「お替わりはいかが? 〜1356〜」 1999.03.21 (Sun) ========================== □ コンピュータへの恐怖 家族で池袋へ出かけた。義母と落ち合い食事をした後、妻と義母は女性の楽 しみであるデパートの洋服売場巡りへとでかけ、そういうところにはつきあい きれない私と娘は秋葉原へ向かった。あと何年かすれば娘も妻と一緒に洋服売 場をうろつくことになるのだろうが、今のところは大人の洋服売場は退屈なだ けであるから、私とパソコン屋にいったほうが興味を引く物がおおいと考えて いるらしく、私のほうについてきた。 私の場合自宅に近く通勤経路でもある新宿や池袋でたいていの場合は間に合 うのであるが、なかにはやはり秋葉原へゆかないとなかなか買えない物もある。 この日は、IBM WorkPad用のHotSyncケーブルを買いに行ったのである。 WorkPadには標準でクレードルがついているが、これは会社のPCと繋ぐべく会 社に置いてあるから自宅ではLet's note miniとつなぐために赤外線しかない。 しかしWorkPadの赤外線はヘボな出来で、CASSEIOPEIAは115.2Kでるのに、こい つはたったの38.4Kしかでないのでまどろっこしい。その上ACアダプタという ものはWorkPadには存在しないから電池の消費も大きくなってしまう。そうい うわけで自宅で使うためのHotSyncケーブルである。ちなみにCASSIOPEIA E-55にはACアダプタ、クレードル(ケーブル一体型でこれだけでPCと接続でき る)、そしてクレードルとは別に接続ケーブルがついているから、私のように 会社と自宅の両方で繋ぎたい場合でも別途ケーブルを買わなくて済む。別途ケ ーブルを買うのは仕方ないとしても、これが新宿や池袋では今のところ売って いないのは問題だ。それにひきかえCASSIOPEAのオプションは池袋や新宿でも 豊富に販売されている。この差が埋まらない限りWorkPadは所詮どこまでいっ てもマニアの玩具にすぎないと思うのだが...。 それはともかくとして、HotSyncケーブルはT-ZONEミナミにて無事購入でき た。娘のほうはといえば、展示してあるPCにインストールされているタイプ練 習ソフトにご執心でえらく熱心にやっていた。私などはタイピングが純粋の英 文タイプラインティングから始まっているのでローマ字入力なのだが、娘のほ うはカナ入力なのである。一本指で探しながらとはいえ、私がカナで打つより は速度は若干速そうだ。算数はとんでもなく苦手な癖に、テレビの歌手とかタ レント、あるいはコンピュータについては飲み込みが速いのが不可解と言えば 不可解である。キーボードを触るということについて、妻と娘の最大の違いは、 妻にはコンピュータというものにある種の恐怖感があるが、娘にはそれが全く ないことだ。 まあ、突き詰めれば妻はコンピュータを下手に触って壊すと後が怖い、娘は 単なる怖い物知らずってことなのだろう...。