定年後を考える定年のずっと前からです

このブログを読んでいただいている方で、定年間も無くという方もいらっしゃるでしょうし、定年なんか過ぎて久しい人も、あるいはまだまだなんて人もいるでしょう。

人生で就職、結婚に次いで転換点になるのが会社勤めの人ならば定年ですね。

定年になったら….ゆっくりしよう、クルージングの旅に出よう、あるいは一旗揚げたい・一国一城の主になりたい、まあ、色々夢はありましょう。

しかし、ちょっと待ってください。

私も定年を過ぎた年なのですが、私の諸先輩で定年になってあるいは早期退職で起業した人たちで成功した話なんて聞いたとこがありません。うまくいっているのは、もっともっともっともっと早い時期に方向転換した人だけです。

そりゃそうですわな、世の中そんなに甘くない。

60歳まで会社勤めをしていて、いきなり起業してうまくいくわけがない。バクじゃないんだから夢を食って生きてはいけません。独り立ちを目指すならば思いつきではなく、もう、サラリーマンになって10年程度でその道を決めて、自分のあるべき姿を描き、現場とのギャップを洗い出し、どうやったらそれを埋めていけるかを、10年、20年単位で考えるべきです。それをいきなり定年近くになってうまくいくのは極めて稀です。

起業はしないとしても、退職金で…というのは夢ですわな。

しかし、現実は厳しいです。

定年後の生活….真面目に考えるならファイナンシャルプランナーにでも相談するのがいいでしょうが、所詮他人事。

できそうで、なかなかできないのが、食費はいくらにして、趣味はいくらにして…..なんて計画。これがうまくいくのは、毎月きちんと予算を立てて家計を回しているケースだけ。

大体のオタクは、毎月の支出で極端な凸凹はないはずです。旅行とか慶弔とかそうしたものは別にして定常支出はある程度決まっています。まずはそれをベースに考える。

第一歩としてその定常支出をカバーするだけの費用を定常収入とします。年金は満額65歳からとして、それとの差額はいくらでしょうか?それがまかなえれば、とりあえず生活を極端に落とすことなく過ごせます。

さあどうしますか?

退職金使っちゃっていいの?

会社によっては退職金を企業年金として運用するところもあるので、それを使うのも手です。でも、家のローンは?退職金で残額を支払いますか?そうすると残るのはいくら?

先の話で毎月いくらないと今の生活を維持できないですか?年金はいくら?

よーく考えましょう。

考えるのはいくら早くてもいいです。早いうちならまだまだ将来の選択肢があります。仮に起業するにしても、30で起業したら失敗してもやり直しはできますが、60で起業して失敗したら基本的には奈落の底です。後がない年齢なのです。

夢のマイホームを買うのも結構ですが、定年後まで考えて借金しましょう。