「お替わりはいかが? 〜1446〜」 1999.06.19 (Sat) ========================== □ 再インストール 〜1〜 ふと思い立って愛用のA5サイズノートPCの「Panasonic Le t’s note mini/CF−M32J5」の再セットアップをした。そ もそもWindowsというOSは、オフィスで新たなソフトを一切インスト ールせずに使うという使い方でない限り、使っているうちに動作が不安定にな りシステム再インストールを迫られる物だ。 それを少しでも簡単にするために、Windowsからいくつかのユーティ リティソフトウェアやアプリケーションソフトウェアをインストールした状態 でvfatbakなどのシェアウェアを使ってイメージ保管してCD−Rなど に焼いておきそれを書き戻すのも手だが、だいたい再セットアップが必要にな ってくる頃には、使っているアプリケーションのいくつがバージョンアップし ていたり、他のソフトと変わっていたりして結局欲しい状態にすぐ戻るわけで はないし、それらを書きかえることで不安定に一歩近づくから、頻繁に再イン ストールする人でないかぎりあまりベストな方法とはいえない。 今回は、ハードディスクを6.4GBに換装した今年二月からは数えて始め てでありわずか四ヶ月である。Windowsそのものは大して不安定になっ ているわけではないが、Outlook98の動作がおかしくなったのである。 Word98やExcel97、Outlook98を削除して再インストー ルしても回復しない。何が回復しないかというとOutlook98のインタ ーネットメール機能である。送受信が何をどうやっても失敗するし、メールの インポート機能も何をやってもうまくゆかない。その結果OSと複雑に絡み合 うブラックボックスのソフトに対してこれ以上悩むのは時間の無駄であるから、 再インストールに踏み切った。 Windows95そのもののインストールはさして手間もなく終わるのは ご存知の通りだが、手間がかかるのはそこから自分の環境を復活するまでであ る。当然復活させるために、現状のバックアップはかかせないから、Micr oDocに入れた4.3GBのハードディスクに携速CDのCDイメージファ イル以外を全部コピーする。PCカード経由のMicroDocはお世辞にも 速いとは言えないから、これだけで結構な時間がかかる。バックアップに問題 ないことを確認したら、ディスクをフォーマットしてインストールの開始とな る。 私の場合、メールやニフティのアクセス以外に使っている主要なアプリケー ションは、こうやって今テキストを書くのに使っているWzエディタ、そして 定番とも言えるWord98とExcel97、PIMとして使っているOu tlook98があり、WindowsCEと連携するためのWindows CEサービスとIrDAのドライバ、WorkPadと連携するためのPal mDesktopとIntelliSync、これらは私の実用PCとしての 欠かせぬ要素である。もちろん他のフリーソフトも多くあるが、これらはひと つの閉じだディレクトリだけで動く物が多く、そこだけバックアップしてリカ バリすれば復活するから手間はかからない。 (続く)