「お替わりはいかが? 〜1465〜」 1999.07.08 (Thu) ========================== □ 夏の薄着 梅雨も終盤になり日中は真夏の日差しになってきた。昔に比べると真夏でも スーツ姿で通勤するサラリーマンの姿は心持減ったような気がするのだが、そ れでも相変わらず紺の上下を着た人は少なくない。仕事がらやむを得ないので 暑いのを我慢して着ているのだろうか。あるいは職場ではカジュアルが許され るようになったのだけれど、会社に着て行くようなカジュアル(ビジネスカジ ュアル)を持っていないという人も多かろう。 他人が何を着てもかまわないけれど、色々な服装の人が利用する電車やバス、 あるいはホテルやレストランでスーツを着こんでいる男性に冷房温度を合わせ るのは実に困る。スーツを着ていない軽装の男性や女性には寒すぎるのである。 夏だというのに鳥肌がたってきたりすることも少なくない。エネルギー節約、 資源無駄遣いの削減、二酸化炭素排出量の削減のためにも公共の場の冷房温度 はもっと高めにして良い。そもそも日本のような蒸し暑い夏に、比較的気温が 低い土地で生まれたスーツなるものはそぐわないのである。全体の冷房温度を 上げればスーツ姿には暑すぎるから、みな少なくとも上着くらいは脱ぐであろ う。 それはともかく、通勤着であっても夏になると比較的気軽に薄着ができるの は女性の特権であり実に羨ましい。男性はいくらカジュアルが許されているオ フィスでもTシャツ、短パンにサンダル履きというわけにはゆくまい。女性の 薄着というのは男性にとっては楽しい物である。格好良い事を言っていても男 はスケベな生き物なのであるから女性の薄着のセクシーな姿に目が止まらぬは ずはない。近年はパンツスタイルと着丈が短めのプルオーバーやカットソーと いった組み合わせが多く、そうした女性の後姿はかなりセクシーである。 セクシーであるのは良いが、中には「ちょっとねぇ...」という場合もある。 下着(この場合はショーツである)の線が浮き出るくらいなのは珍しくないと しても、たまに下着そのものがくっきり見える人がいる。これは単にスカート やパンツの色と下着の色のくみ合わせを間違ったのであろう。先日も池袋の駅 構内を白のタイトミニをはいている若い女性がいたが、驚いたことに白の下着 が遠目にもはっきり見えるのである。スカートが裏地なしの薄い生地なものだ から、後ろや横からみるとも下着が非常に良く見えるのだ。白のボトムに白の 下着というのは目立たないように思うかもしれないが実は非常によく目立つ。 白のボトムを履くときの下着の色はその人の肌の色に近い無地のベージュとい うのが大原則なのだが、故意にその原則を破っているのか気づいていないのか、 とにかく珍妙な具合だ。パンツやタイトスカートの女性の方、お気をつけを。