「お替わりはいかが? 〜1555〜」 1999.10.06 (Wed) ========================== □ 蕁麻疹日記 「六日目」 蕁麻疹が出ていることが発覚して今日で六日目である。月曜日の夜、主治医 からかゆみ止めの抗ヒスタミン剤副用を免除され、夜だけ抗アレルギー剤を服 用すればよいとなったのだが、昨晩その抗アレルギー剤を飲むのを忘れてしま った。飲み忘れに気づいたのは、今朝目が覚めたときであり、自分の足や体を みるのが屋や怖くもあったし、飲み忘れるくらいだから良くなってきた証拠で あるとの開き直りもあった。 布団から抜け出てパジャマを脱いで裸になってじっくり眺めたが、発疹はほ とんど出ていない。ちょっと数えたら小さなものが数個パラパラと出ていただ けにとどまっていた。とはいえ、まだ出ている以上は完治したとはいえないわ けだが、かなり良くなったのは事実で、かゆみのほうはほとんど感じなくなっ た。やはりどんな病気でも体の不調は早めに医者に診てもらったほうが、大抵 の場合治りが早いというものだ。 蕁麻疹がかなり軽快してきたこともあって、今日は朝から気分が晴れやかで ある。一昨日抜髄(神経を抜くこと)した左下第2大臼歯のほうも、昨日まで は痛みはないが、なんとなく思い感じが残っていたが、今朝は快調で仮のつめ ものいやな味というか感触はさけられないが、実感としてはノープロブレムで ある。そういうこともあって昨夜はぐっすり眠れて目覚めは爽快だった。 爽快な目覚めで体調も良く、天気のほうは秋晴れで暑くも寒くも無い丁度良 い具合だから、もう朝っぱらから気分はハイである。いつもいつも毎日がこの 調子であれば人生さぞや楽しかろう、世の中のもめごとも随分すくなくなるの ではないかとすら思えてしまう。 人間というのは弱いもので、自分の体調や精神状況が悪いと、何事も悪いほ うへ考えがちである。普段なら気にならないようなことまで気になったりして どうにも始末に負えない。これはひどくなると精神的な病気であるかもしれな いが、程度の差こそあれ誰でもその経験はあるはずだ。いわゆる落ち込むとい うやつだ。 また人間は勝手なもので、今泣いたカラスがもう笑っている、という言葉も あるし、喉もと過ぎればなんとやら、ともいうぐあいで、私のようにいきなり 勝手にハイな気分になってしまったりする。まあ、ハイになりすぎると油断が 出るから、ハイになりすぎは禁物だが、やはりある程度は楽観思考でないと人 生損をする。 だいたい、こんなことをつらつらと書くこと自体がハイである証拠だ。ああ、 もうどうにもとまらない....。 (治るまで続く)