両方やってみたから分かる、表現方法としてのBLOGとYouTubeの融合

両方やってみたから分かる、表現方法としてのBLOGとYouTubeの融合

平素は、旅路の部屋をご覧いただきありがとうございます。

と、いきなり堅苦しくビジネスライクなご挨拶になりました。

私が運営しているBLOGは今の所、継続してUPDATEいるのはこの旅路の部屋だけとなります。

一方で超駆け出しですがYouTubeなるものに手を出してもいます。

今回は収益化とかそういう話ではなく、表現方法としてのBLOGとYouTubeを考えてみたいと思います。


BLOGの特徴

一言でいえば「読ませる」表現手段です。私が十数年以上続けているのがこれです。

筆者の意図によりますが、チラ見だけしてくれればOKではなく、最後まで読んでいただきたい、読んでもらえるようなコンテンツを書いている(書こうと努力している)人が多いはずです。

雑誌や書籍・新聞に相当するのがBLOGかと考えます。

読者の立場としても、最初は何気に検索してひっかかってきて覗いてみたら結構面白いとか役立ちそうなので読者になったとか、可愛いワンコやニャンコの成長を写真でみたいから続けて見ているとかあると思います。

立ち読みして面白そうなのでその本を買ったみたいなものです。「(じっくり)読ませる」のがBLOGの特徴。

YouTubeの特徴

YouTubeは言うまでもなく見せる表現手段です。BLOGが書籍・雑誌なら日本のYouTubeはテレビのバラエティ番組やHow To番組でしょう。見て楽しむことを意図して作られているエンターテイメント系コンテンツが日本では多いようです。

エンターテイメント系コンテンツだと、どうしても途中で見るのをやめたり飛ばし見したりしますね。私の場合も、どんなお気に入りのYouTuberさんのコンテンツでも最初から最後まで飛ばさず見ることはまずありません(ごめんなさい)。

一方で何か(ハードでもソフトでも)使い方解説なんかはしっかりと大画面にして最後までしっかり見ますね。

自分でコンテンツをつくるとこのあたりの掴みが、外野で見ていると簡単そうに思うよりはるかにはるかに難しいことがよくわかります。



【広告】

伝えたい内容により使い分ける

すごく当たり前のことですが、とても大事な違いです。

当たり前のことなのですが、ガツンと私の頭に打たれた杭のようにしっかり入り込んだのは、BLOGを書いている自分がYouTubeにも手を出してみてわかったことです(アホなほど鈍いといえます)。

YouTubeは起承転結メッセージには向かない

面白おかしく、どこからみても、どこから始めても楽しいエンターテインメントコンテンツを提供したいならYouTubeですよね。小難しい論説なんかYouTubeで15分間ぶってもだれもつきあってはくれません。

起承転結のあるストーリーを伝えるということには、よほどうまく作らないとYouTube動画が向いているとは言い難いです。

理由は、多くの視聴者は我慢強くなくて最初の2分を見るかみないかで離れちゃいます。Googleの説明ではどんなコンテンツでもその傾向があるそうです。

逆にいえばTVドラマがそうであるようにきちんと作り込めば最後まで見てくれる可能性もありますが、ど素人が手をだしてもなかなかできないです。

こういうことを体感すると、テレビのバラエティ番組がそういう視聴者心理を十分計算して作られていることがわかります。最初の数分で視聴者を絶対逃さない。YouTubeクリエイターはテレビのバラエティの構成をじっくり見ると勉強になりますね。これ、視聴者で見ているときにはあまり感じませんが、作る側になるととんでもなく難しいことがわかります。

百聞は一見にしかずはBLOGの弱点

一方、メカやガジェットのHow Toだと、いくら練り上げた文章と写真で説明しても、2分の動画には勝てないことが多いです。

じっくりと読ませるのはBLOGでは得意ですが、使い方などを見せるのは非常に苦手だといえます。

「やって見せ、言って聞かせてさせてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」

山本五十六

「やって見せ」=動画が大得意
「言って聞かせて」=文章が得意(読ませるという感じではありますが)

ということは、YouTube動画だけではメッセージは伝わりにくい。さりとてBLOGの文章と写真だけだとイメージがわかないとか理解が苦しいこともある。

両方併用がいいのでは?

私はBLOG歴が長い、駄文ですが文章を書いて十数年たちますし、一度ならずも雑誌記事や書籍にしていただいたことがあります。好きなんですよね。

でも、文章での表現には限界があり、やたら長く・くどくなってしまうことがある。そういうときは動画を併用すれば、スッキリカバーできるのではないかと改めて思うようになりました。

BLOGとYouTubeのハイブリッド表現、こういうのがあっても良いと思います。もちろん、すでにそれなりにありますが、まだまだポピュラーではない気がします。

私のコンテンツもごく少数ですが、一部をこのBlog専用(限定公開)の動画にしてYouTubeに置いてます。残念ながら再生数は少ないですが、今後はめげずに動画説明がベターなところではどんどん取り入れたいと思います。もちろん2分以内動画がメインでしょう。

ネット環境がモバイルでもリッチになった今、文章と動画はハイブリッドになるべきものだと思います。

単にリンクだけではなく、BLOG文書・写真とYouTube動画が密接に連携しているコンテンツは現代の大人系表現方法といってもいいかもしれませんね。これ、教育コンテンツとかにも使えるね。



【広告】

PC・Mac・インターネット情報カテゴリの最新記事