「お替わりはいかが? 〜1583〜」

1999.11.03 (Wed) ==========================

□ おじさんマウイ一人旅 〜手配編(1)〜

 当雑文の No.1535 (99/9/16[木])「そういう訳でハワイへ行こう」でも書い
たとおり、JALの「No.1 マイレージキャンペーン」を利用して通常だとホノル
ル往復に四万マイルのマイレージが必要なところ、今なら二万マイルで行ける
ということで、妻子を残して「おじさんマウイ一人旅」をすることになった。

 実際の行き先は、当初はホノルルを考えていたのだが、いろいろ故あってマ
ウイに変更した。ホノルルは十年前に一度行ったきりだが、マウイは他に二年
前にも行っていることもあって勝手がわかっているから、一人自由旅行をする
には好都合である。これまでの私のマウイ行きは家族とツアー利用でカアナパ
リの高級リゾートホテル滞在というものだったが、今回は全く違う。

 何が違うといって、マイレージ利用だから当然ツアーのわけがなく個人での
自由旅行である。ツアーにありがちな制限がほとんどないかわりに、すべての
手配の実行や手配確認の責任は全部自分にある。つまり良くても悪くても自分
の責任なのである。さらに今回は現地では知人に会うかもしれないのだが、少
なくとも我が家とマウイの宿の間は完全に一人旅となる。一人旅といっても行
き先が国内ではなくマウイ島になっただけで、別に南極に行くわけではないか
らさほど大げさに考える必要もない。国内旅行より注意すべき点がやや多いだ
けの話である。

 こういう個人旅行は一昔前なら、何度も旅行代理店や航空会社の窓口に足を
運んだりする必要があったが、今回の旅行の手配に関しては一切どこへもでか
けていない。ただ一つの例外はスカイライナーのチケットを買うために自宅近
所の旅行代理店に行かねばならないくらいのものだ。あとは無料航空券の手配
はもちろん、ホノルルとマウイ島の間のインターアイランドの航空券の手配、
宿の手配、現地での島一周ツアー(「ハナ・アドベンチャー・ツアー」)の手
配などすべて電子メール、FAX、電話で済ませることができた。特に宿や現地
ツアーの問い合わせには電子メールが絶大な威力を発揮してくれた。電話だと
国際電話料金がかさむし、面と向かえばさほど問題無い英会話も電話だと聞き
取りにくいし表情も読めない上に最後の手段のボディランゲージと筆談もでき
ないからそれなりに大変だ。レストランの予約くらいならどうということはな
く楽勝だが、宿の予約や確認など重要なことになるとやはり自信がない。

(続く)