今まで、スマートウォッチでSuica対応といえばApple Watchの天下でした。そのリンゴ天下に切り込んだのはSuicaのお膝元の日本メーカーではなく、米国カンザス州に本社を置くGarminでした。報道では5月下旬から対応予定とのこと。
Garminのスマートウォッチ
私も過去何度かリストバンドタイプや腕時計タイプを使っており、現在はG-SHOCKみたいな頑丈風貌のINSTINCTを使っています。
アクティビティのトラッキングに関してはさすがGARMINでして、はっきり言っておまけ程度のトラッキング機能のHUAWEI WATCH GT2/GT2eとは違います。日常のヘルスケア(心拍や歩数・ストレスなど)のモニタリングであれば極端な差はないですね。
Garmin Payについて
さて、今回Suica対応するGARMINのスマートウォッチですが、Suica以前にGarmin PayというNFCベースのペイに対応しているモデルがあります。
Legacy Saga、Legacy Hero
vívomove Style、vívomove Luxe
vívoactive 4S、vívoactive 4
vívoactive 4/4S
Venu
ForeAthlete 945
vívoactive 3/3 Music
fēnix 5 Plus、fēnix 5S Plus、fēnix 5X Plus
fēnix 6S、fēnix 6、fēnix 6X、fēnix 6X Pro Dual Power
D2™ Charlie、Descent™ Mk1
GARMINホームページより
Garmin Payは非接触の決済(Pay)でして、実体はVISA タッチ決済です。ならばVISAタッチ決済に対応しているカードなら何でも良いわけではなくて、『Garmin Payに対応するVISAタッチ決済に対応したデビットカード」を発行している以下の銀行との契約が必要です。
・ジャパンネット銀行/ The Japan Net Bank: VISA
・ソニー銀行/ Sony Bank: VISA
・三菱UFJ銀行 / MUFG Bank: VISA
VISAタッチ決済そのものが日本ではまだまだレアなので使える店舗も限らています。
Garmin Pay Suica
Apple WatchのApple Pay Suicaは当然iPhoneがないとだめでしたが、Garmin Pay SuicaはiPhoneでもAndroidでもOKす。
Garminのホームページによれば対応機種は以下の通りです。
Legacy Saga、Legacy Hero
vívomove Style、vívomove Luxe
vívoactive 4S、vívoactive 4
Venu
vívoactive 3/3S
fēnix 6S、fēnix 6、fēnix 6X、fēnix 6X Pro Dual Power
APPROACH S62
GARMINホームページより
かなりGarmin Pay対応機とかぶっていますが、完全に一致してるわけではないのでご注意ください。
JR東日本のサイトでも告知されています。
GarminのウェアラブルデバイスでSuicaがご利用いただけるようになります[PDF/366KB]
あいにく、筆者のINSTINCTはそもそもGarmin Payに非対応なので関係ないですが。
もしこれからGARMINを買おうかどうか考えて、腕時計Suicaタッチに興味があるなら上記対応機種を買いましょう。
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まとめ
腕時計Suicaで改札タッチ!はApple Watchの天下だったが、GarminがGarmin Pay Suicaを引っさげて今月下旬を目処に利用開始となる。
今までiPhoneの天下だった腕時計で改札通過がAndroidユーザーにも可能になる。
Garminはアクティビティトラッカーとしても非常に優秀なのでおすすめできる。
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