スマートウォッチ HUAWEI WATCH GT 2 (46mm) 簡単レビューとGT 2eとの比較

スマートウォッチ HUAWEI WATCH GT 2 (46mm)  簡単レビューとGT 2eとの比較

先日は「スマートウォッチ HUAWEI WATCH GT 2e (46mm) レビュー」を書きました。その記事に5月2日付けで追記しておりまして、結果的にGT2に交換してもらいましたので、「スマートウォッチ HUAWEI WATCH GT 2 (46mm) レビュー」です。

HUAWEI WATCH GT 2eとGT 2の違い

見た目の違い

写真はこちら。同じフェイスで比べてみます。

これはGT 2。

こちらはGT 2e。

ベゼルの部分が違います。ベゼルのメモリ刻みがGT2ではガラスの外側に刻まれていますが、GT 2eではガラス内となっています。

また側面のボタンがGT 2eでは高さが低くて四角く目立たないタイプで、GT 2は丸く飛び出したものです。デザイン的にはGT 2eのほうがスマートですが、操作性はGT 2のほうがいいです。

ベゼルのメモリはGT 2は一周24時の刻みですが、フェイスに一周24時間のものはないので単なる飾りかと。

表示の比較

解像度とディスプレイサイズは同じなので表示の精細さは全く同じです。

ただ、屋外でのみやすさはGT 2eのほうが若干勝っているような気がします。同時に比べたわけではないので気のせいかもしれませんが、筆者はGT 2eのほうが屋外でよりはっきりくっきり見えるような印象を受けました。繰り返しますが、同時に比べたわけではないのであくまで記憶依存の感覚的なものです。

通知の比較

バイブレーターによる通知ですが、GARMIN INSTINCTの強力な通知に比べると、GT 2、GT 2eともに弱いです。

はっきり言って歩いていると気づきませんが、あえていうならGT 2eのほうが少し強いので感じますが、GT 2はかなり感じにくいです。

ただし、GT 2はスピーカー内蔵なので音声による通知も併用でき、通知があると「ポロン!」と音がします(音量調整可能)ので、バイブレーターの弱さを カバーできます。

バンドの比較

どちらもバンド交換は可能ですが、GT 2eはベゼルと一体化したバンドでスタイリッシュなのですが、どれでも交換OKというわけにはいきません。ベゼルと一体化したデザインが特徴です。

一方、GT 2は普通の時計バンド(22mm)でOKです。もともとオリジナルの時点からGT 2eのような一体感はなく普通の時計っぽいデザインです。

バンド交換を楽しむならGT 2でしょうか。

スペック比較

 GT 2eGT 2
サイズ53 (W) x 46.8 (H) x 10.8 (D) mm45.9 (W) x 45.9 (H) x 10.7 (D) mm
重さ約43g (バンド含まず)約41g (バンド含まず)
ディスプレイ1.39インチ AMOLED 454 x 454 HD (タッチスクリーン)1.39インチ AMOLED 454 x 454 HD (タッチスクリーン)
電池寿命次の場合に約2週間持続。
24時間装着 (拍数継続計測ON、睡眠モニタリングON、毎週平均ワークアウト90分(GPS ON)、スマート通知受信(毎日50回メッセージ受信、3回アラーム)、毎日200回点灯、毎週音楽再生30分(Bluetoothイヤフォン使用)
通常使用は約14日間
バンド素材色により素材が異なります。
ブラック:フルオロエラストマーストラップ
レッド&ブラック:TPUストラップ
グリーン&ブラック:TPUストラップ
ホワイト:フルオロエラストマーストラップ
色により素材が異なります。
チタングレー:メタルストラップ、
ブラウン:レザーストラップ、
ブラック:フルオロエラストマーストラップ
内蔵センサー加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、光学式心拍センサー、環境光センサー、気圧センサー、装着検知センサー加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、光学式心拍センサー、環境光センサー、気圧センサー、装着検知センサー
防水5 ATM5 ATM
対応ワークアウトクライミング、屋外ウォーキング、屋外ランニング、屋外サイクリング、トライアスロン、屋内サイクリング、屋内ランニング、ハイキング、エリプティカル、プール、ローイング、オープンウォーター、屋内ウォーキング、トレイルラン、フリートレーニングWebに記載なし、多分GT 2eと同じと推測。
睡眠モニターHUAWEI TruSleep™2.0 HUAWEI TruSleep™2.0 
ストレスモニターHUAWEI TruRelax™ HUAWEI TruRelax™ 
内蔵可能曲数約500曲(MP3、LC-AAC) を内蔵しBluetoothイヤホンとペアリングしてスマートフォンなしで聞くことが可能約500曲(MP3、LC-AAC) を内蔵しBluetoothイヤホンとペアリングしてスマートフォンなしで聞くことが可能
ライブウォッチフェイスEMUI 10.0以降(すなわちHUAWEIのスマートフォンでOSが10.0以降)で対応、iOS不可(Webに記載なし)
通知スマートフォン(Android)の通知を表示可能。通知対応アプリは専用のヘルスケアアプリで選択可能。スマートフォン(Android)の通知を表示可能。通知対応アプリは専用のヘルスケアアプリで選択可能。
通話(不可)スマートフォンとBluetooth接続した状態で、HUAWEI WATCH GT 2自身で着信・通話可能(スピーカーとマイク内蔵)
筆者注:通話するとバッテリーの減り方が非常に激しいです。

上の表のとおりほとんど変わりません。仕様表では寸法の幅が随分違いますが、これはメーカーのWeb掲載の数字です。両者を同時に手にとったわけではないので同時比較ではないですが、数ミリも違うようには感じません。

GT 2eの幅は53mmじゃなくて43mmくらいじゃないでしょうか。側面のボタンがGT 2eは出っ張っていないのでその分むしろ小さいはずなのです。

最大の違いは通話機能

一番の違いは通話機能です。

GT 2のほうにはスピーカーとマイクがついており、Apple Watchよろしく時計で話すことができます。

Apple Watchでも使っていなかった機能なので、HUAWEI WATCH GT 2で使うとは思えません(そもそも通話が非常に少ない)。

また、この通話機能は本当の電話だけでして、LINE電話とかには対応していません。LINE電話着信があってもHUAWEI WATCH GT 2は着信画面にはなりません。

肝心の睡眠モニターは?(後日追記予定)

ごめんなさい、この記事を書いている朝にGT 2が届いたのでまだ装着して眠っていません。

GT 2もGT 2eも最低3時間の睡眠が必要です。3時間に満たないときは単純に昼寝とされ分析されません。

<後日追記予定>

この部分は後日追記します。



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まとめ

GT 2とGT 2eでは機能的には殆ど変わらない。

GT 2はスマートフォンとBluetoothで接続されている間に限って、スマートフォンへの着信をGT 2で受けて時計でしゃべることができる。

デザインはGT 2eのほうがスポーティで洗練されているようだ(これは好みですが)。

たまたま初期不具合だったのかもしれないが、GT 2eでは睡眠モニターがまともに取れなかった。

注意:SpO2測定機能はありません

中国で販売されているGT2ではSpO2モニター機能が搭載されております。

SpO2は動脈血酸素飽和度というもので、通常は96~99%となっています。新型コロナウイルスなどで肺炎を起こして肺機能が低下すると、いくら一所懸命呼吸しても血液中に十分な酸素が送り込めなくなり、結果としてSpO2の値が下がります。

これが下がると、全身の細胞に十分な酸素が行き渡らなくなり、結果として死に繋がります。

しかし、日本ではSpO2の測定には医薬品医療機器等法の要求を満たす必要があり、単なるスマートウォッチのオマケ機能としては手続きがは厄介すぎて日本ではSpO2機能は殺しているようで、日本向けの製品ではSpO2測定機能は入っていません。でも、なぜかスマートフォンのヘルスケアアプリではSpO2の表示画面があるんですけどね。つい期待しちゃいます。



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