iPhoneからHUAWEI Mate 20 Proに移行してみたレビュー (2)

iPhoneからHUAWEI Mate 20 Proに移行してみたレビュー (2)

iPhone離脱計画は、Apple Watchを手放してSTEP1終了。そしていよいよスマートフォン本体をiPhoneからAndroidにするSTEP2です。本記事は乗換先であるHUAWEI Mate 20 Proについてのレビューです。連載2回目は中身の移行の話です。


クラウド活用でデータ移行は不要

初期のスマートフォンだと、すべてデータを抱え込んでいることが多かったので移行が結構大変だったと思います。

しかし、今はクラウドの時代。

筆者もほとんどのデータはクラウドベースなのでスマートフォンの中に抱え込んでいるものはほとんどありません

・EXCELやWORD、POWERPOINTのファイルはPCやMac、iPadときにiPhoneと共有して使うため、Microsoft Office 365 Businessを契約しており、OneDrive for Businessに入れています。

・ほとんどのものはOneDrive for Businessで事足りますが、Google G Suiteも契約しておりますので、Google Driveもビジネス用のG Suite版を使っています。

・メモや日記の類はEvernote(有償サービス)を使っていまして、これまたクラウドです。

・パスワードマネジメントアプリ(PC/Mac/Andfroid/iOS)のEnpassはG SuiteのGoogle Driveを経由してシンクロしています。

すなわち、OneDrive for Business、Google Drive (G Suite)、Evernote(有償サービス)の3つのクラウドでデータのほとんどをカバーしていると言って良いです。

できるだけ信頼性の高いクラウドをケチらずに契約して継続使用することで、データ保管の安心感も高くなりますし、PC/Mac/iOS/Androidとプラットフォームや場所を選ばずに作業ができます。

プラットフォームの種類や場所を問わない、スマートフォンを機種変更してもデータ移行に苦労をしない、万が一スマートフォンを盗まれたり失くしたりしてもデータロストしない。

各クラウドは2段階認証にすることでセキュリティを高めた上でデータロストのリスクを下げるのは重要なことです。

余談ですが、OneDriveにはコンシューマ向けとビジネス向けがありGoogle Driveも同様です。

これに関しては以前こういう記事を書いています。

こうした違いがありますのでOneDriveとGoogle Driveとものコンシューマ用途ではなくビジネス用途のものを使用しています。

本気でクラウドにデータをおくならコンシューマ用ではなくビジネス用を強くおすすめします。



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とても面倒なことがある

オンラインバンキング

なにかといいますと、オンラインバンキング系・クレジットカード系のアプリです。

オンラインバンキング系のアプリはどこもセキュリティが厳重で、アプリにもよりますが一つの口座で一つのスマートフォンにしか入れられないものも多数あります。

以前失敗したことがありまして、それは何かといいますと、iPhone同士で同番号機種変更なのでたかをくくってiTunesを使ってフルバックアップし、フルリストアしましたが、見事にオンラインバンキング系アプリのいくつかはだめになりました。

電話番号だけではなシリアル(例えばIMEIかもしれない)も見ているようで、アプリが頭書認証された環境から変わるとアウトなのです。

他の場合ですが、電話番号も変わったことがあって、そうなるとSMSによる認証も通じなくなって、銀行のサポートに電話をして対応してもらったことがあります。

機種変更では、オンラインバンキング系アプリは入念な確認と準備が必要

今回はこれらの失敗を経ているので、PCを前にしながら作業しました。全部で数口座ありまsたがかなり時間がかかりました(多分2時間以上)。

2段階認証のワンタイムパスワード発生アプリ

もう一つ、2段階認証で使うワンタイムパスワード発生アプリがあります。

この場合は、サイトによりますが一旦2段階認証をオフにして、再度2段階認証をオンにして画面に表示されたQRコードをワンタイムパスワードアプリに読ませて、ワンタイムパスワードアプリをアクティベートするというもの。

これもかなり面倒な作業でして、PCを前に格闘すること2時間ほど(全部で数件以上ありましたので)。

オンラインバンキングと合わせると、休日の午後をほぼ費やしたことになります。

連載(2)のまとめ

プラットフォーム(PC/Mac/iOS/Android)や使う場所を問わずシームレスに作業するためには、クラウドストレージは不可欠。

クラウドストレージはOneDriveにせよGoogleドライブにせよ信頼性の高いビジネス用サービスを利用スべし。

機種変更では、オンラインバンキング・クレジットカード系アプリ、2段階認証のワンタイムパスワードアプリの移行に想像以上に時間がかかるので、時間にゆとりのある時に実施すべきである。



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