オカムラ バロンチェアの肘掛けが壊れたので取り替えた話

オカムラ バロンチェアの肘掛けが壊れたので取り替えた話

私が愛用するチェアはオカムラのバロン(ハイバック)です。大変お気に入りなのですが、肘掛けの部分が経年変化で壊れてきたので、オカムラからパーツとして壊れた肘当て部分だけを取替ました。

オカムラ バロンチェア

愛用のバロンチェアとはこういうものです。

 

 

 

オカムラ ホームページより

このチェアは、価格的には安いとは言い難い価格ですが、座り心地がよくて長時間のPC作業でも疲労を感じにくいのです。

オカムラのオフィスチェアはパーツ供給されていて、今回取り替えた肘当て・肘掛け全体はもとより痛みやすい座面も交換することができます。

肘当ての交換

今回取り替えたのは肘当て部分です。上の写真で赤線で囲った部分が今回交換した肘当て部分です。

青い線で囲った肘掛け全体を取り替えることも可能です。

取りはずし方法

外した部分から説明したほうがわかりやすいです。

上の写真の赤丸で囲った部分8箇所に爪があります。

受ける側にはこのように爪を受ける穴が空いていますが、見た目華奢なので力づくでやると多分この穴の上部が壊れてしまい、どうにもならず肘掛け全体を交換する羽目になります。

使った工具はこれ。名前がわからないのですが、このように爪でハマっているものを開けるある種のオープナーです。

一見マイナスドライバーでもできそうですが、受け側(交換しない側)をがりがりに気づけてしまいそうですので、こうしたたぐいの工具を求めたほうがよいかと思います。マイナスドライバーはおすすめいたしかねます。

このように、先の図の爪の部分(8箇所)に工具を差し込みます。爪は外側からはまり込むようになっているので、下から突っ込んで外側に広げるように外しますが、ぴったり爪の部分でやらないと外れません。

私の場合、どうせ上部の肘が当たる部分(肌の当たるところ)は交換しちゃうので、この部分を側面からカッターナイフで切って、カバーを半ば外して作業しました。上の写真でいうと、工具を差し込んでいる部分からちょっと上に線が入っています。この部分が外れるわけではないですが、線に沿ってカッターナイフで切り目を入れると、内部構造が出てきて前述の8箇所の爪を示した写真の白いプラスチックが見えてきます。このプラスチックに爪がありますのでそこを狙って外しました。

どうせ取り替えてしまい捨てるのですから、上記写真で工具を指している部分意外は切り裂いちゃっても問題ありません。

繰り返しますが、くれぐれも鋭いドライバーなどをつかわないように。破損はもとより怪我をする可能性があります。

こうして外したのが下の写真の赤い線の部分。

もしこの方法がいやということであれば、費用は+1万円ほどかかりますが、肘掛け全体(青い線で囲った部分)を交換します。交換は座面の下でネジでとまっていますが、ネジ頭は六角レンチが必要でサイズは6mmだと思います。普通のおまけについているL型の小さいやつでは入らないので、柄の長いものが必要になります。

赤い部分だけだと送料込みで約7,000円(左右)、肘掛け全体となると1万円ほど追加になります。

上の写真左側が古いもの、右側が購入したパーツ。

肌のあたる部分の樹脂が経年による加水分解で切れたりもろくなったりしてきますので、ある程度で交換が必要なところ。

取り付け方法

下の写真は購入した左右の肘当てです。

外した逆ではめれば良いというのは理屈でして、実際にははめるほうも外すのと負けず劣らず大変でした。

太い部分からはめたほうがやりやすいので爪の部分をあわせて押し込みます。上と下から思い切り挟み込むようにするとパチンとハマります。

苦労してはめた結果復活!



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パーツ購入先

パーツはオカムラの保守部品を扱っている株式会社オカムラサポートアンドサービスから通販で買いました。

まとめ

オカムラのオフィスチェア バロンは非常に座り心地が良いのですが、なぜか肘当てだけは壊れたという情報がネット上でよく見かける。

肘当て部分のみ、あるいは肘掛け全体は交換可能で、株式会社オカムラサポートアンドサービスから通販購入可能。

自分で交換作業はできるが、肘当て部分のみにんせよ、肘掛け全体にせよそれなりに大変である。



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