壁面収納、パナソニック キュビオスとパモウナ CA

壁面収納、パナソニック キュビオスとパモウナ CA

今のマンションに引っ越した時は、とりあえず間に合わせにリビング収納はそれまで使っていた書棚などを並べて、そのうち壁面収納を買おうなんて言っていて、あっという間に10年以上経過。

思っているだけでは世界は変わらない!(そんな大げさな)

先日、マンションの管理組合の口利きでリフォーム相談会が開かれて、ちょうどキッチンのガスコンロが古くなって来たので取り替えようってことで業者さんに相談。ついでに、壁面収納も聞いてみました。

初めて聞いたパナソニックキュビオス

その時に、紹介されたのが「パナソニック キュビオス」というもの。家具というよりは、ハウス設備メーカーの作ったキッチンシンクなどに近いリフォーム的な存在。

もう一つ、前から私が目につけていたのは純粋に家具屋さんで扱っている「パモウナ CA」です。パモウナは食器棚とかキッチン収納を得意としていたもので住宅設備ではなく家具です。

パモウナ CA」については以前実物を見たことがあるのですが、「パナソニック キュビオス」は見たことがありませんでしたので、自宅から最も近いパナソニックリビングショウルームに足を運んで見ました。行ったショウルームは結構小さめでして、「パナソニック キュビオス」も少数展示があるだけでした。

壁面収納に求める最低条件

確認したかった点は二つ。

  • テレビ(現在は42型)を据え置きや収納壁面固定ではなく、アーム取り付けができること。テレビの類をアーム取り付けにすることで、テレビが地震で倒れたり落下することを防げますし、裏面の接続を変える時も非常に容易で何よりテレビの下部が想像以上にスッキリします。
  • 希望は壁面収納ですが、パソコンデスクというか自分のスペースもその中に作りたいわけです。現在も42型テレビの隣が幅80cmのパソコンデスクとオカムラのBARONチェアを置いての自分のコーナーです。ただ、形だけのパソコンデスクというのもあって周辺機器一切なしでノートパソコンくらいしか役に立たないものが多数ありますので、そういうのは論外。

さて、上記の点を、パナソニックリビングショールームと、パモウナCAの取扱店である島忠で見て見ました。



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パナソニック キュビオス

上記二点についてチェックしました。

  • 据え置きか壁面(背板)に固定しか選択肢なし。係員の方に聞きましたが、ご自分で用意していただくしかないというつれない返事で、やる気なし。
  • パソコンデスク部分はひどい。ライティングデスクと同様の構造ですが、注意書きに手をつくな(構造上これは仕方ない)、上で筆記するなということが書かれていて、そもそもデスクじゃないじゃん。基本的なつくりが本棚に配線穴が空いているだけの代物。モニターアームでモニタをつけて(現在もそうしています)、ルーターやLANスイッチ、UPSやらMac mini 2台等々をうまくレイアウトできる余地皆無。
  • キュビオスは結構高いのですが、値段の割には質感がまるでない。なんか、すげぇ、安っぽい仕上がりなのです。ディスカウントショップの家具に毛が生えた感じ。流石に太鼓じゃないですが….。
  • 何より、キュビオスはリフォームという前提に立っているので家具設置じゃなくて施工なのです。だから施工費用が結構かかります。(二桁万円)。さらにそれとは「リフォーム施工」の視点なので、ACも壁面のコンセントを加工して直接キュビオスのコンセントに引っ張りkむので、電気工事士による工事が必要になりここでも金がかかる。

結局、キュビオスには何一ついいことがありません。

パモウナ CA

  • パモウナは家具メーカーです。リフォームではありません。したがって搬入設置はあれども電気工事とかありえませんし施工でもありません。まずここが違う。すなわち純粋に家具です。だから島忠でオーダーできます。施工と行った大げさな金食い虫ではありません。
  • テレビはアーム対応で、オプションにてアームがつけられます。合格!
  • パソコンデスク。100%満足とは言いませんが、モニターを置くであろう台は背板までびっしりではなく、配線スペースも兼ねて数センチの隙間が空いてます。さらに上部にはルーターなどを置くスペースがあり、下部には10cmほどの高さの配線スペースがあり、ACテーブルタップやACアダプタなどのゴシャゴシャを収納できます。これはミニマム条件を満たしている感じで、作りもしっかりしています。限られた条件で実用性をよく考えています。

結局

これまでで明らかですが、どこを比較してもキュビオスにいいところはないです。なので、パモウナに決定。



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