スマホ複数台持ちの理屈

スマホ複数台持ちの理屈

最近、電車の中でもスマホを2台持っている人が増えてきました。年配の方の場合は、会社からの業務貸与品とプライベートで所有というケースもあるでしょう。若い人の場合は、プライベートで複数台持っている人も多いようです。

プライベートで複数台を持っている方々は使い分けはどうしているのでしょう?

iPhoneとAndroidの使い分け

私の場合、現在のメインはiPhone 7、サブXperia Z5です。すなわちメインはiOS、サブはAndroidで、キャリアはどちらもau。iPhoneでないと出来ないこと、iPhoneでやったほうが楽なこともあれば、Androidでないとできないことがあるからなのですが、最近はAndroidでないと出来ないことのほうが私の環境・用途では少なくなってきて、Xperia Z5の出番が激減しているのが正直な所です。

用途はともかくとして、両者を比べ得てみると、そもそもOSの設計思想として、iPhoneはホストとしてMac(またはやむを得ずPC)がないと困ることが多いです。もちろん無しでもWifiがあれば運用は十分可能ですが、何かとMac(またはPC、MacのほうがPCよりiPhoneと相性が良い)の世話になることが多いのです。一方、Androidは独立独歩。PCやMacの世話にはならねぇ的な一本気なところがあります。

過去、数ヶ月間Xperia Z5をメインにしたこともありましたが、どうにもメインPCであるMacとの相性が悪すぎる。メインをWindowsにする気はさらさらない(もちろんWindows 10デスクトップとノートPCは持っています)のでなおのことメインはiOSです。

Xperia Z5をメインにしたきっかけは、他ならずAndroid Wearのスマートウォッチ SONY SmartWatch3 SWR50を手に入れて使い始めたからです。しかし、SmartWatch3はイマイチ自分にフィットしないというか、バッテリー充電がmicroUSBでどこでもOKなのは超便利なのですが、USB接続口の樹脂カバーがそのうち壊れそうですし、機能的にイマイチものたりない。なので、SmartWatch3を手放したのですが、その瞬間にXperia Z5がメインである理由が全くなくなりました。言い換えれば、自分の場合はXperia Z5をメインにしておく本質的な理由がなかったわけです。

Androidはスリープでバッテリーが持たない

さらにスリープ時のバッテリーの持ち。Xperia Z5では普通のGUI上からアプリを全部終了させた状態でバッテリーは1時間あたり1.5〜3%減っていきます。どんなにチューニングしてもこれが0.5%とか1%にはなりません。バッテリーの減りが2%/時間だとすると、すっからかんになるまで50時間、つまり2日間ちょいです。ほんとか?もう少し持つだろうといっても、丸3日は無理です。Androidデバイスもスマートフォンやタブレットを数多く使ってきましたが、どれも大同小異。

その点、iPhone (iPadも) は、自社でハード・ソフト両方を設計しているだけあって、スリープ時のバッテリー消費が最適化されているようで、スリープ状態で朝から夕方まで放置すると、Xperia Z5は60〜70%程度に減りますが、iPhoneはそんなに減りません。iPhoneではバッテリー監視ソフトとか使ったこと無い(あるのかどうかも知らない)ので感覚的なものですが、放置状態なら80%以上は残っている気がします。一日たってメインとして使っているiPhoneのバッテリー残量と、ほとんど使わないXperia Z5のバッテリー残量が大差ないというものは何だかなぁです。

一度ちゃんと測るといいのですが、iPhoneを丸一日触らないということは不可能なので、感覚的な比較でしかできません。メインのiPhoneより使用頻度の低いサブのXperia Z5のほうがバッテリーが持たないのはいかがなものかと思いますね。

ちなみに、スマートフォンではありませんが、ASUS ZenPad 3 8.0をフルチャージにしてアプリを全部終了させて放置すると一週間は絶対持たず一週間後には電源が入りません。同じようにiPad mini 4 (LTEモデル)をフルチャージにしてアプリを全部終了させても一週間後も少なくとも60〜70%かそれ以上は残っている感じです。どちらが安心して使えるかは言うまでもありませんね。



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Androidの2台持ち?

個人的には絶対有りえません。バッサリ!

iPhone 2台持ち!

これは有りえます。2台を異なるキャリア、私の場合で言えばメインのiPhone 7は大手のauですので、サブのiPhone SEはMVNO(docomo系)というのは非常時冗長性確保の意味から大いにありです。私のiPhone 7は国内SIMフリー版なので、iPhone SEもSIMフリーを買えば、完璧にSIMを取り替えても互いに使えます。片方が壊れても、もう片方でそのまま電話は運用継続できます。

有償アプリもApple IDひとつについて1ライセンスが原則なので、ソフトは1本買えば両方で使えます。iTunesストアで購入した楽曲だって、1ID1 ライセンスなので同じApple IDでつかう限り両方で使えます。

今までiPhoneとAndroidという組み合わせしか考えたことがなかったのですが、大小もしくは中小のiPhoneを2台もつことで使い分けはAndroidより意味があるかもしれません。Apple Payのように完璧にハード依存のものを除けば、2台のiPhoneをクローンにすることも不可能ではありません。というか、iTunesでフルバックアップから戻せば簡単に同じものが出来ます。

女性ならiPhone 7 plusとiPhone SEが良い

バッグにはiPhone 7 plusで、こちらは大きめの画面で本を読んだりゲームに最適。一方iPhone SEはコンパクトなので女性のジャケットやジーンズの前ポケットにも楽々入ります。

iPhoneだからこそ異なるサイズのiPhoneを2台持つ価値はありそうですよ。



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