Mac学割キャンペーンの金額明細の謎

Mac学割キャンペーンの金額明細の謎

学生のメリットの一つにApple Storeでの学割価格購入があります。現在キャンペーン中で4月7日までに対象商品をApple Store(オンライン/店舗/電話)で購入すれば最高18,000円のApple Storeギフトカードがもらえます。この金額明細をよく見ると金額に謎があります。

Apple製品を学割購入できる人

どこで買ってもほぼ同じ価格で割引がないのがMacやiPadといったApple製品。

ヨドバシカメラやビックカメラのポイントも通常10%なのにApple製品は半分の5%です。

しかし学生ならばApple Store購入で学割が効きます。

Apple Store for Educationでは、日本国内の以下対象の学生及び教職員の皆様に割引価格でご購入いただく事ができます。
・大学、高等専門学校、専門学校の学生
・上記の教育機関への入学許可を得て進学が決定した生徒
・大学受験予備校に在籍する学生
・小・中・高・大学・専門学校の教職員
PTAの役員として活動中、もしくは選出され活動が決定した方
大学、高等専門学校、専門学校の学生、それらの学校に進学が決まった生徒、大学受験予備校生は父母の代理購入もできます。対象の詳細はApple Store for Education対象教育機関にてご確認下さい。
出典:https://www.apple.com/jp_edu_1460/shop/browse/open/salespolicies/edu

対象教育機関の詳細は以下の通りです。

Apple Store for Education 対象教育機関
学生対象教育機関
・大学(短期大学、大学院、放送大学全科履修生および修士全科生、インターナショナルスクールを含む)、高等専門学校、専門学校(専修学校専門課程)、大学受験予備校
教職員対象教育機関
・学校教育法に規定された教育機関
・学校[小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、大学(短期大学、大学院、放送大学を含む)、高等専門学校、盲学校、聾学校、
・養護学校および幼稚園]
・上記教育機関付属の病院
・専修学校[一般課程(専修学校)、高等課程(高等専修学校)、専門課程(専門学校)]
・大学受験予備校
・各種学校
・地方教育行政の組織および運営に関する法律に規定された教育委員会および教育機関*3
・職業能力開発促進法に規定された公共職業能力開発施設および職業訓練法人*4
・国および地方自治体が設立した大学校*5
・大学共同利用機関*6
・インターナショナルスクール*7
・その他上記以外で弊社が特別に教育機関として認定した機関
出典:https://www.apple.com/jp_edu_1460/shop/browse/open/salespolicies/edu#org

本ブログの読者の皆さんの多くは社会人であろうと推測しますが、一般企業に勤める社会人がApple製品を学割で買えるのは以下のような皆さまとなります。

・大学、高等専門学校、専門学校の学生、それらの学校に進学が決まった生徒、大学受験予備校生のであること。
PTA役員であること。
・大学、高等専門学校、専門学校の学生あるいはそれらへの進学が決まっている生徒。

は?一つめと二つ目はわかりますが、三つ目はないだろうって?

いえいえ。

社会人であっても「放送大学全科履修生」になることは可能です。(「選科履修生、科目履修生」は対象外ですのでご注意ください、卒業すると学位がもらえる「全科履修生」のみが対象です

当ブログでも以下の記事で解説していますのでお読みになってください。

実は、筆者も4月から正式に「放送大学全科履修生」となり、すでに「入学許可書」がありますので、正式にAppleの「学生・教職員向けストア」でお買い物ができます。

Apple学割キャンペーン

4月7日までに下記製品をApple Store(オンライン/店頭/電話)で買うと、最高で18,000円のApple Storeギフトカードがもらえます。

・MacBook Air (M1)
・MacBook Pro 13インチ (M1)
・MacBook Pro 16インチ
・iMac
・iMac Pro
・iPad Pro
・iPad Air
・アクセサリー類

Mac miniは残念ながらキャンペーン対象外です(普通の学割価格のみ)

放送大学全科履修生の入学許可証を持つ筆者が狙うのは「MacBook Air 8-GPU/16GB-メモリ/512GB-SSD」です。



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キャンペーン価格明細の謎

それでは「MacBook Air 8GPU/16GBメモリ/512GB-SSD」を買うときの費用を一般ストアと学生・教職員向けストアで比較しましょう。

一般ストア学生・教職員向けストア
本体価格(税別)149,800円136,800円
送料無料無料
消費税14,980円11,880円
合計支払額164,780円148,680円
合計割引額(税別)無し18,000円
支払い額の差16,100円
ギフトカード込の差34,100円

学割金額の消費税がなんかへんじゃないですか?

本体価格136,800円に対して10%消費税ですから、13,680円のはずですが11,880円と想定より1,800円も消費税が安いです。

消費税が安くなる分には大歓迎ですが謎です。

考え方としては、18,000円分は単純な割引ではなく、計算上合計金額から差し引くが請求金額から差っ引くのではなく、ギフトカードとして還元するというものです。

すなわち、

本体価格:136,800円
消費税:(138,600円ー18,000円[割引]) X 10%
請求金額:本体価格+消費税

となるわけですが、このままだと全然18,000割引にはならないので、ギフトカード18,000円を提供することで事実上の割引としているのです。

すなおに割引にすれば良さそうですが、ギフトカードにして提供したほうが次の購買に繋がりますからね。

一般店舗で現金割引ではなくポイント還元して次につなげるのと同じ理屈です。

18,000値引きの価格で本体を購入し、ついでに18,000円のギフトカードを買ったのと同じ結果です。

ギフトカードいらないからその分安くしてくれ!と思いますが、まあ、そこは商売です。

いずれにせよ、MacBook Air M1とか買うなら今がチャンスです(学割資格があれば….ですが)。

まとめ

Apple製品を安く買うのは学割しかない。

学割は一般企業勤めの社会人でも対象となる生徒の親であるかPTAであるか、放送大学全科履修生になれば良い。

学割キャンペーン18,000円は値引き扱いで消費税計算されるが、支払い額からの値引きではなくApple Storeギフトカードとしてバックされる。



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