ワイヤレスポータブルアンプという選択肢

ワイヤレスポータブルアンプという選択肢

理想のbluetoothヘッドホンは?」という記事で、私がbluetoothヘッドホンに求めるものを書きました。今の所ほぼ全て満たしているのはSONY MDR-X1000だけ(もちろんその後継モデルも満たしています)です、なんて書きました。

セカンドスマホのiPhone SE (UQの低速無制限SIMを入れてモバイルプレーヤーとして使っている)にはヘッドホン端子がありますので、アナログ接続、デジタル接続、bluetoothとどれでもござれなんですが、一番お手軽なのは当然アナログ接続。ただし、クオリティ的には悪くは無いですが飛び抜けて良いわけでも無い、まあそこそこです。デジタル接続になるとポタアンが必要になります。昨日ちらりと触れたELECOMのLHP-AHR192シリーズなんかも悪くはないですが、コードの長さなどが実に中途半端で、実際につかってみると使いにくい。さらに、音量調整はiPhoneのそれとリンクしているので、単体でこまかな調整ができない。

そんなこんなで何気なくポータブルオーディオ関係のWeb記事を見ていると、面白いものが目につきました。


オーディオテクニカ ワイヤレスヘッドフォンアンプ AT-PHA55BT

なかなかのキワモノっぽい感じがしますが、列記としたオーディオメーカーのオーディオテクニカの製品です。私がヘッドホンを買うのは、LASMEXとかいった例外もまれにありますが、基本はSONYもしくはオーディオテクニカ。

さて、このAT-PHA55BTなるもの。何者か?

平たく言えばbluetoothレシーバーともいえます。ただし、ちゃんとしたヘッドホンアンプです。

  • 出力は50mW+50mWなので、通常のヘッドホンなら十分。
  • bluetooth 4.2
  • LDAC/aptX/AAC対応、これ大事
  • 32ステップの多段階音量調整(スマホのそれとは非連動)
  • 連続再生8時間(ちと短いか)
  • H79×W32×D11mm、28gと小型軽量。ちなみにSONY MDR-EX31BNのユニット部分は実測でH72×W23×D11mm(クリップ含まず)、20g程度。

ノイズキャンセリング以外は必要なものは全部あり。なにより大きさが小さいのがいい。EX31BNのユニットより横幅が1cmほど大きく10gほど重い感じ。クリップを入れるともう少し重くなるでしょう。

ただ、MDR-EX31BNも2013年に発売されているロングセラー商品ですが、アウト・オブ・デイト感が漂うのは否めません。LDACにもaptX(どちらもiPhoneには関係ないけど)にも非対応。

今の所、これに手を出す気はないですが、MDR-1Aとかと繋ぐと面白いかもしれません。あるいはお気に入りのMDR-Z1000と繋ぐと面白いかもと思ったりする。



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