「お替わりはいかが? 〜1589〜」

1999.11.09 (Tue) ==========================

□ おじさんマウイ一人旅 〜準備編(1)〜

 ホノルルまでのJAL往復、ホノルルとカフルイ(マウイ島)のアロハ航空、
ラハイナ(マウイ島)のコンドミニアム「Aston Maui Islander」の予約、そ
して今回一番の楽しみである「ハナ・マウイ・アドベンチャー・ツアー」の予
約とこれらの確認、とすべて済ませた。

 そして出発前最後の土日にすべきことはパッキングである。私の場合、家族
で行くにせよ今回のように一人で行くにせよ、荷物リストをパソコンのEXCEL
で作成する。持ち物にはパスポートや航空券、TCや現金のように大切なもの
から、Tシャツなど現地でも買えるものに至るまで仔細なリストを作成する。
これは最初は面倒だが、次回には前回のリストが流用でき、目的地や日程、あ
るいは同行者に応じて内容を追加削除するのである。毎回メンテナンスするこ
とで、不要な物はリストから消えてゆき、必要なものが追加される。

 今回も、今年一月の家族ハワイ島旅行のリストを元にして、妻や娘の持ち物
はごっそり削除した。三人が一人になると、特に物が多くなりがちな子供と女
性のものがなくなると、衣類が三分の一どころか四分の一くらいになる。しか
し減らないものもあって、現地調達できなくはないけれど、手元にあると便利
な小物類などは一人でも三人でも同じだし、常備薬に至ってはこれまた同じで
ある。

 旅なれた人ほど、また行きなれた場所であるほど荷物はコンパクトになるの
が常だが、たかだか数回のそれも年に一度や二度の旅行程度の私はどうしても
安全とか予備とかを考えてしまい物が多くなってしまう。だからといってTシ
ャツを一枚とかポロシャツを一枚減らしたところで、その分現地調達すれば荷
物の量はかえって増えてしまう。Tシャツや肌着などはボロイのを持っていっ
て現地で廃棄して帰ってくるのも手だ。宿にチェックインするときはある程度
きちんとした格好をしているべきだが、その土地で過ごす間はほどほどにボロ
イ格好をしていたほうが、危険度は多少なりとも下がるというメリットもある。
頭の先から足の先までピカピカの新品に固めるのは避けたほうがよい。

 経験的にはこうした着替えの類の準備はすぐに終わってしまう。それは私の
場合、行くところはほとんどハワイ諸島ときまっているから、衣類だって毎年
同類でよく日数に応じて枚数を調整するだけだから、すぐに終わってしまう。
衣類の類は、肌着やアウターなどの分類ごとにファスナーで開閉できるネット
(洗濯ネットと構造は同じだが形状が違う)にしまって、それらを大きなポリ
袋にまとめてしまってトランクにいれる。こうすることで万一トランクに多少
水が浸入しても(さすがに水没はアウトだろう)衣類が濡れることは防げる。
これは国内外を問わず私が使っているやり方で、めんどくさそうだが衣類をそ
のままバラバラに放り込むより数倍は出し入れが楽になるからお試しあれ。

(続く)