出発当日 (2005/5/4[水])
天候:晴/東京

出発

いよいよ出発の日だ。今年は4月28日から連休なのだけれど、いろいろと予定もあったり、妻が突然軽く熱を出して二日ほど寝込んだりしたので結構忙しくて、その合間に旅の支度となったから、もう眼の回る忙しさだった。幸い妻も回復し、予定通り出発することになり、持参物の最後の確認なども大変に慌しかった。

当初は京成スカイライナーをやめてケチって京成上野から普通特急で行くつもりだった。しかし、いざ京成上野へついたら気が変わって、やはり座るのが楽チンのスカイライナーにすることにした。920円ほどの乗り心地の差はないけれど、まあ、やはりスカイライナーに乗らないと海外旅行という気にならないのもこれまた事実でまんまと京成の罠にはまってしまう。

スーツケースは前日にABC空港宅配便にて成田空港第2ターミナルのABCカウンターへ届くように手配済みだから、自宅を出るときの荷物は手回り品のリュックだけ。PCとデジカメを持たなければ、つまり一般旅行者の荷物にとどめておけば、筆者の荷物は間違いなく半分くらいになるであろう。だが、その分、楽しみを記録する手段も減るわけだ。

京成スカイライナー

自宅を出たのが15時過ぎで、京成上野でスカイライナーにしたがためにえらく時間が余ってしまい、乗ったのが16時40分のスカイライナー。その気になれば余裕で16時20分の普通特急に乗れた、20分後のスカイライナーを選んわけだが、それでも成田では時間に余裕がありすぎで、このままでは17時41分に第2ターミナルに到着となる予定だ。

スカイライナーは京成上野からでは、ガラガラであったが、日暮里で大勢乗ってきてもようやく乗車率50〜60%ほどで空席がかなり目立つ。もう、出国ピークはとっくに終わって、帰国ピークに差し掛かっているからだろう。GW中ということで相当に余裕をもって自宅を出たのだが、この調子ではチェックインカウンターもガラガラだろう。スカイライナーに一人で乗るときはやはり一人旅の寂しさを感じてしまうのは歳をとった証拠か

Webチェックイン

チェックインといえば、今回は初めてJALのWebチェックインをした。自宅のPCからWebチェックインしたときに、予約した35Aから座席を自分のすぐ後ろにはシートがない39Aに変更した。この時点では39Bと39Cは空席だが、三列占有なんてのは甘いだろうなぁ。ちなみにWebチェックインした場合は、原則として空港では自動チェックイン機でチェックインするらしい(もちろん有人カウンターでも可能)。羽田も自動チェックイン機が増えたが成田も増えたらしい。

17時41分、予定通り空港第2ターミナルに到着。3Fの出発ロビーのJALカウンターは拍子抜けするほど人がいなくてガラガラで閑古鳥が鳴いている状態。これほどまでにGW終盤になると成田出国者は減るのだろうか。もっとも、今からだと乗るフライトはおそらく20時ごろ以降のものが多いに違いなく、フライト数も減ってくる時間帯であるのは間違いないがそれにしても少ない。考えてみれば筆者の乗るJL761便(21:35)は最終出発便の22時発ホノルル行きまで数便しかないようなフライトだから、なおのこと成田も空いてくる時間帯である。

Nokiaストア 成田空港第二

京成あるいはJRの改札を抜けてすぐ右手にある自動チェックイン機は午前中のみ使用らしく午後からは出発ロビーの自動チェックイン機でするそうであまり意味がない。その前にB1のNOKIAショップに立ち寄って702NKの白くて小型のACチャージャー(AC-1U)を買おうと思ったが置いていないとのこと。役に立たないショップだ。

国際線自動チェクイン機

3Fの出発ロビーまでエスカレーターであがり、まずはABCで荷物を受け取って代金をJALカードで支払う。次にHアイランドに行き自動チェックイン機でチェックインする。実際には閑散としているところへ案内の女性が一人いるものだから、事実上全て彼女がやってくれ、チェックイン開始からボーディングパスが出てくるまでに三十秒ほどで終わってしまった。慣れればこれは確かに速い。預ける荷物がなく手回り品だけの場合は、これは非常に速い手段だといってよいのでオススメだ。筆者の場合は、スーツケースがあるので案内されるまま隣で預ける荷物のセキュリティチェックを受けて、窓口で荷物を預ける。順番待ちはあったが、チェックイン済みであるから処理時間は短い。

搭乗まで

自宅へ電話を入れたあと、腹が空いてきたのでいつものように讃兵衛で梅香うどん(850円)を食べる。今日のはうどんがやけにやわらかい。まあ、それでも成田空港のそじ坊よりマシというものだ。いつもの店でいつものメニューなので落ち着くのが嬉しい。

[夕食(成田空港第二ターミナル 讃兵衛)]

食べたら出るというわけでトイレで所用を済ませたが、なんだかガスがパスパスしているし、危ない雰囲気(素直に放屁できない危うさ)がある。愛用の整腸剤は持ってきているが未開封にしてスーツケースに放り込んだまま。うーむ、こういうときは日本伝来の整腸剤。梅だぁ。というわけでASAHIの梅ぼし純を購入。しそで漬けた梅干を種を除いてドライにして成型したもので、本物同様の酸っぱさと塩辛さがあるが、いく粒か食べたらお腹も落ち着いた。さすが古来の知恵。なんせ、フライト中に頻繁にトイレに立つのはかなわないからねぇ。それも我慢できるやつならいいけど、できないタイプになると困る。

書店でニューズウィークなどを買って、セキュリティチェック(ここもガラガラ)、出国手続(ここに至ってはほとんど出国者もいないありさま)を終え20時:20分にA66ゲートへ到着。出発までまだ一時間以上もあるじゃん。考えたら妻も娘もいないので免税店で時間を潰すこともないから、余計に時間があまってしまう。

JL761便で三列独り占め

写真を撮ったり、さきほどの雑誌を読みながら時を過ごす。出発30分前になっても待合はかなり空いている。これだとABC三列独り占めが期待できそうだ。そしてようやく搭乗開始し、21時20分JL761便のドアが閉ざされたがBとCは空席のまま。やったねヤマちゃん(古い!)。これで楽だしいつでも思うままトイレに行けるぞ。そして後ろに気兼ねなくシートを倒せるぞ!というわけで、空いているならこの席はオススメかもね。ただし、当然のことながら機材やシートコンフィグによってこの位置のシート番号は変わるので念のため。

JL761便は21時30分にターミナルを離れ、フライト時間はアナウンスで8時間10分と短め。アナウンスを聞きながら梅ぼし純をシートポケットに放り込む。どうせ持ち込めないから残してゆくんだしね。21時43分離陸開始。

このあとは機内食が配られて、ワインをお供に頂いて…というお決まりコース。選んだのは和食の鳥釜飯風というやつだがまあまあかな。所詮機内食だしね。食事を終えてそうそうにトイレで小用を済ませて、リュックからアイマスクを出して寝る体制に入る。食事が終わるまで「世にも不幸な物語」とやらを見ていたが、これはイマイチでスパイキッズのほうが面白い。予告編ではちょっと見たいと思ったが見なくてよかったわ。

というわけで出発日は終了。

[夕食(機内食)]

(出発当日終了)

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