ANAプラチナ会員のアップグレードポイントが付与されたけど…(涙)

ANAプラチナ会員のアップグレードポイントが付与されたけど…(涙)

2019年の1月から4月にかけてSFC修行してプラチナ達成しました。そして4月1日から2020年度が始まり、筆者にとってはプラチナ会員の本サービスが受けられるようになり、アッググレードポイントも付与されましたが…..新型コロナウィルス感染拡大により、使える見通しが激減しています。


アップグレードポイントとは

現在はANAのステータス会員にしかない制度です。

ダイヤモンド会員、プラチナ会員、ブロンズ会員、スーパーフライヤーズカード会員がANAの利用状況に応じて得られる特別なポイントです。

1月~12月のANAグループ運航便のご利用で獲得されたプレミアムポイント数に応じて、翌年度のプレミアムメンバーにプレゼントする特別なポイントです。お客様の空の旅がさらに満ち足りたものになるよう、座席クラスのアップグレードやラウンジのご利用などに、お使いいただけます。
~ANAホームページより~

 

ANAホームページより

ANA便に搭乗して得られたプレミアムポイントに応じて翌年度に付与されます。

例えばプラチナを達成すると翌年度(本サービスの年度)に20ポイント、ダイヤモンドを達成すると同じく40ポイントがもらえます。

さらに、ダイヤモンド・プラチナ・ブロンズ会員であり、なおかつスーパーフライヤーズ本会員には上記に加えて一律4ポイントが付与されます。

アップグレードポイントは修行した翌年度の本サービス時にのみ付与される特典ポイントであり、ステータス無しの平スーパーフライヤーズ会員には付与されない。

すなわち、毎年アップグレードポイントをもらうには毎年修行しなくてはだめなんです。

筆者のアップグレードポイント

年度が変わって2020年4月1日になりましたので、2019年にSFC修行してプラチナ会員&スーパーフライヤーズ会員である筆者にもポイントが飛んできました。

前述の説明通り、プラチナ達成の約50,000PPでの20ポイントと、プラチナ会員&スーパーフライヤーズ会員の4ポイントの合計24ポイントが付与されました。

利用可能期間は2020年4月1日~2021年3月31日の搭乗分までです。

つい先日まではこのアップグレードポイントを楽しみにしていたのですが、新型コロナウィルス感染拡大で吹っ飛びました。

筆者が直近の記事で訴えているように、修行や海外旅行は来年に回そうというやつです。

筆者のプランはファーストクラスでワシントンD.C.往復し、スミソニアン博物館三昧することでした。しかし、今やアメリカは世界トップクラスのコロナウィルス感染蔓延国です(日本だって直ぐ追いつく可能性が高まってきましたが)。

2021年3月に安全に大手を振ってワシントンD.C.を歩き回り地下鉄にも安心して乗れるのか絶望的な状況です。

エコノミーで予約してビジネスへUPGとか考えていましたが超絶悲観的な状況。

ワシントンD.C.の旅行適切季節は春か秋。今年の秋は論外として来年春も難しいでしょう。となると最速で来年秋。下手すれば再来年の秋です。

このままでは2021年3月31日までにアップグレードクーポンが有効に使えない。



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アップグレードポイントの使い方

あらためてアップグレードポイントの使い方を確認します。

座席クラスのアップグレード

アップグレードポイントはどんな場合でも使えるのではなく制限があります。

行き先BEFOREAFTER必要ポイント
(1区間)
対象予約クラス
国内線普通席プレミアムクラス4
イギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、オーストリア、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコエコノミービジネス10G/E/Y/B/M/U
ビジネスファースト20J/C/D/Z
ホノルル、シンガポール、インド、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ミャンマー、カンボジアエコノミービジネス8G/E/Y/B/M/U
ビジネスファースト16J/C/D/Z
中国大陸、香港、台湾、韓国、ウラジオストクエコノミービジネス6G/E/Y/B/M/U
オーストラリアエコノミービジネス10G/E/Y/B/M/U

国際線では予約クラスに制限がありますので、エコノミーならなんでもOKではありません。

また特典航空券をアップグレードポイントで上位座席クラスにアップグレードすることもできません。

具体例で見てみましょう。
どうせならちょっと贅沢にビジネス→ファーストへのアップグレードで試算してみましょうか。

2021年3月6日羽田出発、13日に復路ワシントンD.C.出発の便でみてみますと、
・SUPER VALUE:予約クラスL  (往復162,760円)
・VALUE:予約クラスS  (往復190,740円
・BASIC:予約クラスU  (往復317.740円)
となっています。

つまりお安いSUPER VALUEやVALUEはそもそもマイル利用にせよアップグレードポイント利用にせよアップグレードができない運賃です。

アップグレードを狙うなら(空きがでなかったらアップグレードできない)この場合、一番安いSUPER VALUEのおよそ2倍の料金となるBASICで予約しないといけません。

アップグレードを狙ってSUPER VALUEの2倍の料金となるBASICで予約しても、最終的に空きが出ないとアップグレードできませんので、最初からアップグレード空きののある便を狙わないといけません。アップグレードの空席待ちでは大損する可能性があります。

さもなければ、国内線で6区間3往復分が普通席からプレミアムクラスになります。
まあ、でも、これももったいない。

ラウンジの利用

こちらはすでにプラチナ会員またはスーパーフライヤーズ会員である場合には全くおもしろくありません。

「ブロンズサービス」メンバーのお客様、プレミアムメンバーご本人様と一緒にラウンジへご入室されるご同行者様、特典利用者登録済みのお客様がラウンジへご入室いただく場合にご利用いただけます。
ANAホームページより

ダイヤモンド・プラチナ・ブロンズメンバーの同行者2名目~4人目、もしくは特典利用登録済みの人(ステータス会員同行なし)について一人2ポイントでANA LOUNGE(国際線)が使えます。

ブロンズメンバー本人は通常はANA LOUNGEは使えませんが、2ポイントでANA LOUNGEが使えます。

これが、プラチナ会員でも何ポイントか足せばANA SUIT LOUNGEが使えるとかだといいのです世の中そんなに甘くないです。

ANA SKY コインへの交換(期間限定)

こちらは期間限定で本記事執筆時点ではまだ内容がオープンになっていませんので、参考までに昨年の例で見てみましょう。

ANAホームページより

昨年度のこのキャンペーンでは、期間は2019年4月12日~2020年3月31日の申し込む分が有効でしたから、今年も似たようなスケジュールになると思われます。

交換レートは1アップグレードポイント=1,000スカイコイン=1,000円となります。

ってことは、筆者の24ポイントは….

24アップグレードポイント=24,000円

まじかよ!

20ポイントをアップグレードにつかうとかなりの価値があります。

搭乗日出発到着座席クラスカテゴリ予約クラス料金
2021/3/6HNDIADビジネスFull Flex PlusJ747,650円
2021/3/13IADHNDファーストFull FlexF1,207,200円

ファーストクラスは季節問わず同じ料金なので、往路を20ポイントでアップグレードすると仮定すれば、1,207,200円-747,650円=459,550円の価値があるわけです。

この場合、単純計算1ポイントあたり、22,977円/アップグレードポイントとなります。

スカイコインに変えたら、1ポイント=1,000円
ビジネス→ファーストのアップグレードにつかうと、1ポイント=23,000円

あほらしくて、スカイコインとかに変えることはできません

おすすめアップグレードポイントの使い方

結論は出ていますね。

アップグレードポイントは国際線の座席アップグレードで使うのが一番効率が良い。

当たり前といえば当たり前。

まとめ

2019年のSFC修行の結果として筆者は24アップグレードポイントが付与され、有効期限は2021年3月31日までの利用・搭乗。

アップグレードポイントをスカイコインに交換すると1ポイント=1,000円だが、国際線アップグレードにつかうと1ポイント=20,000円程度かそれ以上の価値がある。

筆者が貰った2021年3月31日までのアップグレードポイントを有効に使うのは絶望的。国内が幸い沈静化に向かっていれば国内線でUPGにつかうしかなさそう。

 

 



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