「お替わりはいかが? 〜1579〜」 1999.10.30 (Sat) ========================== □ ブーツ大流行 〜1〜 朝夕はめっきり寒くなりすでに冬が近いことを思わせる日が多くなった。最 近気づいたのだが、朝夕のいわゆる通勤時間帯で見かける若い女性(十代後半 から二十歳半ば前くらいまで)の足元にブーツが多くなったことだ。 近年、女性のボトムは昔のようにスカート主役からパンツ主役になりつつあ るようだが、パンツの時にブーツは履くことは少ないにしても、若い女性でス カートをはいた人のかなりの割合がブーツをハイいているのに驚いてしまう。 スカートにパンプスという姿をたまに見かけると、もうすこし落ち着いた年代 になる二十歳後半くらいの会社つとめらしい人か、家庭を持ち子供がいる世代 の女性だったりする。とにかく十代後半から二十歳ちょっとまでの女性で、ス カートをはいている女性の過半数はブーツだといっても過言ではない。 そのブーツもショートブーツではなく、皮革製ブーツは膝下までのロングブ ーツが多く、さもなければ合成繊維を使ったストレッチ素材のやや短めのブー ツがほとんどだ。昨年だったか一昨年だったか、真夏の暑い最中からブーツを 履いていた娘たちをちらほら見かけたことがあった。暑い最中にブーツを履く 職業はあるが好き好んでブーツを履く人ははじめてだった。職業的に暑いとき でもブーツを履く人は一種職業病として水虫(足白癬)が多いが、暑い中でブ ーツにストッキングや素足にブーツの彼女たちにもさぞや水虫が多かったので はなかろうか。女性の場合水虫が出来ても羞恥心のゆえになかなか皮膚科にゆ かず、自分で適当な薬を買ってきて悪化させてしまい、最初のうちならすぐに なおるものが、なかなかなおらなかったりすることもあるそうだ。女性もかか りやすいわりになかなか医師のところに行かない病気には、もうひとつお尻の 病気がある。便秘などでトイレでイキむことが多かったりして、結構若い女性 にもいぼ痔が多いそうだが、これまたなかなか医者に行かないそうだ。 閑話休題。他府県ではどうだかわからないが、澁谷・新宿・池袋といった若 者が集まる街で、ミニスカートをはいている若い女の子(女性という言葉には まだ若い)の半分以上、ことによると七割、八割が皮革ブーツかストレッチブ ーツだ。 (続く)