現地第四日目 (2005/5/8[日])
天候:早朝は曇りで雨上がり、曇りで時々小雨

雨上がりの日曜の朝

昨日は17時ごろ宿に戻って、シャワーや洗濯・乾燥、食事なども手早く済ませたので、久しぶりに午前零時前の23時半ごろベッドに入ることが出来た。今朝起きたのは6時半だが、7時間は寝ていることになり充分疲れもとれた。

[朝食メニュー]

外を見ると昨日と同じ雨上がり。Nokia 3120で、こちらでTelstraのSIMを入れるとPocketNewsというのが使えて、その中にWeatherがある。この手のサービスを使っても、一度や二度使ったからといって$30のチャージが直ぐになくなることはあるまい。ってことでBrisbaneの天気をリクエスト。リクエストするとその内容はテキストメールで戻ってくるという仕組みだ。なるほどね、こういう内容ならWebである必要は全然ないし、データ量も少なくてすむ。日本の携帯会社は皆Web化してデータ通信料を稼ごうとしているが、その何割かはリクエストに対してテキスト返信でいいはず。もっと利用者のことを考えてほしいね。

さて、天気予報によれば、最高気温は24度で、few showersとある。要するに2〜3回ほどにわか雨が降るかもしれないというやつだが、大抵の新聞やテレビの予報もshowerだったり、Webサイトではサイトによって晴れだったり、晴れ時々曇りだったり曇りだったりとバラバラである。全くどれを信用してよいのか分からないけれど、おおむね深夜から雨が降りだして夜明けごろに止むというのがどうもパターンのようである。ってことは、帰国の朝はまだ雨が残っているってことか…。

Rome Street駅

ともあれ、空も明るくなってきたので、予定通り "Australian Woolshed" に行ってみることにしよう。Woolshedとは羊毛刈り小屋のことで、ガイドブックによればここでは羊の毛刈りショーとか牧羊犬のデモンストレーションなどが見られるそうだ。地図を見ると道順を考えれば、最寄り駅はCentral駅よりRome Street駅のようだ。今までRome Street駅へは行った事がないので、今日はRome Street駅までゆっくり歩いてみることにした。宿からだとBirley St.を途中まで下り坂でそこからちょっと登って、今度は公園を転がるように下ってゆくことになる。階段がいいか遠回りの階段ではないところがいいか。一応帰国の朝を想定してトランクを転がすので遠回りすることにした。通ってみて分かったのは、やはり遠回りだし、いろいろ考えるとやはり帰国日はRome Street駅よりCentral駅にしたほうがよさそうだわ。

Ferny Grove

駅前の朝市

宿を出たのが8時だったが、Rome Street駅を8時16分に出るFerny Grove行きに間に合った。電車の中は日曜日朝の郊外方面行きなので空いている。Ferny Grove到着は8時50分で定刻どおり。終点の駅なのでもっとでかいかと思ったら、チンケな駅で改札も無い。改札は無いが無人駅というわけでもない。

City Railの駅の多くは無人駅で、今までのところ車内検札もないから、悪い心を起こせば無賃乗車だって出来てしまう。だが、見つかったら即時何百ドルかの罰金だし、皆さん当たり前にきちんと切符を買っている。ただし、無人駅では切符を買うのは自動券売機から買うわけだがコインしか使えないから要注意。そういう意味でもWeekly Ticketとかが楽チン。

Ferny Groveの駅を出ると駅前の広場というかそういうところで、蚤の市みたいなのをやっていた。面白そうなのでちらとみたが、いや、まずはAustralian Woolshedが先。

Australian Woolshedへの道

地図によれば駅前の広い道路を左方向(駅を背後に立って)へ道なりに行けば途中小さな川を渡って左手にテニスコートが見えて、まもなくのはず…なんだが、実際には15分ほどかかって、さらに平地から山に入るような道路+歩行者&自転車兼用道路なので、そういうところを歩いている酔狂な者はいない。いや、正確には地元民でウォーキングに励む人がいる。

こういう道なので基本的にはあまり歩いている人はいない Entrance of Australian Woolshed

すれ違うウォーカーと "Good morning"とか"Good day(グッダイという)"とかこちらからも声が出るのはやはりこういう人が歩くには寂しい道だからだろうか。ちなみにハワイで"Good day(グッダイ)"とかいったらきょとんとされるだろうな。あちらはやはり"Aloha"だから。

Australian Woolshed

上り坂で汗が滲んできたところでようやく見えてきた。どうもチンケな施設で期待はずれっぽい予感。まず入ると売店があり、チケットはレストランで買えと書いてある。売店には大したものは無い。売店のオバサンに"Good morning"と挨拶すると"Good moring, how are you?"とかえってきた。

Hi! Welcome to Australia!

店などでよく"How are you?"と単なるいらっしゃいませ程度の感覚で言われることが非常に多いけれど、こういうとき何というか。黙っているのは失礼である。さりとて中学で習うように、"I'm fine thank you, and you?"というのもちと丁寧すぎてまじめすぎてヘン。"Good, thank you."とかせいぜい"Good, thank you. How are you?" くらいに軽く流すとよかろう。後者は途中で切らずに一気に軽い調子で言うのがコツ。そうすると相手もそれなりにかえってくる(こないこともある)。逆に黙っていたらヘンな顔をされる(日本人観光客の多い土地ではそういうことはないかもしれない)こともかなり多い。

This is the woolshed

ともあれ、売店を抜けてレストランへ。チケット売り場があってここでAU$18を払うとシールを渡してくれて胸に貼れというので胸にはる。レストランを抜けて中に入るようになっているので、レストランでチケットを買えということだった。それにしてもこのレストランはクサい。いや、料理がクサいんじゃなくて、動物の尿のような臭いがプンプンするのである。よくこういうところで飯が食えるね。なぜこういうニオいがするかと思ったら、レストランとドア一枚隔ててそこが羊の毛刈りショーの小屋みたいなところだ。羊ってくさいのねぇ…こりゃたまらん。それに毛刈りショーにはあまり興味ないし。

小屋を出るといきなり数頭の羊が小屋脇の柵の内側に居た。こちらもやや驚いたが向こうも興味ありげに顔を柵から出してくる。近づくと臭いわ。顔も不細工なのから可愛い顔まで様々だ。

ここを出ると、うーむ、あとはなんじゃ、大したものは無いぞ。牛が小屋にいて、子羊が数頭居て…、ぐわ、これでAU$18たぁ詐欺だ。ちなみに、動物を見るだけならAU$7で、それに毛刈りショーと牧羊犬による羊の追い込みデモンストレーションを加えたコースがAU$18だ。

再びKangaroo

それにしてもつまらん、他に無いのかと思って上のほうにあがっていたら、そこは広い芝生で、真ん中にワニの檻があって、周辺にコアラ、ワラビー、エミュー、ウォンバットと節操無く買われていてそれらには触れない。ただし、放し飼いになっている芝生の上のカンガルーは自由に触れる。数は先日のLone Pineよりは多かったがケアンズのWild Worldほどではない。

昼間はボーっとしていることが多い をを、Qantas!
警戒中? 好奇心旺盛 ちょっと犬みたいです
おお、食い物か? なんだ、違うのか パウチに子供がいる
可愛いです、無茶可愛い

それにしても客が誰も無い。朝一番の客らしくて、芝生に入るとカンガルーが一斉に立ち上がってこちらを見て警戒する。ゆっくりと近づいてゆくと「なあ〜んだ、客だ」とまた居眠りを始めるのがほとんど。おや?パウチに子供がいる母親カンガルーがいるようだ。

ここでは餌は買わなかった(AU$3とアホみたいな値段、Lone PineではAU$0.50で量はここの倍くらいあった)が、もともと客が少なく?餌も高いからか、比較的餌に飢えているのかもしれない(笑)。立ち止まると何かくれるかと思ったのかゆっくりとよってきて段々周りを取り囲むようになる。デジカメを出すと、興味を持って鼻を突き出してニオイをかぎにくる。奈良の鹿のようなことは無いが、どうやらWild WorldやLone Pineは客が沢山くるので餌も沢山もらえるから、あえて自分から餌にはよってこないのだろう。

Dog show

カンガルーと結構ながく、すくなくとも30分くらい居たろうか。下に下りると係員のおじさんが声を掛けてきて「おや残念だね、lamb showを見逃したね!でも、これからdog showだからついていらっしゃい」というので、ついてゆくと先客に中年カップルが居て、客は筆者を入れて三名(爆笑)。それでもdog showが始まった。犬の種類はいわゆる白と黒のボーダーコリーと違って茶と白で短毛だ。係員の指示(声)を忠実に聞き分けてその指示にきちんと従って羊を追い込む。

羊を相手にしているときは、絶対吼えない、噛み付かないように訓練されているという。ひたすら勢いよく羊の周りを走ったり追いかけたりして、追い込むだけだ。たまに一頭群れから離れるのがいると、すぐにそちらの背後の回って群れのほうに戻す。これは実に賢い。羊を一箇所に固めておくときは、反時計回りにくるくる走り回り、次に時計回りに走り回りとして丸い群れにとどめておくということだ。そして柵の入口が開き、指示が飛ぶと羊をそこへ追い込んでゆく。追い出すときは方向によっては、犬は羊の群れの背中を駆け抜けて反対側に入って羊を追い出していたのが笑えた。これはなかなか楽しかったし、一度見たいと思っていたので大満足。だが、AU$18はやっぱり高いわ。

ふと空を見ると、先ほどまで晴れ間があったのが、一面の雲になって雨が降りそうだ。これはいかんといそいでAustralian Woolshedを後にする。帰路は下りだし足早に歩いたので10分ほどで駅前に到着。丁度10時33分の上り電車に間に合った。実質滞在したのは一時間ちょっとだ。これでAU$18の価値があるとはあまり思えないなぁ。

電車で行けるショッピングセンター

さて、昨日PCに入れておいたブリスベンの大きな地図を見ながら探したのが、駅に近いショッピングセンター。とりあえず見つけたのが次のようなもの。

名前 City Rail路線 最寄駅 最寄駅からの徒歩時間 便利度 規模
Indooroopilly Shopping Town Ipswich線 Indooroopilly 駅から1〜2分 B やや大
Toowong Village Ipswich線 Toowong 駅直結 A
Centro Toomble Caboolture線
または
Shorncliff線
Toombul 駅から500m、6分程度 C

ほかにも、Ferny Grove線のMitchelton駅に近いBrookside Shopping Centreというのがある。車窓からみるとAustralian Woolshedの帰りにMitchelton駅付近を見るとBrookside Shopping Centreはそれらしいものが何も見えなくて、天気も小雨交じりだったので下車は断念し、Toombulに行くことにしたがこれは結果的に正解だった。

Centro Toombul到着

ここは、Toowongのように駅直結ではないが、駅の前で雨の時はちょっと濡れるけれど大した距離ではなく目と鼻の先。規模でいえばToowongと同じくらいかもしれないが、Toowongは三層構造になっていて周辺もちょっとにぎやかなのに対し、Toombulはここしかないって感じ。

キーテナントは、食品スーパーのBI-LOとCOLES、雑貨のKマート、デパートのDAVID JONESである。他にいろいろなテナントも数多くあり、日曜日の郊外のショッピングセンターということでにぎわっていた。しばらく興味深げにいろいろ見て回る。

ランチタイム

時計は12時になり、おなかも空いたので、このあたりでどこか昼にしよう、それもフードコート以外でと思った。シズラーがあったが、ちょっとのぞくと結構待っていたのでパス。平日昼にシズラー一人は全然ヘンじゃないけれど、休日の昼の郊外のシズラーは家族連ればかりであるからやっぱ一人はヘンである。というわけで、CAFE BELLAというカフェで本日のスペシャルとやらを注文。中身はパンプキン・ラザニア、チップス(米国で言うフレンチフライ)、サラダ。それにBlack teaを別途加えて、料理がAU$9、紅茶が$3.10の$12.10。食べてみると、うーん、このラザニアまずい。海草みたいなのが入っているけどヘンな味出し。これならAU$4を切るMcCainのラザニアのほうが何十倍もうまいわ。

[昼食メニュー (Centro Toomble内のCAFE BELLA)]

料理は出てきたけど紅茶が出てこない。外のテーブルに座ったのでなかなかウェイトレスが通らない。ようやく一人来たので捕まえて、注文した紅茶がまだ来ないんだけどさぁ…というと、すぐに持ってきてくれた。日本でもたまにあるけれど、料理と飲み物を頼むと飲み物が忘れられるってのはよくある話。

Centro Toombul内を歩く

座ったテーブルの通路を挟んで向かいがめがね屋さん。ふと店内を見るとこちらに背を向けて座っているTシャツにローライズジーンズの若い女性客が背を丸めて店員となにやら話している。目を下にやると、なんとまあ半ケツ状態でおしり肉の割れ目ちゃんがかなりコニャニャチワしているじゃん(爆笑)。

食事を終えてゆっくりと紅茶を飲んで休憩を終えたので、再びショッピングセンター内探索。Kマートに入ってFootwareのところを見ると、なんとToowongではおよそAU$25だった紳士用のムートンショートブーツがここではAU$16.90だわ。こりゃ買わない手は無いと、サイズあわせ。8-9が丁度良い。いくつかの中から良さげなのをだしてレジに向かう。あーあ、買っちゃったわん。

Muffin Break

二階のフードコートコーナーへ行くと、おや、Muffin Breakがありましたね。さきほどお昼を食べて間もないですが、それから店内をかなり歩き回ってくたびれたので、カプチーノ(マグ)とバナナマフィン(Muffin Breakに似合わず小さめだなぁ)でAU$6.20。AU$10札とAU$0.10コイン2枚を出したのだが、戻ってきたのはお詫びとともに大量の小銭。$2硬貨や$1硬貨が切れていて…と申し訳なさそう。おかげでポケットの中がAU$0.50やAU$0.20硬貨で一杯。後から考えればあとAU$1だしてやればAU$5紙幣でおつりがもらえたのね(笑)。でも、こちらも$1硬貨がなかったんだわ。

Centralへ戻る

結構休憩したので時計を見ると14時15分。一階の店のあるフロアに戻り、本屋というかニュースエージェントっぽい店(NEXTRA)で特売になっていた本("In the Forest")をAU$5.95で購入。ここでAU$5紙幣とさきほどのおつりの小銭からできるだけ多くの枚数で$0.95を出す(笑)。ふう、ポッケが軽くなりましたとさ。外へ出るととりあえず雨は止んでいるが、また小雨がいつ降り出してもOKみたいな天気で素直にCentralのほうへ戻ることにする。この駅はShorncliff線とCaboolture線の二本が通っているので本数も比較的多くて便利。

Central駅を出て、途中の店を覗きながらまだいっていない方向、Eagle St Pierのほうへ向かう。時刻は15時半ごろだがまだ出店が出ているけれどぼちぼちお片づけの時間のようだ。市営のフェリーはここからも出ている。ブリスベン川の両側を交互にとまりながら進んでゆくのかと思ったらどうも違うようだ。それぞれ対岸と結んでいるだけみたい。うーん、川を渡るため?

お買い物タイム

再びQueen St. Mallのほうへ戻る。ぼちぼちお夕飯の買い物だが、その前にMyer Centreの中にあるJuice Stationでオレンジジュース(小)を一杯。ここは小さいのがAU$1.00、大きいのがAU$2.00と他店よりずっと安いのである。ここでフードコートに座ってジュースを飲んで何気に隣の店を見たらsushi rollを売っている店。見ていると結構多くの人が買ってゆく。アジア系も買えば、オージーも買う。夕方の店じまい前なので、rollは通常AU$1.80程度のものが、3本でAU$4、4本でAU$5と安くなっているのでこれを買うことにした。

海外で寿司とは…と思うが、実際のところこちらの巻き寿司は日本のそれと似て非なるものであることはその具からも証明できる。サラダ+アボカドとか…。何を頼んだか忘れたが、四種類を頼んでAU$5を支払う。さすがにこれだけってわけには行かないが、ここのCOLES EXPRESSはEXPRESSだけあって品揃えが今二つくらいで夕方はレジが猛烈に混むので避けて、Queen StとEdward Stのコーナーの建物の中にBIG Wと一緒に入っているWOOLWORTHへ向かう。ちょっと遠回りになるが、絶対こちらのほうがオススメ。

ここで、WOOLWORTHブランドのパック入りコールスロー(小)、マンダリンオレンジ、ヨーグルト、土産のTIMTAM袋入り(会社で配るため)、大好きなBaked Beansの小さな缶があったのでそれと、あと部屋の備え付け紅茶がなくなってきたのでプリンスオブ・ウェールズ10p入りを買って部屋へ戻ったのが17時前と早い。

部屋で

いつものように手早く、電子機器の充電を開始し、シャワーを浴びて洗濯機を回す。その間に食事。だが、いつもと違ったのは、洗濯物が偏って脱水が途中で安全停止していてそれに8時半まで気づかなかった。これは失敗。しくじった。

[夕食メニュー]

というわけでまた明日。

(第4日目終了) 

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