「お替わりはいかが? 〜1286〜」

1999.01.10 (Sun) ==========================

□ ハワイ島紀行 〜8〜

 このあとは、ひたすら車は三時間ほど爆走。子供達は爆睡。ホテルに戻った
あと夕食はホテルの近くのシズラーというセルフサービス版ステーキハウスみ
たいなところでとった。このシステムが最初はわからなかったのだが、列に並
んでオーダーし、その先で飲み物などを受け取り自分で好きな席まで行く。し
ばらくするとウェイターがやってきて札を取って行く。そしてそれに対応する
料理をテーブルまで運んできてくれるわけだ。一応テーブルサービスがあるか
ら少な目でもチップは必要だろう。

 どうも、このコナの町は日本人客にはサービスチャージを上乗せしてくる店
が多い。このセミセルフの店は日本人客には最後に小さな皿に、「チップは含
まれておりません」とか書いた紙と、つまようじと、キャンディーをもってく
る(逆に言えばそれだけチップを無視する日本人が多いということだろう)。
実に嫌みったらしいシステムであるが、裏を返せばチップ制度をなかなか理解
できない日本人観光客が多いのだろう。かくいう知人の方も毎度毎度チップで
悩んでいるようだった。

4.現地第四日目

(8) 魚がいっぱいのビーチ

 昨日は遠出をしたので今日はカイルア・こなの近場でゆっくり過ごす予定だ。
朝食は、ホテルから歩いて数分のところにあるウォーター・フロント・ロウ内
のレストラン「ジョリー・ロジャー」でとる。ここでは子供は十歳以下だとい
うと(日本人は若く見えるしまして娘はクラスでもトップクラスのチビである
し、知人の子供の一人は九歳であった)キッズ・メニューが出てきて、キッズ
のブレックファストは$2.99で、トースト、スクランブルエッグ、ソーセージ、
飲み物付きとお安く量も手頃である。大人のほうも同じくブレックファストで
軽く食事である。朝から満腹というのは勘弁して欲しいので、ここは丁度良く
従業員も態度が良いし、眺めも抜群で気持ち良い朝を迎えることができるおす
すめの朝食ポイントである。ブレックファストメニューから選べば量は日本の
ホテルの軽い朝食に近いといえば理解できるだろうか。

 朝食後は、道路の向かいの空き地に朝市のようなものがたっているので、そ
ちらをみて回る。こういうところでは値切るのがあたりまえだが、よくみてい
るとアメリカ人でも値切る人もいれば、ねぎらずにそのままの人もいる。別に
日本人だけが言い値で買うわけじゃないようだ。ここでも現地の人との会話が
苦手ということなのか、日本人はほとんどいない(私にはそのほうがうれし
い)。結局特に買いたいものもみあたらず、ここはぶらぶらして終わりとなっ
たが、知人の奥様のほうは木製の写真たてを値切らずに購入していたようだ。

(続く)