ノイズキャンセリングヘッドホン MDR-1000X 10日ほど経過

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SONYのノイズキャンセリングヘッドホン MDR-1000X を通勤時に使い始めて10日ほどたった感想を。

ピカ一のノイズキャンセリング性能

通勤で電車に乗るのは座った状態で1時間ほど。うち半分は地上で半分は地下という状況。当然、地下はうるさいです。

iPhone付属のEarPodsなんか、走行ノイズに負けて全く役に立ちません。車内でEarPodsを着けている人は多いのですが、あれ、絶対ちゃんと聞こえていないです。

EarPodsなんかと比べちゃ可哀想ですが、MDR-1000Xのノイズキャンセリングは半端ないです。スイッチを入れると、本当にすーっと静かになります。MDR-XB950N1も遮音性が高くノイズキャンセリングもよく効きますが、MDR-1000Xを使ってしまうと、もう他のノイズキャンセリングはノイズキャンセリングじゃない感じ。

さらにアンビエントサウンドモードのボイスは結構実用的です。音声周波数だけを通す感じになります。丁度車内アナウンスだけを通してくる感じなので、慣れない路線だと威力発揮です。

意外に使いやすいタッチセンサーコントロール

最初はミスタッチもありましたが、直ぐに慣れたのが右側ハウジングのタッチセンサーコントロール。これで戻し・送り・音量上下・停止/再生を切り替えられます。どのボタンだったかごそこそしなくても、右手ですっと撫でるだけでOK。コツは中心からなぞるのではなく、ハウジングの端から端へすーっと撫でること

さらに特筆すべきがクィックアテンションモード。いちいちプレーヤーをとめたりせずに、右側ハウジングを手で覆うだけで、外音が入り再生音量が絞り込まれるので、外のアナウンスや音が聞こえます。これはもうウルトラ超便利。ヘッドホンをずらしたり、外したりは不要。右手でハウジングを覆うだけで普通に会話できます。

素直な再生音

ノイズキャンセリングヘッドフォンではありますが、ある程度慣らすと、音は意外と素直な感じ。XB950N1とかの強力な低域に比べると数段おとなしくナチュラル。高域は高くまで伸びているわけではないけれど、聞きやすくまとまっています。それでいてBOSE QuietComfort 35のように蒲鉾音域でもありません。



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欠点とはいえない欠点

欠点とはいえないかもしれませんが、ノイズキャンセリングオンの状態で再生を止めると、ホワイトノイズが結構多いです。MDR-XB950N1はここまで酷くはありません。しかし、再生のじゃまになるとかそんなことはないのでまあ良しです。昔のカセットテープのヒスノイズのような気になるものではないようです。

便利な折りたたみ

スィーベル機構だけではなく、ハウジングが内側にも折れるので、スィーベルで平にして、片方のハウジングを内側に折り込むとかなりコンパクトになり、バッグの隙間にも入るようになります。当然のことながらヘッドホンケーブルがないので全然煩わしくありません。

確かにBluetoothイヤホンに比べたら嵩張りますが、細いケーブルを何かに巻きつけたり左右が絡んだりすることが皆無なので、むしろバッグの中ではお行儀が良い方です。

総合評価

室外に持ち出すヘッドホンとしては高めですが、これは音が気に入って、価格が許せるなら絶対オススメです。通勤時に静かな曲を聞きたいとか、語学勉強したいという場合には非常に役に立つと思います。

また、通勤ではなくても、静かな曲をかけて集中したいときには非常に良いと思います。



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