現地第四日目 (2006/1/14[土])
天候:曇りのち晴れ

土曜日の朝

昨日で仕事の第一弾は終わり来週からの第二弾を前に今日と明日は休日である。朝起きたのは午前7時。いつものようにMercure Sydneyのレストランのビュッフェで朝食を済ませ、身支度をして9時ごろホテルを出る。

予定は、一昨年行こうと思って行きそこなっていたMarket Cityへ行き、そこからTown Hall駅に出てCity Railの1日乗車券(Day Tripper)を買ってBondi Junctionへ行くこと。昨日のうちに調べたのはBondi JunctionにWestfiled Bondi Junction他の郊外型ショッピングゾーンがあることだ。やはり、筆者は海外のショッピングセンターが好きなのである。それでもまだまだ時間はあるからどうするかはまだ決めていない。

朝のうちは曇っていたがホテルの外へ出るころには晴れ間が広がってきた。暑くなりそうな一日だ。

Market City

Mercure CityからGeorge Street沿いにTown Hall方向に歩いてゆくと左手にMarket Cityがある。

Market Cityには映画館(CINEMA)もある

Market Cityのすぐ近くがチャイナタウンなので、このあたりは中国人が非常に多く、店の品揃えもちょっと違うし価格は全体的に安いようだ。

交差点の反対側から見たMarket Cityの全貌
Market Cityのそばで見つけた上部が金色の枯れ木
いったい何?

Market Cityの中に入ると、小さな屋台のような店が数多く並ぶ。バリエーションに富み数も多いので見回っていても全然飽きることがない。ここでカンガルーの絵の書いた鍋つかみ(AU$2.00)、マウスパッド(AU$2.00)を購入。いずれも普通のショッピングセンターで売っているものの半額以下で、ちょっと得した気分。

Market Cityを一通り見たので、外に出てTown Hallのほうへ行くべく歩いていると、現地の知り合いから筆者の携帯に電話がかかってきた。実は、彼とは以前からの顔見知りでもあり、出張の折に食事でもしようということになっていたのである。17時半にMercure Sydneyへピップアップに来てくれるというのでお言葉に甘えることにした。

City Rail

Town Hallまで歩いてゆくのはたいした距離ではないけれど、だんだん暑くなってきた。City RailのTown Hall駅でDay TriperのチケットをAU$15.00で購入し、Bondi Junction行きの電車に乗る。

City RailのTown HallとかCentralとかの大きな駅では、改札を入る前に行きたい方面の次の電車がどのホームから出るのか良く見ないといけない。日本的な感覚だと改札を入る前というよりは、改札を入ってからどのホームからどの電車が出るといった電子表示があるものだが、こちらは改札を入る前にある。入ってからだと本当にそうしたタイムリーな電子表示は一切見当たらない。ホームにまで上がれば、次の電車と停車駅がホームのディスプレイに表意されているだけである。

基本的に方面とホームは固定だが、ある方面行きに複数の路線がある場合、どれに乗っても良い可能性が高く、その場合は次にくるその方面行きの列車はどのホームから出るのかを確かめなくてはいけないのである。

さて、この日はBindli Juctionと一つ手前の駅のEdge Cliffとの間は工事中(track work)であり、その間はバスによる代替輸送なのだそうだ。乗った電車の車内でも同じアナウンスがなされた。Town HallからEdge Cliffまでは、 Eastern Suburbs & Illawarra LineでMartin Place、Kings Cross(東京でいえば歌舞伎町のような歓楽街という話)、Edge Cliffと駅の数はたいしたことはないが駅の間隔がやや長い。

Edge Cliffに電車が着くと全員降りて、そのまま改札へあがって通り抜けて待っていたバスに乗るわけだ。Edge Cliff からBondi Junctionは電車ならすぐだと思うが、バスだと少々時間がかかったが、住宅街を通り抜けて思わぬプチ・ツアーが出来た。

Westfield Bondi Junction

Bondi Junctionに着くと、そこには大きなショッピングセンターがある。Westfield Bondi Junctionであり、450を超える店舗がテナントとして入っているという巨大なショッピングセンターだ。時計を見ると11時。

Westfiledに入る前に反対側のMallを歩く。日差しが強くて暑い。

Bondi Junctionのモール

ここで公衆電話からGlobal-Telを使って電話。その後Westfield Bondi Junctionに入る。いや、結構でかいぞ!

こんな感じ…って実際はかなり広くて断面がT字型になっている
全部で5だか6t階構造だったような…

中をうろうろするうちに、お腹がすいてきたので、何か食べることにした。そういえばまだKEBABを食べていないということで、KEBABが食べられるところを探すとあったあった、ありましたね。Level 4のTerras Food CourtにあるDergah Turkish Cuisineだ。

[昼食メニュー]

結構大きなKEBABでお腹も膨れたので、腹ごなしでショッピングセンターの中をウィンドウショッピングする。一

City RailのDay Tripperはフェリーやバスにも乗ることが出来る。ここからCITYへ戻るのに、さきほどの逆にしてもよいが、バス⇒電車に乗り継ぐというのも手間なので、最初からバスでCITYに戻ることにした。目的地はCircular Quayだ。

Double Bay

バスで揺られることしばし、Circular Quayに到着。ここから、14時45分のフェリーでDouble Bayへ向かう。Double Bayはシドニーの中でも有数の高級住宅街だ。一昨年は現地知人の案内で豪邸ツアーをした場所だ。今回は、フェリーでDouble Bayへ行ってみようというわけだ。

言わずもがなのハーバーブリッジ
オペラハウスはやはり海側(ポーとジャクソン)から見るのが美しい
オーストラリア海軍の船だろう

シドニーにきたら、やはりフェリーを楽しむべきだと思う。夏の暑い日差しの中でも海の上は大変気持ちが良い。そんなことを考えて景色を眺め、写真を撮っているうちにDouble Bayに到着。

フェリー乗り場は小さな桟橋みたいな感じでチンケである。しばし歩くと、うぉー、なるほど、ハイソで高級なショップが立ち並ぶ。うーむ、CITYやBondiとは全く違う雰囲気だ。しばらくこの雰囲気を楽しむが、ハイソな雰囲気に圧倒され、平民にはなすすべもなく居心地もイマイチ分不相応でよろしくなくて、フェリーの桟橋に戻る。

ハイソな雰囲気がいまいち伝わらないなぁ
さすがハイソ、クルーザやヨットが沢山
高そうな家!
フェリーの桟橋で人を恐れずに日差しを浴びている

次のフェリーまではしばし時間があるので、桟橋でカモメを見ながらバッグの中に入れた本を読む。

Circular Quayへ戻るフェリーに乗ったのは15時42分、Circular Quayに着いたのが16時20分だ。17時半のピックアップの約束には余裕で間に合う。City Railに乗り、Centralへと向かう。ホテルの部屋に戻ったのが17時だった。ここで一休みしてピックアップの時間を待つ。

OAKS

17時半ほぼぴったりに知人がホテルへピックアップに来てくれた。

向かうはOAKSというシドニーでは有名なステーキハウスだ。テラスのほうは既に満席であるが、ホールのほうはガラガラだ。まず、飲み物ということで知人はアルコールのほとんど入っていないライトビールを、筆者はは申し訳なく思ったが知人の進めでビールを頂く。

そして肉を選ぶのだが、冷蔵ショーケースのところへ行き好きな部位の好きなものを選ぶ。筆者はフィレを選んだ。注文するとその生肉(アルミ箔で下が覆われている)とアルミ箔で包んだジャガイモをくれる。これをどうするかというと、自分で焼くのである。

でかいグリルのところへ行って、アルミホイルのままジャガイモをグリルに載せ、肉はホイルから出して巨大な鉄板に載せる。塩・コショウをしてビールを飲みながら焼けるのを待つ。時々加減を見ながら焼き上がりを待つのは楽しいものだ。

焼き上がり直前にしょうゆをかけて風味をだして出来上がり。すべて自分の気に入るように焼けばよいのだ。自分なりの焼き加減であるが、肉は柔らかでジューシーで大変美味かった。

[夕食メニュー(OAKSにて)]

OAKSでの食事のあと、知人の車にのり知人宅へ。2004年のときも訪問しているのだが、諸般の事情で引越ししたので別の場所だ。かなり大きな家で、前回は居なかった犬が居た。家族は心配して犬を居間のソファの足につないでいたが、そこは犬好きな筆者のこと。声をかけながら正面から近づいてゆきすぐに仲良しになれた。仲良しどころか、その家の主人(知人)よりも私の言うことをきくくらいになり、知人はちょっぴりジェラシー(笑)。

知人との話は弾み、あっというまに夜の23時。さすがにこのまま居るわけにもゆかない。明日早くから知人も家族ででかけるそうで、それがなければ是非とまっていってもらったのにということだったが、ともかく、知人にホテルまで送ってもらい、軽くシャワーを浴びてベッドの中へ。

というわけでまた明日。

(第4日目終了) 

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