帰国便はJL772便(10時15分出発)なので、早めに起床し残ったすべての荷造りを済ませる。朝が早くて今日は朝食ビュッフェを食べていたのでは遅くなるので、オレンジジュースを飲み干して済ませる。
今回の宿のMercure SydneyはCentralの駅のすぐ近くなので、空港まではCity Railで行くことにした。ここでも基本的には早朝などだと電車が確実だ。幸いにも2004年のときにもレンタル携帯を水濡れさせてしまったことで、一度電車で空港まで行っているので勝手はわかっている。
行きよりも資料や土産で重くなったスーツケースを転がしながら、Centralの駅まで地下道を歩く。
日本の駅だと券売機がずらりと並んでいるが、こちらはCentralのような大きな駅でも数台もないくらいだ。それでも十分間に合ってるということだろう。CentralからInternational Terminalまでは片道AU$12.60だ。高いか安いかは微妙なところ。
City Railのホームは空港の地下にある。改札を出てそのままエスカレーターで上ってゆくと、自動的に空港のロビーの端っこにつく。ここで、まずVodafoneのレンタルSIMを返却しなくてはならない。建物の反対の端にあるVodafoneショップへ行き返却手続きを済ませる。これで筆者のNokia 3120は魂の抜けた携帯になったので電源を切り、バッグにしまいこむ。
出発ロビーへ上がり、チェックインカウンターのほうへ行くが、まだチェックインが始まっていない。だが、まもなくの様子なので、そのまま列のほぼ先頭で待つことにした。なんせ、重いスーツケースを転がしてうろうろしようなんて気にはならないからね。
チェックインが始まり復路は予定通りのエコノミークラスだが希望の通路側の席を確保。というのも、復路はデイフライトなので、トイレなどに気軽に立てるほうを選ぶのである。
チェックインまでの時間、妻に頼まれていた化粧品を買うことにした。本来なら往路の機内免税販売で買うつもりだったのが、生憎品切れだったのでこちらの空港の免税店(DOWONTOWN DUTY FREE)でESTEE LAUDERのPerfectionist [CP+]とやらを購入。
まだまだ暇なので、お土産物店を除きカンガルーのフリッジ・マグネットとオーストラリアの野生動物のカレンダーを購入し、本屋でAnita Shriveの本を一冊購入。
そういえば、空港にはKrispy Kremeドーナツがあったな、ということで、朝食代わりにドーナツ二個(トラディショナル・シナモン、オリジナル・グレイズド)とコーヒーを注文し、滑走路を望むカウンターテーブルにてくつろぐ。旅先でのこういう何気ないひと時というのは貴重だと思う。
残念ながらまだ日本では買えないKrispy Kreme |
そうするうちに搭乗時間も近づいてきたので、ぼちぼちゲートへ向かう。あとはひたすら帰るのみだ。
いつもの一人旅ならば、旅行記を書くくらいしか旅の後始末はないが、今回は仕事なので出張報告書を書かねばならないし、費用の精算も国内出張と違って格段にめんどくさい。それを考えると憂鬱になるが、まあ、仕事でも非常に有意義な出張であったし、おまけのオフタイムも楽しめたから、それくらいは致し方ない。
さて、次回の本物の一人旅は来年だろう。しばらくご無沙汰しているニュージーランドに足を運びたい。
(おじさんシドニー一人旅終了)