MacBook Air M1:熱は持たないけどバッテリーはすごく持つ!

MacBook Air M1:熱は持たないけどバッテリーはすごく持つ!

発注から手元に届くまで三週間半ほどかかったMacBook Air M1のCTOモデル。まだ大して使ってはいませんが、Apple M1の凄さに圧倒されています。題して「熱は持たないけどバッテリーは持つ」です。

購入した仕様

Apple MacBook Airは学生・教職員ストアで購入した(筆者は利用資格があります)もので仕様は以下の通りです。

13インチMacBook Air – ゴールド

購入したハードウェア:

8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engineを搭載したApple M1チップ
16GBユニファイドメモリ
512GB SSDストレージ
Touch ID
Thunderbolt / USB 4ポート x 2
感圧タッチトラックパッド
True Tone搭載Retinaディスプレイ
バックライトMagic Keyboard – 日本語(JIS)
アクセサリキット

購入した有償ソフトウェア:

Final Cut Pro(ビデオ編集ソフトウェア)
Logic Pro(音楽制作ソフトウェア、いわゆるDAW)
Motion(Final Cut Proのためのモーショングラフィックスソフトウェア)
Compressor(Final Cut Proのためのエンコードソフトウェア)
MainStage(LogicProのためのライブ演奏用ソフトウェア)

モデルを選ぶポイント

GPUについて

文句なく8-GPU搭載モデルでしょう。

後述するメモリ容量同様、あとから追加できるものではありません。メモリとストレージが同じ容量であれば7-GPUと8-GPUの価格差はたったの5,000円です。

5,000円の差なら、あとからGPUは交換できないので絶対8-GPUモデルにすべきです。

メモリ容量について

CTOではない「吊るし」モデルの場合、8-GPUモデルではメモリは8GBのみ、ストレージは512GBのみとなります。

ノートPCを使って25年、四半世紀ノートPCと付き合ってきた筆者の哲学は「メモリは財布に余裕のある限り大きなモデルを選べ」です。

理由は簡単で、今どきメモリは多すぎて困ることはありませんし、ノートPCの場合メモリ不足でスワップ多発して遅いとなっても一部の据え置きに近いモデル以外はメモリ増設や交換はできないのが普通です。

幸いか不幸かMacBook Air/Proではメモリ容量の選択肢は8GBと16GBしかありません。価格差は20,000円(税別)です。それをどう考えるかですが、ここは奮発して16GBを選ぶべきです。早く欲しくて吊るしの8GBというのはわかりますがやはりここはすぐ欲しいのを我慢して16GBでしょう。

家庭内モバイルでWebブラウズとメールくらしか使わないというのであれば、そもそもMacBook AirやWindows PCは不要でそれこそChromebookで十分です。

ストレージ容量について

ストレージ容量はメモリほどクリティカルではありません。

何をするかによりますが、正直なところ256GBでは心もとない。だからといって2TBは多すぎます。

というかコストがかかりすぎます。

512GBモデルを2TBにすると60,000円も追加が必要になります。

512GBを1TBにするなら20,000円ですみますが、8GBメモリを16GBにするのも20,000円です。

同じ2万円追加なら512GBストレージを1TBにするより、8GBメモリを16GBにしたほうが良いです。

ノートPCのストレージは倉庫ではありません。ノートPCは持ちあるくので盗難・故障・紛失のリスクは家庭内据え置きPCのより高くなります。必要なものだけを入れておくのが安全・安心のコツでもあります。

512GBあれば仮にシステムやアプリケーションに100GB取られたとしても400GBありますいしそれだけあれば数回分の旅行写真は貯められますし、動画編集だって問題ありません。

一時的に足りないのであれば、1TB程度の外付けSSDを使ったほうが懸命というものです。

AirとPro

IntelチップモデルではAirとProの性能差は歴然としていました。

しかし、Appleシリコン(M1)のMacBookでは13インチ/8-GPUであればスペックは同じです。違いはTouchバーの有無と冷却ファンの有無、バッテリー容量、付属ACアダプタの容量です。

バッテリーはAirが49.9Whリチウムポリマーバッテリーなのに対し、Pro13インチは58.2Whリチウムポリマーバッテリーです。

ACアダプタはAirが30W、Proが61Wです。

重さはProのほうが1.1kg重くなります。

性能はほぼほぼ同じであれば持ち歩きを考えるとAirのほうが優れていると思います。

M1 MacBookはIntel MacBookのようにAirとProの差はありません(画面サイズが同じならばですが)。



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ファーストインプレッション

ストレージ消費

初期セットアップ直後のストレージを見忘れてしまいました。

アプリケーションの容量消費を見てみましょう。(プレインストールのNumbers、Keynote、Pagesは使わないので削除しました)

インストールした主なアプリで大きなものは以下のようなもの。

・Evernote
・Final Cut Pro
・Logic Pro
・Final Cut Pro
・MainStage
・Compressor
・Microsoft Word
・Microsoft Outlook
・Microsoft PowerPoint
・Microsoft OneNote
・Microsoft Teams
・OneDrive
・Adobe Creative Cloud

Adobe Creative Cloudのアプリケーションは以下のものを入れています。

これでストレージの状況は以下の通り。

ストレージ全体の空き容量494.38GBで、上記アプリケーションをインストール後(データは殆ど入っていません、なぜならクラウドメインなので)に409.38GBの空きとなっています。

これだけあれば倉庫にでもしない限り問題ありません。

バッテリー持ちがすごい

まだ動画編集とかしていませんが、100%充電状態、バッテリーや画面輝度設定はデフォルト状態でSafariを使ってバッテリー駆動でNetflixで映画を見ました。

映画視聴環境;

ブラウザ:Safari
モード:フルスクリーン
音声:内蔵スピーカー

バッテリー:

視聴開始時:100%
2時間30分視聴後:92%

2.5時間で8%消費。

ということは、残り10%になるまでには…

90(%) ÷ 8(%) = 11.25
11.25 X 2.5(h) = 28.125(h) = 28時間7分

計算上はフル充電状態からSafariでNetflix(Wifi接続)で映画を見ると、バッテリー残量が10%になるまでに28時間かかることになります。つまり丸1日徹夜で見続けてもバッテリーは持つ計算になります。

2時間半、そのうち半分くらいの時間はソファに座って膝の上に乗せていましたが、まったく発熱を感じることなくキーボード面や底面は冷たいままでした。

何をするかによりますが、一日朝から夜までの外出であれば充電器不要でも全然OKでしょう。

まとめ

MacBook Air M1のバッテリー持ちはすごい。フルチャージでNetflix映画鑑賞で2.5時間で8%消費なので、計算上は残り10%までには28時間もつことになる。

発熱は非常に少ない。2.5時間映画を見ても底面やキーボード面は冷たいまま。

MacBook Air M1はメモリ16GB、8-GPU、512GB-SSDのCTOをおすすめ。メモリやGPUはあとから増設できないので、予算が許す限り多くすべき。



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