ビジネスパーソンは文房具とバッグに金をかけなさい

ビジネスパーソンは文房具とバッグに金をかけなさい

ビジネスマン歴三十数年のおじさんのたわごとかもしれませんが、これからビジネスの世界で生きていこうという方に贈る、持ち物がらみのアドバイスです。

筆記具には金をかけなさい

多くの会社では事務に使うボールペンとか支給されると思います。多くは100均で3本1組で売っているようなものです。

ありがたい話ではありますが、このペンを常用してはいけません。まして、客先の打ち合わせてこのペンを出すなどは論外です。

打合せの相手、特に初対面の場合は、相手の服装や持ち物をさりげなく観察し、そこから相手を値踏みします。ファーストインプレッションは、態度と服装、そして持ち物で決まります。

持ち物の最たるものが筆記具です。

レザーのノートカバーを使いなさい

初対面の打ち合わせで、相手の営業マンが、ヨレヨレの表紙の安物ノートと社給の安ポールペンを出す人と、きちんとしたレザーカバーのかかったノートに、金属ボディの何千円かのペンを出した人、ファーストインプレッションでどちらを信用したくなりますか?

いくら人は見かけによらないと言っても、ビジネスの世界で、ファーストインプレッションで出遅れるのはかなり致命的で、それを挽回するのは並大抵ではありません。

客先に出るか出ないかは関係なく、ノートは安いものを裸で使うのではなく、レザーのノートカバーを使いなさい、一万円でお釣りが来るものでOKです。

これだけでも相手の受ける印象がかねり違います。

ノートのサイズはA6(文庫サイズ)、B6、A5、B5くらいが良いです。できればA5とかが良いですね。カバーをかけるとA4資料を二つ折りで挟みこめます。もっと手軽にメモを取りたいならA6です。いずれにせよ、A系列の大きさをオススメします。

A4はしっかりとノートをとり考えるにはとてもいいサイズだと思います。がしかし、現実を考えると余程の事情がない限りおすすめできるサイズではありません。開くとA3、カバーを入れるとA3よりひとまり大きくなり、客先で出されたコーヒーを置く場所がありません(笑)。自分のデスクでも、A3をゆったり開けることはかなり困難でしょう。昔と違って今のオフィスの机の上にはパソコン、ディスプレイ、キーボードがありますし、ひょっとしたらノートPCかもしれません。自分のデスクで自由に物を広げられるスペースって意外なほど少ないのです。



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金属ボディの良いペンを使いなさい

ノートに高級な良いものものを使うと、半ば自動的にペンも追従します。

高級レザーカバーのノート(中身はCAMPUSノートでも良いです)に、3本百円のペンがいかに不釣り合いなのは、並べてみれば誰でもわかります。

オススメするのは、ノートカバーのレザーの色とマッチする色の金属ボディのペンです。単色でも良いですが、赤黒2色か、青を加えた三色の方が便利です。4色以上のものは子供のおもちゃみたいになるし、使いきれないのです。

レザーのノートカバーと金属ボディのペンも、この二つを是非買い揃えてください。

バッグはよれないものを使いなさい

通勤電車の中で他人のバッグをよく観察してください。男性の手提鞄で、サイドポケットが、だらしなくビロローンも開いている奴がありますね。

こういう鞄は絶対持たないこと。

なによりひどくだらしなく見えます。自社が渡した書類をぞんざいに扱いそうな印象を受けます。こんなだらしないバッグを持つ奴は信用できない、と思うのが人情です。

定番TUMIは良いですが、それとて使っているうちにへにょへにょになります。特に厚みの薄いTUMIはそうです。海外出張に使うようなしっかりしたTUMIはいいですが重いのです。私も海外出張で使ったために一つTUMIを持っていますが、重くてとても日常の電車通勤で持とうとは思いません。車通勤でほとんど歩かないならそれもありかもしれません。

材質はなんでもいいですが、外側のオープンのオープンポケットはフラップなどで開かないように出来るか、ファスナー付きにしましょう。女性の場合でもビジネスにはオープントップのものは向いていませんし、セキュリティ上も好ましくありません。

男性であれば、無難な黒のビジネスバッグとか選ぶでしょうね。それはそれで無難ですし、とてもいいバッグが沢山あります。

ですが、実は、赤(エンジ)というのは意外にダークスーツに似合います。ネクタイなどと同系色のエンジにするとすごくオシャレです。それに、赤のバッグって、飲み会のときとかに他人のバッグと間違えることはないので、そういう意味でも安心感があります。

まとめ

いかがでしたか?あまりにも安っぽいノート・ペン・バッグは、ファーストインプレッションに大きなマイナスとなります。だからといって高ければ良いものではありません。露骨なロゴの入ったブランドものなどは逆効果です。探すと隅っこにロゴがある程度が限界です。

是非、「これだ!」と思えるノートカバーとペンを探し求めましょう。運みたいんところもありますので、休日に大きな文房具店やデパートなどをめぐるのもいいですね。それも楽しみの一つだと思います。



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