一番良い。
まっとうな時刻(すなわち現地で人々が活動している時間帯)に、現地到着する便であれば到着した空港の両替所で当面最低限必要な額の現地通貨に両替するとよい。日本でレートが悪いのを承知で両替してゆくほうが無難なのは、現地到着が深夜になったりする場合であろう。この場合、空港といえども両替所が閉まっている可能性は否定できないので、最小限、すなわち一晩分だけの現地通貨を日本で両替してゆくと良かろう。
| 利用場所と両替/支払い方法 | レート | 伝票日付 |
| 成田空港内(大和銀行) | 18.72円 | 2002/1/5 |
| 香港国際空港内(Thomas Cook) | 18.22円 | 2002/1/5 |
| 香港のCITIBANKのATMで引き出し | 17.50円 | 2002/1/5 |
| 香港のCITIBANKのATMで引き出し | 17.50円 | 2002/1/6 |
| 香港市内でAmerican Expressで支払い | 17.31円 | 2002/1/6 |
| 香港市内でAmerican Expressで支払い | 17.20円 | 2002/1/7 |
| 香港市内でDC/MASTERで支払い | 17.28円 | 2002/1/8 |
| 香港市内でAmerican Expressで支払い | 17.52円 | 2002/1/9 |
私の場合は、CITIBANKに口座を持っているので、現地で現金が必要なときは現地のCITIBANKもしくは提携金融機関のATMで現地通貨で必要額を少しずつ引き出している。一般にはあまりレートが良くないというが、ニュージーランドの時もそうであったように、今回の香港の場合も、さほど悪くは無かった。
上記の表を見てもわかるが、日本円を持ち出して現地で両替するより、CITIBANKのATMで現地で引き出すほうがはるかに安あがりである。この場合のレートはクレジットカードとほとんど差がないことがわかるであろう。
引き出し可能口座にはあまり多くの残高を残さないで、渡航前にインターネットバンキングでマルチマネー円口座のほうに不要な残高を移しておくとよい。マルチマネー円口座と普通預金円口座の相互の振替は24時間いつでも手数料無くインターネットバンキングや電話で可能である。キャッシュカードから引き出せるのは普通預金円口座だけであるから、万一盗まれてPINを破られて全額引き出されても被害額を抑えることができる。
新しい香港国際空港と香港の中心部とは、MTRのエアポート・エキスプレスがありこれが一番速くて正確で便利であろう。私が宿泊したのは、九龍地区のHyatt Regency Hong Kongなので、エアポート・エキスプレスの最寄り駅は、文字通り九龍である。エアポート・エキスプレスの九龍駅、香港から主要ホテルまでは、エアポート・エキスプレス利用客なら無料で利用できる、エアポート・エキスプレス・シャトルが便利であるので、ホテルを選ぶ際には、このエアポート・エキスプレス・シャトルが停車するホテルを選ぶと楽であるのは間違いない。
このエアポート・エキスプレスは、時間が正確で九龍まで片道20分、香港島の香港まで片道23分と速くて正確で、なおかつ車内は恐ろしく綺麗で快適(一切の飲食は禁止であるのでご注意を)、快適さはJRの成田エキスプレスや京成スカイライナーの比ではない。
物価全般に言えることだが、東京と同じ程度に考えておけば間違いなく、このエアポート・エキスプレスも例外ではなくて、乗車時間が短い割には運賃は高くて、日本円換算で片道1600円近くするのである。下表は2002年5月1日現在の香港国際空港からの料金である。
| 片道 | 往復 | |
| 九龍 | HK$90 | HK$160 |
| 香港 | HK$100 | HK$180 |
ガイドブックには載っていない場合もあるが、実はもっとお得な切符があって、三人以上ならグループチケットが使える。エアポート・エキスプレスをはじめとして、MTR(地下鉄)の切符は全て自動券売機で購入し、出てきた切符は定期券サイズのプラスチック製で再利用されるようになっているのだが、グループチケットは自動券売機ではなくて、INFORMATION(客務中心)で購入するのである。
これがどれくらい得かというと、大人料金三人分で空港から、九龍へ行くには、HK$90×3=HK$270 (約4600円ほど)が、なんと一人分がタダになり、三人分のグループチケットでHK$180(約3000円ほど)、往復ではバラで買うのとおよそ3000円(家族三人の場合)の差がでるから馬鹿にできない。
ちなみに、普通のMTR(地下鉄)の切符を買うときに、小銭がない場合は両替になるが、これはやはりINFORMATION (客務中心)で両替してくれる。こういうところは、全く問題なく英語が使えるから、英語さえしゃべることができればノープロブレムであるので、安心するがよい。
さらに、空港へ向かうときは、事前に時間的な余裕があれば、ITCI(インタウンチェックイン)が出来る。これは何かというと、エアポート・エキスプレスの香港駅または九龍駅構内のカウンターで済ませることができる。東京でいえば、TCATでのチェックインみたいなものだが、箱崎といった半端で超不便な場所にあるのではなくて、池袋とか新宿とかでそのままチェックインして搭乗券を受け取り荷物を預けて、自分達は成田エキスプレスで空港に向かう、そんな感じである。つまり、TCATが新宿とか池袋の駅構内に出来たようなものであるが、綺麗さと広さでは日本はその比較対象にすらならない。これはオススメの方法である。
香港政府観光局 多少文字化けが発生するので(Internet Explorer 6)、香港政府観光局(英語サイト)のほうが良いかもしれない。