「お替わりはいかが? 〜1277〜」

1999.01.01 (Fri) ==========================

□ 元旦

 「お替わりはいかが?」を読んで下さっている皆様、あけましておめでとう
ございます。旧年中はご愛読頂き心より御礼申し上げます。今年も懲りずに駄
文を書かせていただきますので、よろしくお引き立ての程お願い申し上げます。

 1996年は世間はともかく我が家は特に大きな事件もなく無事に幕を閉じた。
そして1997年の開幕である。さて今年はどんな年になるのだろうか、何がおこ
るのだろうか、例年同様平凡な一年になるのだろうか。ちょっぴり不安でちょ
っぴり期待の新年である。

 一九九八年の幕が開けた。日本の現在の景気動向とは裏腹に、東京は非常に
穏やかな天気であった。私の記憶では元旦から大雨とか荒天だったという記憶
がない――都合の悪いことは覚えていないだけかもしれない――のは、どうい
う訳だろうか。特に晴天の特異日だなどという話は聞いたことがない。

                               ※
                               
 一体何事か。最初の段落は1996年1月1日の「お替わりはいかが?」の出だし
であり、二番目のそれは1997年1月1日、三番目は1998年1月1日の出だしだ。毎
回似たような書き出しかと思っていたのだが、そうでもなさそうである。

 今年の元旦も昨年同様景気とは裏腹に非常に穏やかな好天であった。希望と
しては今年後半から少しくらいは景気も上向いて欲しいとは思うが、現実には
景気回復傾向にあるといえるのは、来年以降にもちこされるのではないだろう
か。これ以上の景気の悪化はもはや他人事ではなく、自分の家計へも打撃がく
るのは確実になるだろう。今まではなんとか影響を逃れてきているが、それも
もう限界である。

 年賀状は例によってパソコン管理である。昨年末からOutlook98での個人情
報管理に移行したため、出し受け管理が非常にやりにくくなってしまった。も
ともと米国生まれのソフト、年賀状や暑中見舞い、歳暮に中元の出し受けなん
て存在しないから、そういう管理機能も持ち合わせていない。カスタマイズし
てそういう項目をつくることは不可能ではないが、そうするとCEとの連携で問
題になるので、現状ありのままの項目を流用するなどしてしのがざるを得ない。

 そんな風に、年賀状の整理をしたり、コンビニに行って携帯電話の番号11桁
への書き換えをしたり、購入したビデオのタイタニックを二度目にみたりして
元旦の一日も暮れた。

 今年は何がおこるのだろう、今年は自分は何をする事ができるだろう、自分
はどれほど進歩するのだろう。そんな期待と不安が毎年元旦に入り交じる。