「お替わりはいかが? 〜1630〜」

1999.12.20 (Mon) ==========================

□ 英語の学習 〜4〜

 もう一つのシステムが固定時間制度のスクールだ。これは途中で変更は可能
であるにせよ、原則として自分が授業を受ける曜日と時間をあらかじめ契約時
点で定めるものだ。

 こちらのメリットは、原則として講師はいつも同じ人に当たること、同じ授
業を受けるメンバーも原則として毎回同じメンバーなのでだんだん気心が知れ
てくることだ。特に講師が毎回同じ講師というのは、自由時間制度をとる某大
手英会話学校N社では考えられないことだ。同じ講師に教えてもらうことで、
講師は生徒の弱点を知りそれに沿った指導ができるし、生徒にとっても質問な
どしやすい。また同じ講師に継続して教わることで仲良くなれるし、授業前や
授業後の雑談も弾む。時には授業外のプライベートでいっしょに出かけたりす
ることもありうる。実際問題、毎回先生が変わって毎回自己紹介ばかりしてい
るというのもナンセンスな話だ。

 こうしたことを考えて、いろいろ評判も調べて結局固定授業制度をとる某A
社と契約した。最初にレベル判定を受けて推奨コースを決めてもらうのだ。私
の場合中級のはじまりくらいのところからスタートした。ここの特徴は私のと
ったコースの場合、授業が始まる直前であってもその週内であれば人数枠があ
いていればどこにでも振り替えることができるから、突然会議などが入っても
大丈夫だ。振り替えても別に費用はかからない。カリキュラムはコースによる
が四ヶ月とか八ヶ月サイクルで進んでいるので、その週がだめなら、四ヶ月後
とかにまわすことも可能だ。

 こうしてA社で授業を受け初めて一年半ほどたった。私の場合習おうと思っ
たきっかけが仕事などではなく、純粋に楽しみのためであり旅行を楽しくした
いからだったから、その進歩のほどは毎年の旅行などで自分で手に取るように
わかる。結論から言うとA社を選択したのは正解だった。忙しい時のクラス振
り替えもかなり自由になる(とはいっても上級クラスになると週のうちの開催
数そのものが減るので振り替え先がすくなくなってしまうのは難点だ)し、講
師とも仲良くなれる。

 先月の「おじさんマウイ一人旅」では旅先から習っている講師にはがきを出
したりちょっとしたお土産も買ってかえって、授業前にその話が弾んだりして
楽しいひとときもすごせた。さらに他の仲間も誘って講師二人と、はとバス英
語ツアーに参加したりもした。こういうのも固定授業の固定教師制度のスクー
ルならではである。実際問題、授業だけで上達するわけはなくて、こうした雑
談などの機会を通じて実際に英語を使う機会を増やすことだ。

(続く)