MVNOの比較記事について

キャリアは高いからMVNOを、あるいはセカンドスマホのためにMVNOを、という方も多かろうと思います。

いいんですよ、私だってmineoとUQ mobileを使っていますから。

しかし、これから選ぶという方、何を選んでいいかわからない。量販店に行くと店の都合の良いMVNOを勧めてきますけど、それは店の都合に良いのであって利用者の都合を考えているわけではありません。

では、ってことでググってみると、比較サイトは山ほどあります。

しかし、よく見てください。

ほとんどのMVNO比較サイトは、カタログスペックだけで料金や速度比較をしており、実際の通信速度を比較したものではありません。料金だけを比べるには好都合ですが、実際の速度を比べるための情報はありません。下手すれば「実測」なんてタイトルにあるけれど、実測データは何もなかったりしますので、よーく読む必要があります。とにかくカタログスペック比較ばかりといっても過言ではありません。その程度の記事なら私にだって書くことができます。どうみてもステマだろってのも多数あります。

冷静に考えると、MVNOで大事なのはやはり速度とユーザーが増えたときの設備増強状況です。格安料金で設備を増強というのは経営的に考えて簡単ではありませんし、そこにはネットワーク運営のノウハウが必要です。なので、いきなりMVNOに参入しているEC系やWebサービス系のMVNO業者はユーザーから見るとあまり良い選択肢とは言い難い。

そういう意味でもともと通信系のセカンドブランドのUQはau系ですし、Y!mobileはSoftBank系でして、他のMVNOを圧倒する速度、キャリア並みの速度を出していますし安定しています。そこを不公平ととんでもない筋違い指摘をする総務省もいるのでどうなるかわかりませんが、キャリア系以外は安かろう悪かろうに揃えたいというのがお役人かもしれません。

MVNOではもともと通信などのインフラ系は強いです。関西電力系のmineoやIIJ系のiijmioなどは、UQやY!mobileほどの速度はでないですが、何より安定していますし、ユーザに向いた経営姿勢で常に改善努力をしているようで、問題があっても比較的短期に改善されています。

一方で、経験的に使ってみたけどうどうにも遅くて使い物にならないで即解約したのが楽天モバイル。今は知りませんが、私が使っていた何年か前は、そりゃひどい。当時はNifMoも持って居ましたが、NifMoでは安定的に繋がるのに、ひどいと楽天モバイルは100Kbpsとかうろうろ。全く使い物にならなくてねぇ、昔のモデム時代に毛が生えた程度。速い時はそこそこ速いようですが、あまりにも不安定すぎました。

先に書いたように総務省はUQやY!mobileのようなセカンドブランドを次のターゲットとして狙っているようです。しかし、現在のMVNO乱立のように、まあ価格面では確かに安くなったけど、通信品質はグダグダのなんちゃってMVNOばかりが乱立しているのではではどうにもなりません。総務省のお役人達は高給取りなのでMVNOとは無縁なのかもしれませんが、継続的な品質評価などもしてほしいものです。

ちなみに、MVNOの通信速度比較で、スピードテストアプリやスピードテストサイトを使っているものは疑ったほうが良いかもしれません。いや、テストが悪いのじゃなくて、MVNO側が通称スピードテストブーストといって、スピードテストの通信だけを高速に通すような設定をしているところがある(あった)ようでありまして、やたらスピードテスト結果は速いけど、実際はだだ遅いなんてのもありえます。

格安スマホ回線研究所(http://yesmvno.com/speed-hikaku-no2/)

このサイトの記事は参考になると思います。

ぶっちゃけ、キャリア以外だと速いといえるのはキャリアのサブブランドのUQやY!mobileだけ。あとはどんぐりの背比べですが、比較的安定していてユーザーを大切にする姿勢が見えるのはmineoとiijmioですかね。経験的にはNifMoも結構安定しています。それ以外はぼちぼちなので個人的にはオススメできかねます。

まあ、スマホ一台なら悪いことはいいません、大災害発生時なども考えると三大キャリアのどれかにすることを強くお勧めします。ただ、2台持ちなら2台目はMVNOでいいと思います。ってか、キャリアを2回線持つ積極的な理由があれば別ですが、今以上にキャリアを儲けさせる必要もないでしょう。あえて2回線キャリアをもつなら、非常時を考えて別キャリアにすべきです。

いかがでしょうか?

世に溢れるMVNO比較の雑誌記事やサイト情報なんて実のところほとんど意味がないと思います。価格だけで決めると間違いなく後悔します。利用者評価もステマの可能性が非常に高いのでこれまた信用ならず。実測とうたっていても実はカタログスペックの羅列に終わったり、実測していても携帯電話は電波状況・時間帯・基地局の混雑具合・場所などでまるで違いますので、あまり深刻に捉える意味はありません。

MVNOを選ぶならインフラ系・通信系が無難です。インフラ運営ノウハウや技術力も新入りのなんちゃってMVNOに比べるとはるかに高いです。


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