コロナ禍から日本を救う立役者は我々自身です

コロナ禍から日本を救う立役者は我々自身です

日本で最初に新型コロナウイルス感染者が確認されてから1年以上経ちましたが、日本は所謂第三波の真っ只中です。しかし、一年経っていろいろなことがわかってきました。飛沫による感染が主要因であり、それを防ぐことができるには他ならぬ私達自身です。私達自身が行動を変えることで、私達自身が日本を救う立役者になることができます。

飛沫(唾液)で感染拡大

すでにたくさん報道されておりますし、異口同音に専門家も認めるところなのが飛沫(唾液)が感染を拡大される要因になっているわけです。

だから、飛沫防止のために皆がマスクをするわけです。

飛沫はこういうときに飛ぶ

今更ですが復習です。

・くしゃみ
・咳
・むせる
・喋る・叫ぶ・歌う・笑う
・食べる・飲む

要するに口を開けると飛ぶ可能性があるわけです。

飲む」ということで直接飛沫が飛びまくる可能性は少なそうですが、得てして「飲む」ときに「むせる」ことはありますよね。「食べる」ときに「むせる」ことは「飲む」よりは少なそうですが、口を開けてむちゃむしゃやるのでリスクはありそうです。

こうしてみると理論的にはこれらを防ぐには話はさほど難しくないですよね。

自分でできる飛沫防止対策(直接飛沫)

・くしゃみ、咳は必ず大量の飛沫が飛ぶので、マスクをきっちりつけて下を向いてしゃがむなどできるだけ口を低い位置にして行う。たったままマスクをせずに正面を向いて「ハックショーン」なんてのは論外中の論外。
自宅以外ではマスク装着(周囲に誰もいない自然の中などでは別です)。
飲食は一人もしくは同居者とのみ行う。当面は会社のランチもお一人様!。
・食事は直前までマスク装着、食べている間だけ外し、食べ終えたら即マスクをして会計して退出。

言葉で書くと簡単ですが、なかなか難しい。

特に、仲間と一緒にコミュニケーションも兼ねるランチを一人というのは厳しいけどやり遂げなければなりません。

自分でできる飛沫防止対策(関節飛沫)

さんざん言われているので今更ですが….

・ドアノブ、エレベータにボタン、自販機や券売機のボタン、エスカレーター手すり、電車のつり革・握り棒などは素手で触らない、触ったら手を洗うか消毒する。
・お金に触ったら手を洗うか消毒する。
・スーパーやコンビニを出るときにも手を消毒する(いろいろな商品に触るので)。

筆者はドアノブ以外は素手ではめったに触りませんし、触った後は簡単ですがアルコールジェルで消毒します。

体幹を鍛えれば電車もかなりつり革のお世話にならなくて済みます(安全面から必ずしもおすすめはできませんが)。

通勤時などに見ていると、皆さんマスクには神経質ですが手で触れるということには意外に注意を払っていないことが多い気がします。

不特定の人が手を触れるものには素手で触れない、やむを得ず触れた場合は手洗いあるいは消毒をすることを徹底する。

そんな手洗いなんて….

先日、番組名は覚えていませんがある感染症の先生が「いつもポケットにこれを入れて豆に消毒していますよ、100円ショップに売っていますので、同僚の医師も使っています」とおっしゃっていました。

100円ショップでポケットサイズの消毒ジェルが売ってる?

探したら、THE DAISOにありました。

エタノールの濃度は59%なので、WHOガイドラインの60~80v/v%ほぼぎりぎりでしょうか。

でも、手洗いも消毒もしないより遥かに・圧倒的に感染リスクは下がると思いますよ。

政府・行政への要望

欧州諸国では厳格なロックダウンをするとその時は感染者数は減りますが、解除してしばらくするとまた感染者は増加していきます。

日本だって、一回目の緊急事態宣言が終了してから感染者数が増え始めて山谷はあれども今に至っています。

法律や規則・ガイドライン等の規制では人の行動変容の定着は期待できない。

これは筆者の意見ですが、一年間コロナ禍の中で生活してきた感想でもあります。

孤食環境・お一人様環境整備へ補助金・奨励金

休業しても休業があけたら感染者増になるのは明白だと思います。

飲食店や関連業界は疲弊し姿を消していき、いずれコロナが収束(季節性インフルエンザ程度の驚異になる)したときには、外食砂漠になっていしまっている。ひゅーるりー…..。

そうならないために、飛沫・接触感染を防ぐ営業スタイルを確立することです。

テイクアウト充実もその一つですが、いつもいつもテイクアウトというわけにはいきません。

筆者は孤食・お一人様環境を充実させること、そのための補助金や奨励金を弾むことを提案します。

一人ならば長居しない(=回転が速い)し喋ることもないので飛沫の心配は激減します。

・カウンター中心で正面と両側には十分な大きさの飛沫防止パーティション
・テーブル席では4人掛けは斜めの2名のみ利用可とし正面パーティション必須(片側の椅子は置かない)
・テーブルの箸置き・爪楊枝入れ・調味料・紙ナプキンなどは完全撤廃(いろいろな人が触りリスクが高くなる)
・メニューは数をある程度絞ってパーティションに貼り付けて触らなくても良くする。
・これらを整備するための補助金を出す
・正しく上記の防止策が確認できれば一定期間ごとに奨励金を弾む、ただしその後の抜き打ち検査で違反が判明すれば支払い済み奨励金三倍返しの罰則
Go To Eat Soloクーポン、お一人様のみ使えるクーポンをGo To Eatの代わりに作る
営業時間制限は設けない(時短しても営業時間内店内飲食で騒げば同じこと、それよりは飛沫防止が肝心)
・店内喫煙室は完全撤廃(喫煙室は感染の大きなリスク)
・決済はキャッシュレスを原則とし、現金決済は割増。
・そうは言っても騒ぎたい向きもいるので、4人を限度として一人ひとりを完全に仕切った立ち席を作り、パーティションは天井までの高さで囲む。
・飲食店以外の飛沫リスクのあるライブハウス(特に感対策の難しい小さなライブハウス)などは慎重に営業継続と感染防止の両立を検討を要するので厳しい規制はやむなし。

ガチガチの規制は解除後にタガが外れて感染再拡大するので無意味だし、ガチガチ規制の間に業者は疲弊の局地に達する。



【広告】

コロナ禍から日本を救うのは私達自身

国や自治体が無策だからコロナが広がるというのは、きつい言い方をすれば責任転嫁です。

流行はじめの去年前半ならともかく、一年経っていろいろなことがわかってきた今は、基本的な拡大防止の責任は私達一人ひとりにあります。

経済と感染防止の両立も私達の行動にかかっています。

今の日本をコロナから救えるヒーロー・ヒロインは他なら私達自身です。



【広告】

住まいと日常カテゴリの最新記事