アトピーと花粉症の関係

アトピーと花粉症の関係

2015年に皮膚科専門医でアトピー性皮膚炎と診断され、体幹・四肢に華やかな湿疹ができると同時に、それまでの花粉症の症状が見事に引っ込みまして花粉症全快になったような感じでした。それから数年が経過しアトピーは一部に色素沈着を残してはいますが、皮膚は相当普通になり滑らかな皮膚が戻ってきました。一方花粉症のほうは…

アトピー発症のころ

体幹や足の湿疹がなかなか直らず、皮膚科専門医の門をたたいたのは2015年。採血してヒトTARCとIgEを検査してアトピーと確定。

中年後半になってアトピー発症なのでした。
振り返ればそれまでも湿疹ができやすかったなぁ….。

筆者の場合、顔以外(いっときは顔のもみあげ辺りもほんのり赤くなったけど)の四肢・体幹に結構派手に出まして、一番ひどいときはさすがにジムで裸になるのも気が引けるくらいでしたので何ヶ月かは休んでいました。

成人アトピーは完治するものではないと思っています。

生活と精神状況を良い方に改善し、専門医の指導のもとに薬(内服や外用)をうまく使って症状を抑え込みその良い状態を保湿などでキープすることが大切なのです。

経験的にはアトピーを完治させようという気持ちが実はたいへん大きなストレスになっていたと感じます。こうしたストレスは多分アトピーには大敵なのです。

アトピーって症状がひどいときには、何でも信じたくなる・試してみたくなるものですが、実のところそれは絶対やってはいけないのです。

皮膚科医もよく選ぶ必要があります。



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花粉症

花粉症歴はアトピーよりずっと長くてアトピー発症よりずーーーと以前から花粉症でした。

酷い時は朝起きると枕元にティッシュの山ができていましたし、昼間もくしゃみ連発・涙ボロボロ。

こうした症状が改善したのは「ナゾネックス」という薬を使い始めてからです。

薬価はナゾネックス点鼻液50μg56噴霧用で1373.5円なので単純計算3割負担だと412円。これで2週間分(1日1回2噴霧を両鼻なので1日4噴霧、56噴霧用なので14日分、一月28日として824円となります。あくまで単純計算です。

閑話休題。

ここ一年くらいでアトピーは相当・かなり・めちゃくちゃ改善しまして体幹は色素沈着は多少残っていますが、ざらざらだった肌はかなりつるつるになり元の肌色が戻っています。

四肢も相当改善し、まだ苔癬化した部分の完全な復活には至りませんが、以前に比べたら雲泥の差です。

これでOK…ではなくて….

アトピーが改善したら花粉症が復活してきた!

….のです。

なんてこった!

アトピーと花粉症はシーソーのギッタンバッコンだったのか!<筆者の場合

というわけで、またしてもナゾネックス復活です。

ただし今度はジェネリック。

 

モメタゾンという112噴霧(つまり28日分)の薬です。

薬価は1,368円で保険適用3割負担で約410円。以前の先発薬ナゾネックスの半額です。
ありがたいことです!

ちなみに、ロラタジンは花粉症~アトピー~花粉症でずっと服用しているという。眠くなりませんが効き目は穏やか(というかゆるい)です。ぶっちゃけ飲まなくても変わらない気がしますが….。

ここ一週間ほどで花粉飛散が激増しましたが、モメタゾンの効果はバッチリです。
これ、鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状だけではなく、筆者の場合は目のかゆみにも効果が出てきます。

まとめ

筆者の場合、アトピーが出たら花粉症の症状が収まり、アトピーがよくなると花粉症再来である。

花粉症とアトピーはシーソーの関係のようだ(笑)。



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