ノートPC三種のストレージ速度

ノートPC三種のストレージ速度

今手元にあるノートPCは以下の三種。

  1. 東芝 dynabook AZ65/B (Core i7-6500U, 1TBハイブリッドドライブ)
  2. LENOVO LEGION Y520  (Core i7-7700HQ, 256GB-PCIe NVMe/M.2 SSD, 1TB-HDD)
  3. ASUS TransBook T304UA (Core i5-7200U, 256GB-SATA SSD)

CPUもまちまちなので速度の単純比較は無意味ですが、Crystal Disk Markでの測定結果を見ると、それぞれの特徴をよく表していることがわかります。


dynabook AZ65/B

ハイブリッドHDDというとSSDとHDDのいいとこ取りのように聞こえますが、そんなことはないです。平たく言えば、HDDのキャッシュ的に容量の小さめのSSDを使うだけです。なのでランダムアクセスにはあまり効果はないし、書き込みには基本的には効果は見込めません。

まあ、HDDとしてみれば普通でしょうか。

LEGION Y520d

PCIe NVMe/M.2のSSDだけあって流石に今や前時代的になりつつあるSATAより桁違いに速いです。体感でも本当に速い。アプリの起動が大げさじゃなく瞬時に近い。

これからモバイルノートを選ぶなら、PCIe NVMe/M.2のSSDを選ぶべきですねぇ、間違ってもノーマルHDDのものは選ぶと後悔する….かも。もちろん容量次第ですが。



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TransBook T304UA

こちらは極普通のSATA SSDです。

まあ、SSDとして良くも悪くもない普通です。ただ、従来のHDDベースのPCに慣れていると抜群に速く感じますが、すぐに慣れます(笑)。

三種を使ってみると…

T304UAのSATA SSDは普通に感じます。その分AZ65/BのハイブリッドHDは基本的にはHDなので遅く感じますが、起動して暫く使っていると、SSDのキャッシュ効果が効いてきて多少速くなります。同じアプリを何度も起動すると効果抜群(笑)。それに比べるとY520は怖いものなしの速さです。NVMeのSSDはcドライブの256GBだけですが、システム領域とよく使うデータを入れておくと格段に速いです。

もし、この先モバイルPCを買うことがあるとしたらPCIe NVMe/M.2のSSD仕様のものを選ぶべきです。まだまだ少ないですが、普段一番良く使うストレージアクセスで抜群の効果があるので選ぶ価値はあります。



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