コロナ禍でも国内で日帰り1撃で1万PPを稼ぐためのSFC修行コース(後編)

コロナ禍でも国内で日帰り1撃で1万PPを稼ぐためのSFC修行コース(後編)

コロナ第3波と言われている状況の現在ですが、コロナの状況次第では来年SFC修行を計画したいと感がている方も多いでしょう。海外は来年はまだ無理でしょうけれど、国内ならなんとかなるかもしれません。そこで那覇単純往復などではなく少しは変化があり乗りごたえもあるコースを考えてみました。今回は後編です。

前回のおさらい:那覇から新千歳ルート

まずは復習で那覇から新千歳までのコースです。
以下の区間マイル・積算マイル・PPには第1区間となる羽田→那覇の分を含んでいます。

那覇空港出発→乗継空港→新千歳空港到着
那覇乗継新千歳区間
マイル
積算
マイル
PP
便名出発
時刻
乗継
空港
到着
時刻
便名出発
時刻
到着
時刻
NH169413:55直行17:052,3813,2726,753
NH215811:55成田14:25NH215517:5019:352,4783,4067,395
NH126413:30静岡15:40NH126116:1518:002,4393,3527,293
NH247016:00中部18:05NH71719:3521:15到着が遅くて羽田に戻れない

大分絞られてきましたね。

那覇~中部~新千歳は新千歳への到着がおそすぎてそこで足止めとなりますので、ここで脱落します。

那覇から新千歳へは直行便、成田経由、静岡経由が生き残りました。

前編の最後に書いたように、那覇から新千歳への直行便は激烈な人気でなかなか予約が難しいこと、割安なスーパーバリュープレミアム28や株主優待の設定がないようですので割高になり修行向きではありません。

穴は静岡経由日なのです。意外に空きが多くて料金も安いのです。

那覇から新千歳行きの静岡経由便は静岡空港での乗継が35分しかありませんが、ANAの運賃検索で那覇から新千歳までを乗継ありで検索すると静岡経由も出てきますので問題なさそうです。

特にプレミアムクラスですので、降機も一番最初ですから問題はないと考えら得ます。

過去のフライトをflightrader24でみると、那覇→静岡の機材はそのまま静岡→新千歳に向かっていますのでなおのこと問題はないと推測しますが、例外もありますので安心はできませんけど…。

静岡空港は行ったことがないのですが、フロアレイアウトを見ると到着ロビーの手荷物受取所から出発ロビーの搭乗待合室へ上がれるエスカレーターとエレベータがありますね。到着後係員に乗継を申し出れば多分大丈夫でしょう。

新千歳から羽田ルート

新千歳だけで終わっても日帰りにはならないので、ここからどやってプレミアムポイントを稼ぎながら羽田に帰るかを考えます。

新千歳に到着する最も早い17:05から最も遅い21:30を出発時刻目安として羽田に戻れる便を探してみます。

出発時刻は乗り継ぎを考慮して18時以降の便となります。

新千歳「出発」便
目的地便名出発
時刻
到着時刻区間
マイル
積算
マイル
PP料金PP
単価
羽田NH7618:3020:105107001,67551,11030.512
NH7819:3021:10
NH8220:3022:10
NH98821:1523:00
伊丹NH78017:5019:506669152,06527,03013.089
関西NH171819:0521:2526,21012.692
広島NH127218:4020:557491,0292,27224,87010.946

新千歳を18時以降に出発する便でPP単価が最も安いのは広島、次に関西、伊丹と続きます。

新千歳→羽田はドル箱路線でANAも強気ですのでここは外します。

残った伊丹、関西、広島から羽田に帰れる便を見ましょう。

羽田到着便
出発
空港
便名出発
時刻
到着
時刻
区間
マイル
積算
マイル
PP料金PP単価
伊丹NH04020:2021:303503851,10024,85022.590
関西NH10021:5523:003502851,10023,13021.027
広島NH68821:3522:555175681,43524,09016.787


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新千歳前後で分けて整理する

羽田~那覇~新千歳

スクロールで戻るのはややこしくなるので簡単に再掲します。

 羽田~那覇~新千歳
ルート新千歳
到着時刻
区間
マイル
積算
マイル
PP運賃PP 単価
1羽田→那覇→[直行]→新千歳17:052,3813,2726,753110,80016.407
2羽田→那覇→成田→新千歳19:352,4783,4067,39588,00011.899
3羽田→那覇→静岡→新千歳18:002,4393,3527,29383,00011.380

国内線で最も長距離フライトの那覇~新千歳は魅力的ですが、やはりPP単価が高いですね。

これは外さざるを得ないと思います。

新千歳~羽田

 羽田~那覇~新千歳
ルート新千歳
出発時刻
羽田
到着時刻
区間
マイル
積算
マイル
PP運賃PP 単価
4新千歳→伊丹→羽田17:5021:301,0161,3003,16551,88016.391
5新千歳→関西→羽田19:0523:001,0161,3003,16549,34015.589
6新千歳→広島→羽田18:4022:551,1631,5973,70748,96013.207

伊丹や関西経由はビジネス路線でニーズが多いため料金も強気です。
PP単価も15円を超えますのでここはパスしましょう。

残るのは「新千歳→広島→羽田」となります。

このルートで決まり

新千歳への到着時刻、新千歳からの出発時刻を考えると残るのはこれ。

羽田→那覇→静岡→新千歳→広島→羽田

時刻等をまとめます。(3月2日を搭乗日と仮定)

便名出発
空港
出発
時間
到着
空港
到着
時間
機内食
NH467羽田089:30那覇11:20朝食
NH1264那覇13:30静岡15:40軽食
NH1261静岡16:15新千歳18:00軽食
NH1272新千歳18:40広島20:55夕食
NH688広島21:35羽田22:55夕食
これで1日1撃にて11,000PPを稼げます。

積算マイル:4,949マイル
プレミアムポイント:11,000ポイント
運賃:13,1960円
PP単価:11.996円/PP

このコースのメリット・ディメリット

メリット:

・プレミアムクラスなので食事は全て機内で済ませられ、機外での飲食はほとんど不要。
・プレミアムクラスなので疲労感も相対的に少ない。
・プレミアムクラスなので乗継のための降機に時間がかからないのが嬉しい。

ディメリット:

・静岡・新千歳・広島での乗継時間が非常に短い。
・新千歳は大きな空港であり飛行機がゲートについてSPOT-INしてから、次の飛行機が動き出す(SPOT-OUT)するまでの時間が40分しかないのでかなり厳しいと考えられる。ディレイがあるとやばい!
・広島空港は到着・出発完全分離なので乗継40分は大して余裕がない。

筆者の修行経験と集めた情報では、静岡空港はボーディングブリッジから降りると一般エリアの前に「乗継はこちら」みたいな案内があるそうなので、そのまま再度保安検査を受けることなく、搭乗できるようです。

何より、那覇から新千歳行きをANAの予約サイトで検索すると羽田・関西・大阪のほかに静岡経由も出てくるので、ANA公認の乗継ルートなので心配はほとんどありません。

しかし本州から新千歳乗継で広島経由なんて異常な乗継は一般人はしませんし、同様に新千歳から広島経由の羽田行きも同様に修行僧くらいしかつかいません。特に新千歳は大きな空港で冬場は到着ディレイも大いにありますし、新千歳が吹雪いて着陸できなくて、仙台などへの代替着陸(ダイバート)もありえます。

1撃11,000PPですが、相当リスクが高いといえます。

新千歳で乗継できなかった、広島で乗継できなかった場合を考えて一泊分の身の回り品も持ったり、リルートの可能性を考えてから計画すべきルートです。

まとめ

日帰り1撃11,000ポイントの国内線SFC修行コースは、「羽田→那覇→静岡→新千歳→広島→羽田」である。

費用は3月2日と仮定して13,1960円、プレミアムポイントは11,000ポイント、PP単価は11.996円/PPとなる。

新千歳という大きな空港で飛行機到着から次の便出発まで40分しかないのでかなり厳しい。

広島でも同様に40分しか余裕がないのは大きなリスク。



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