「お替わりはいかが? 〜1509〜」 1999.08.21 (Sat) ========================== □ 札幌紀行 '99 第一日目 〜4〜 チェックイン時間まではまだ一時間半ほどあったが問題なく部屋に通してく れた。まだ昼食をとっていなかったので、荷物を置いて昼食を兼ねて地下鉄を 途中で乗り換えて二駅目で降りてサッポロファクトリに向かったのだが、実際 には昼食はホテルのそばの地下食堂で食べた。時間も遅かったので軽くするた めに、地下鉄8番出口の途中にある札幌国際ビルの地下一階「やきそば家」だ。 ノーマルの焼き蕎麦はほとんど具がなくて味もついていない。テーブルの上に は何種類かのソースやマヨネーズや生姜などがおいてあり自由に味を付けるの だ。価格は並盛りで260円と激安でそのため具がほとんど無いのが難点だが、 自由に味付けできるのが気に入った。特製ソースとマヨネーズの組み合わせが 不思議と美味である。こういうのをC級グルメというのかもしれない。金がな いけど立ち食い蕎麦ではちょっと、という場合は手ごろかもしれない。妻と娘 は具がほとんどないことが不満だったようだが私は気に入ってしまった。 札幌市営地下鉄は鉄製の車輪ではなくゴムタイヤを使っているので静かだと いうのだが、窓が開いているせいもあるし、ホームで待っていても実際にはか なりうるさいと感じた。東京で最新鋭の地下鉄であるリニアモーターを使用し た都営地下鉄12号線のほうが、はるかに振動がすくなく騒音もずっと少ない。 札幌の地下鉄ができたころとしては、もっとも静かだったのだろうが、技術の 進歩というものはおそろしいもので、今はレール式でもこの地下鉄より静かで 乗り心地がよいのである。 さて、サッポロファクトリーだ。ここはサッポロビール札幌第二工場の跡地 であり、ガイドブックにはいろいろ書いてあるが、これははっきり言って単な るショッピングセンターだ。東京で言えばサンシャインシティ・アルパあたり が一番雰囲気的にも近いかもしれない。中をぶらぶらしていたが、特に見るべ きものも無いしここでわざわざ買い物をすることもないので、帰りは歩いて宿 まで引き上げた。暑い中をガイドブックを信じてくるほどのところではない。 まあ、ここへ二度とくるところではないとわかったのが収穫だろうか。とりあ えず気になったので来てみただけだ。いくらガイドブックにあってここへは行 く必要はないと断言できる。買い物をしたければ別だが...。 (続く)