「お替わりはいかが? 〜1614〜」

1999.12.04 (Sat) ==========================

□ Gatewayディスク交換

 三週間ほど前になるだろうか、Gatewayから一通の封書が届いた。何かプレ
ゼントの当選かしらとか思ったがそんなものに応募した記憶が無いし、あった
としても何かが当選するほどくじ運は良くない。どうせ何か新製品あるいは新
サービスのダイレクトメールだろうと開けてみると、意外にも次のような内容
であった。

 それは、私が九月に発注し十月から我が家の主力マシンとなっている GP7-4
50 についての重要なお知らせであった。ディスクメーカーのウェスタンディ
ジタル社がディスクの製品不良を出し回収しており、その回収対象ディスクが
私向けに出荷されたPCに使用されているというものだ。障害の内容としては、
使用開始後半年から一年程度でディスクのアクセスが不能になるという恐るべ
きものだ。対策としてディスクの全数交換をするのだが、「サービスマン派
遣」、「ユーザによる交換」、「センドバック」があり、それを連絡して欲し
いということだった。「ユーザによる交換」という選択肢があるところが、い
かにもGatewayらしところだ。

 早速指定されたところに電話をしたのだが、この電話の対応というのが恐ろ
しく丁寧なもので、さすがサポートでナンバーワンに選ばれたメーカーだとう
なかせるに十分なもので、あまりの丁寧さにこちらが恐縮してしまった。ちな
みに私が選んだのは、当然「ユーザによる交換」であるのは言うまでも無い。

 それから一週間ほどして交換用のドライブが宅配便で届き、中にはドライブ
と送り返すために送り先と私の住所も印刷済みの着払い伝票が入っていた。お
よそ一週間後に宅配業者が引き取りに来るという。ユーザへの迷惑料として、
13GBのドライブが20GBくらいになっているかと思ったがそんなわけは無くて、
ちゃんと元と同容量のドライブである(当たり前だ)。

 ここから先は通常のミッドタワーケースのPCのドライブ交換と同じなので、
別に珍しくないことなので書かないが、意外だと驚いたのはその保守性の悪さ
である。PCIカードの取りつけ・取り外しなら簡単だが、このマシンはミッド
タワーと筐体に余裕があるくせにやたら面倒だ。内蔵ドライブケージをはずす
のに。両側のサイドパネルを外し、5インチベイのCD-ROMドライブを外し、フ
ロントベゼルを外し、およそ八本ものねじを外してようやく内蔵ドライブケー
ジが外れるというひどい保守性のものだ。そうそう内蔵ドライブの取り外し・
増設・交換などはしないから、個人作業レベルでは大したことではないが、そ
れにしてもあまりといえばあまりだ。

 ともあれ、無事正常なディスクと不良ディスクとは、中身も含めてそっくり
入れ替えが終了し牛君は元通りの姿で動き出した。どうせケージを外すなら、
37GBのIDEドライブでも買ってきてつければ良かったかしらん....。