Amazfit Band 5は6,980円のスマートバンド、15日間駆動で日本人待望のSpO2測定もできる!

Amazfit Band 5は6,980円のスマートバンド、15日間駆動で日本人待望のSpO2測定もできる!

“Amazfit”ってご存でしょうか?名前からしてAmazon関係?どうもスマートウォッチなどのデバイスっぽいですねぇ、ってことで知らなかったのはお前だけじゃ!とか言われそうですが、調べたついで買ってみました。

Amazfitって?

何者ですか?

デジタルガジェットヲタクの筆者ではありますが、Amazfitについては全く知識がなくてなんとなく名前だけ知っていました。

そしてAmazfitのスマートウォッチやスマートバンドがあると聞いて真っ先に思ったのが、

AmazfitってAmazonが作ったフィットネスデバイス・スマートウォッチ?

なのかってこと。

ご存じの方からすれば「アホなやっちゃ!」でしょう。

実はAmazonとは全然関係ないという….

Amazfiは中国のHuami(ファーミ)という会社が出しているスマートデバイスなどのブランドです。

では、Huamiとは何者?

Huami (華米科技・Huami Corproation) は2013年に設立された、Xiaomi のスマートウェアラブル製品(Mi bandシリーズ、体組成計等)のデザインと製造を一手に引き受けているXiaomiの戦略的グループ企業です
出典:Huami正規代理店 TJC株式会社 「Huami(ファーミ)について」より

なーるほど、なーるほど、XiaomiのスマートバンドはHuamiが作っているのですね。

HuamiはXiaomiにOEM供給しているとともに、自社ブランドとしてAmazfitのシリーズを販売していることですね、ふむふむ。

製品ラインナップ

Amazfitのホームページの製品ラインナップを見てみましょう。

価格帯はamazon.co.jpの2021年4月3日時点でのものです。

ウェアラブルのラインナップ
SportT-Rex Pro
Neo
T-Rex
Stratos 3
?
?
27,000円
?
タフネス系というかG-SHOCK系みたいな感じ。GARMINでいうとINSTINCTっぽいモデルの系統。ゴツゴツした野性味のあるデザイン。
FasionGTS 2e
GTR 2e
GTS 2 mini
GTS 2
GTR 2
GTR
GTS

20,800円
20,800円
16,800円
16,800円
19,800円
21,800円
16,800円

スリムでファッショナブルなデザインをウリにしたスマートウォッチ。
BasicBip U
Bip S
Bip S Lite
?
12,000円
?
文字通り基本的であるが十分な性能を持ったスマートウォッチ。タフネスやファッショナブルなデザイン不要なタイプ。
FlagShipAmazfit Xヨドバシ
62,480円
曲面ディスプレイのバングル(腕輪)のようなデザイン。お値段もフラグシップ。
BandsBand 56,980円Amazfitの最安。XiaomiのMI Band 5と同系統。数千円で買えるが日本向けもSpO2測定機能付きのお買い得。
価格はだいたいの目安ということでお考えください。

Amazfit Band 5

パッケージと内容物

さて、今回購入したAmazfit Band 5です。

下の写真の通りXiaomi MI Band 4やBand 5と同形状です。

形状が同じなのでサードパーティのバンドもMI Band 4やBand 5のものがそのまま使えます。

パッケージは至ってシンプル。

箱の中身は本体、充電ケーブル(マグネット式)、多国語の簡易説明書のみ。

スマートバンドなのでペアとなるスマートフォン側にもアプリが必要です。

筆者のもつもう一つの格安スマートバンド(HUAWEI HONOR Band 5)に比べるとディスプレイが小型なので表示も小さく、老眼の入っている筆者の眼力(笑)では、メガネなしでは小さい文字はよく見えません。

ま、遠近両用(といっても裸眼で1.2ありますので「遠」のほうは素通しですが….)をかけているので事実上あまり支障はありません。

言語について

筆者が買ったAmazfit Band 5は初期状態では本体の言語設定には日本語がありませんでした。

しかし、スマートフォンのZeppアプリとペアリングをしてファームウェアアップデートをかけたあと、スマートフォン側で言語設定を見ると日本語設定が可能になっており、ここで日本語を設定するとフォントがダウンロードされ日本語表示ができるようになりました。

仕様

本体サイズ47.2 x 18.5 x 12.4mm
本体重量12g (ストラップ除く)
防水5 ATM
ディスプレイ1.1 インチ フル カラー AMOLED、解像度 126×294
タッチスクリーン2.5D ガラス + 指紋付着防止コーティング
センサーBioTracker 2 PPG バイオトラッキング光学センサー、3 軸加速度センサー 、3 軸ジャイロスコープセンサー
BluetoothBT5.0/BLE
バッテリー125mAh リチウムイオンポリマー電池
充電時間約2時間(マグネットでくっつく2ピンのPogoピン)
バッテリー持続時間標準的な使用シナリオで15日間
対応デバイスAndroid 5.0 以降、iOS 10.0 以降

オフィシャルページには充電はクリップ式になっていますが、実際にはマグネットでピタリとくっつく2PinのPogoピン充電アダプタです。

SpO2測定

コロナ以来何かと注目のSpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)ですが、これも簡易的に測定できる機能があります。

薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)に基づく医療機器認証を受けていませんので、Amazfit Band 5で測定したSpO2の値を診断や治療などの目的で使用することはできません。あくまで自身のウェルネス目的でのみの使用となります。

筆者のHUAWEI HONOR Band 5やHUAWEI Watch GT2eについているSpO2測定は、

・15秒程度で値が表示されるがそのまま継続測定
・測定開始後60秒程度で確定値が出る

という感じです。

一方Amazfit Band 5は上記よりもっと速いです。

・20秒程度で値が表示されるがそのまま継続測定
・測定開始後30秒程度で確定値が出る

確定値を表示するまでに60秒はさすがに長過ぎますが、Amazfit Band 5の30秒なら教養範囲です。最初に値が表示されるまでは20秒と5秒長いですが、そこから10秒位で確定値が出るので十分実用の範囲です。

確定値が出るまで合計60秒程度というHUAWEIは流石に長過ぎます。



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Zeppアプリ

トップ画面

筆者はHUAWEI Mate 20 Proとペアリングしていますので、以下はHUAWEI Mate 20 Proのスクリーンショットとなります。

またダークモードで使用していますので基本的にはバックグラウンドは基本的には黒になっていますが、Zeppの中でOSのダークモードを無視している画面もあって白くなったり黒くなったり。

Zeppを起動した直後の画面。

その日の歩数と活動による消費カロリー(基礎代謝を除いたもの)と睡眠時間、心拍などが表示されます。

睡眠モニター

スマートウォッチやスマートバンドの記事ではいつも取り上げるのが睡眠モニター。

HUAWEIのスマートウォッチ/スマートバンドのアプリ「ヘルスケア」の睡眠モニターは結構丁寧なのですが、GARMINの睡眠モニター画面は実にそっけないです。

そのあたりを比較してみましょう。

まずはZeppの睡眠モニター画面。めっちゃ縦長ですがご容赦ください。

最初の睡眠分析のあたりはHUAWEIのヘルスケアとほぼ同じ雰囲気で、これはXiaomiのアプリ「MI Fit」と似ています。

後半のXX%の人より早く寝ましたとか置きましたもXiaomiのアプリ「MI Fit」と同じ。

睡眠分析についてはXiaomiのものとほぼ同じ感じです。

一方そっけないGAMINは以下のもの。

まあ、事実だけを淡々と…。

以下のものがHUAWEIのヘルスケアアプリの睡眠モニター画面です。

GARMINとXiaomi/Amazfitの中間みたいな感じ。

たかが睡眠モニターですのでどっちでもいいですが、楽しいのはAmazfitのほうです。

測定結果と自分の感覚を比べても、感覚に近いのはHUAWEIでありAmazfitです。

GARMINは時々夜中に延々起きていた事になっている場合があり、よくわからない状態。

心拍モニター

続いて心拍モニターをAmazfitのZeppアプリとGARMINで比較。

続いてGARMIN。

GARMINは外していたときは途切れていますがそれ意外は途切れていません。

Amazfitは夕方にバンドを交換したりしてフィットしていなかったのか時々切れています。その翌日のデータを見てもずっと装着していたはずなのに時々切れていたりします。

まとめ

AmazfitはXiaomiのグループ会社であり、Xiaomiのスマートウォッチを製造しているHuamiという会社のブランド。

Amazfit Band 5とXiaomi MI Band 4/5とは形状は同じなので替えバンドも共通。

Amazfit Band 5は6,980円という実売価格でありながら日本向け製品でもSpO2測定機能もついている。

日本語表示はスマートフォン側で選択して設定できる。

XIaomi MI Band 5は実売4,490円、Amazfit Band 5は実売6,980円と価格差はおよそ2,500円で、AmazfitにはSpO2測定機能がありアプリもリッチにできている一方でMI Band 5にはSpO2がなくアプリもシンプル。

SpO2測定不要ならXiaomi MI Band 5、SpO2測定必要ならAmazfit Band 5。



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