第3日目

クィーンズタウン市内観光

今日は休息日(笑)。

8時過ぎにのんびり起き出して部屋で朝食。昨日のSenic CruiseのPicnic Boxの残りのアップルパイとりんごで済ます。なんと安あがり(笑)。正直言って昨日の疲れがまだ残っている。自分の都合でいくらでもぐうたらできるのは本当にありがたい。一人旅、それも個人旅行の最大のメリットですわな。

昨日Cruiseでご一緒した人なんか、私と同じNZ90便で到着して、その足でMount Cookの遊覧飛行に行って(これは天候は抜群)、昨日中に別の町に移動だそうだ。ものすごいハードスケジュールだわな。私なんか"熟年ツアー"にもついて行けそうにない(笑)。

バスツアーは、もうこりごりなので、今日は蒸気船にでものってきますか。

Fiordland travelのvisitor centreに行き,Cruiese & ExcursionTSS EARNSLOWクルーズツアー)のチケット(12:00-15:30)を買う。NZ$52と、ちょいと高いかも。visitor centreには他の客がいないせいもあり、窓口のおねえちゃんが、しきりに話しかけてくる。嬉しいような。つらいような複雑な気持ち。このあたりが英会話に堪能なあいちゃんと違うところ。でも朝から美人の若いお姉さんと話できて幸せ。日本のどの辺から来たの?と聞かれ、Near by Tokyoと答えたら、間発入れずにXXXX(編集者注:ここは実際の会話では某所の地名が出ています)?と言われたのには本当にびっくり。何で知ってるのぉ?(爆)。彼女、群馬に行った事があるんだと。どちらにしろ、visitorへの心使いは皆さん万全で居心地の良い町です。

雨がポツポツ降って来たのでO'Cornelsに避難。お昼まで暇なのでブランチにパスタでも食べに行こうかと思ったけど、雨が強くなって来たので宿に一旦戻って雨ガッパに着替えて出直す。そうこうしてたら時間が無くなったので、結局O'Cornelsの地下でHot Sandwichesを食べる。美味しい。でも売り子のおねえちゃん早口で殆ど聞き取れず(涙)。

TSS EARNSLOWクルーズツアー

船着場とESS EARSLOW号
 

11:40乗船。おいおい団体さんのかたまり〜っ。

ワカティプ湖。水がきれいに澄んでいる。さすが氷河湖。勿論人が大して住んでないせいもあるけど工場の設置など制限かけているのでしょう。そう言えばくみさんが、1次処理するだけで水道水に使ってると言ってたっけ。

船内のアナウンス"Toダイ"だあ〜。昨日の朝のFiordland travelの受付のおねえさんもそうだった(笑)。

EARNSLOW号は本当に石炭たいて走ってる。1912年建造時の建造費が20,850ポンド, 巡航速度13ノット。ニュージーランドで建造された最大の蒸気船で、世界的にも数少ない現役の石炭式蒸気客船の一つとのこと。Length165ft,Beam24ft,Draft7ft'Gross tons 330tonsオリジナル定員1035人と吹き抜けの壁に書いてある。

Excursionはバリバリの'グッドダイ'訛のおじいさんが案内してくれる。

羊の毛狩り
 

毛むくじゃらの牛や鹿をみてからお茶を飲む。おやつ付き(3種類、1つはVery good,でも後は油っぽい)。どうやら季節柄ヒツジの毛刈りは無いみたい。

犬のヒツジ追いを見せてもらった。数100m先からあっと言う間に1群集めてきた。ヒツジは完全にびびってるわ。一声も吠えないのに、ちょっと犬が動くだけでざわざわ逃げ回る。

おっと、毛刈りありました。ガイドのおじさん(OK=オーカイ。笑)が刈るのですが、しゃべりながらのせいか時々ヒツジが暴れる(笑)。無事刈りあげておみやげ買って(もち、娘への、もこもこ買って)帰りの船に乗船。何と満席。そう言えば降りた人が数える程しかいなかった。何とか座ったけどエンジンの上(吹き抜けになっている)なので暑いし油臭くて閉口。でも後ろはオルガンの伴奏で大合唱中で近寄りがたい(笑)。

何か、帰りの船中は妙に油臭い、おえっつ。煙突の煙かなあ?どうやらエンジンのオイルの臭いらしい。朝から働き詰めで過熱ぎみなのかも。いづれにしろたまらんぜえ。なんだか撮影隊みたいのがいる。ああいうのは国を問わず感じ悪い。

クレジットカードを使わないせいもあり、何だかんだNZ$を使ってしまい、残金がNZ$150を切ってしまった。明日のhorse trekkingやらで、あとNZ$130は確実に出費がある。ケチケチしててもしょうがないので、もう1万円両替することにする。銀行が閉まっちゃったので(本当は開いていた)明日だけど。そうだ、明日のHorse trekkingのReconfirmationしなきゃ。

夕食

天気も回復したので夕食を取りに再度外出。あいちゃんおすすめのスーパーが昨日までどうしても見つからない。

ショットオーバー通りは何回も往復したのになあ。ふと思い立ち角を右に曲がってみる。確かにこっちには一回も立ち寄ってない。だって、ガソリンスタンドしか無いみたいなんだもの。おおおスーパーマーケット(編集者注:アルパイン・スーパーマーケットです)発見。普通のスーパーだあ。感激。昨日まで(いやさ、今日も行っちゃったけどさ)、同じ通りにある裏びれた店で買いものしてましたからね。あれを1発で見つけるとは。さすがあいちゃん、あなどれません(笑)。

ついでに夕食も裏手のタイレストラン(編集者注:The Happy Wok Caffe)で「スペシャル」を食べて来ました。魚のフライのあんかけと温野菜&ライス。やっぱり野菜の火の通し方は中国人に軍配が上がりますが、美味しかったですね。レジの女の子はアメリカ娘っぽいけど、コックはタイ人の親子(みたいにみえる)。途中で17〜8の娘らしきタイ人のかわいい娘が登場したけど、偉そうな口聞くだけで手伝い一切せず。この辺も家族経営に徹する中国人と大きく異なるところ。あれっ?もしかするとオーナーの娘が売り上げのチェックにきたのかも。あるいはただでさえ若く見えるタイ娘。しかも美人だから、彼女自身がオーナーなのかも。でも、それにしちゃあ客に向ける目付きが無遠慮すぎ。

でも、久々に食事らしい食事をしたなぁ。なんせ出発前の金曜日から体調を崩して、土日は殆ど起きあがれない状態だったので。勿論今回の旅行中はアルコール抜き、まあ、まるっきり飲む気がしないのでなんて事無いけど。

(第3日目終了)
(この稿の原著者:かずちゃん、編集者:あいちゃん)


かずちゃん、ニュージーランド一人旅のトップへ戻る

理由・手段の如何を問わず、本稿の無断転載を禁止します。
原文の著作権は、「かずちゃん」に存在します。また、HTML化についての編集著作権は「あいちゃん」にあります。