WSJ(デジタル版)購読のススメ

WSJ(デジタル版)購読のススメ

日本のビジネスパーソンというと、日経新聞を読まないと…みたいな暗黙の了解があるような、ないような、と思うのは考え過ぎでしょうか。

予めお断りしますと、私はアンチ日経新聞派です。とはいえ、全部否定しているわけではありません。日本企業の情報に関しては、おそらく国内の新聞メディアで一番くわしいのは間違いないです。ここまで色々報道している新聞メディアは、業界紙を除けば他には無いです。

ただし、日経新聞が優れているのはそこだけです。日本企業の情報に詳しいのに比べて、海外系はさっぱりです。海外系は配信を受けた記事ばかりが目立ちます。新聞の構成として、経済誌を前面に出すのではなく、一般紙と似たような構成をとり、テレビ・ラジオ欄まであるものですから、社会に出たばかりの新人さんは、これが一般紙であるかのような勘違いをしてしまいます。

別に悪くはないですが、日経新聞を読むなら他の一般紙、海外経済紙も読んで見るほうがいいと思います。

価格とか考えると、オススメはWall Street Journalです。デジタル版だと3,130円/月と大抵のデジタル新聞より安いが同等程度です。

なんといっても、これのいいのは、日本語版・US版(英語)・ASIA版(英語)・EUROPE版(英語)・INDIA版(英語)・中国版(中国語)がこの料金で読めること。英語圏発の情報を英語のまま読むのは実は大変重要です。日本語版は英語版の単純な翻訳ではないです。英語版にしかない記事が多くあります。基本はUS版だと思えば良いです。同じことを取り上げていても日本のメディアとは随分違った見方をしている場合もあります。多角的な見方ができるようにするには、大変重要な素材だと思います。

3,130円が高いか、安いか?日経と一緒にとるとかなりの出費になります。そこに一般紙が加わると….ですね。さらに携帯・スマホの月額とか入れると、合わせるとそれなりの出費です。WSJは購読し、日経は気になる記事があるときだけ一部売りを買うという手もあります。一般紙は大したことないので、Webだけで十分かもしれません。

日本の新聞だけで世界の情報を得るのいは相当無理があるのは間違いありません。特に若い人は、仕事・職種を問わず最低限英語が読めないと先が広がりません。その道具としてWSJを使うのもいいと思います。



【広告】

住まいと日常カテゴリの最新記事