Mac mini Late 2014のお掃除

Mac mini Late 2014のお掃除

筆者のMac mini Late 2014はApple Store整備済品で購入したのは2017年1月終わり近くなので5年少々経過しています。多くのMacユーザーがそうであるように筆者もこのMacをシャットダウンすることは滅諦ありません。さすがに5年間動きっぱなしだと中身のホコリはとんでもないことに….と思い掃除を決断。開けてみたら…..それは…..

筆者のMac miniについて

Late 2014は、Intelチップ搭載の最後から2世代のもので最終世代は2018年製となります。

・16GBメモリ
・2TB Fusion Drive1
・Thunderbolt 2ポート(最大20 Gbps)
・マルチチャンネルオーディオ出力に対応するHDMIポート
・Intel Iris Graphics

5年前のMac miniですが、MacOS 11.4 (Big Sur) は普通に動いています。

BigSurがサポートするMac miniは….

・Mac mini (M1, 2020)
・Mac mini (2018)
Mac mini (Late 2014)
出典:macOS Big Sur と互換性のあるコンピュータ https://support.apple.com/ja-jp/HT211238

…..となっています。

秋にはMonterey(MacOS 12)のリリースが予定されていますが、これからはサポート対象外になるかもしれません。

仕様は8年前のMacですが、Adobe Premiere ProとかAdobe Photoshopといった重い仕事はさせないので、今でも全く問題なく稼働しています。

Mac mini Late 2014をお掃除する

分解の準備

Mac miniを使ったことがあり、底板を外して掃除したことがある人はわかると思いますが、なぜかWindows PCに比べるとずっと内部にたまるホコリが少ないのです。

これはもともと発熱が少なく空冷用のファンはプロペラファンではなくシロッコファンで吸気口(底部の黒い○の周囲)から吸い込んで、背面のコネクタ部の細長いスロットから吹き出します。

発熱が少なくファンコントロールもうまいのか、排気口に手を当ててもあまり空気を感じませんが、中身もきれいなんて保証はまったくないので、購入以来初めての掃除です。

Late 2014をバラすの初めてですので以下のサイトを参考にさせていただきました。

このサイト(iFixit)にはトルクスはT6となっていますが、実際にはT7のようで、T6では小さすぎます。

それ以外は端的によく説明されておりますので、この通りにやれば問題なし。

工具は代用はNGです。
・トルクスドライバー(T7)
・プラスチック製開口ツール(ドライバー代用などは駄目です)
・細いピンセット
・スパッジャー(これはない人のほうが圧倒的だと思うので、今回の用途では他の絶縁性のある非金属の細いもので可能)

基本的には上記のiFixitのとおりに進めます。

この黒い裏蓋ですが、もう一つ前のモデルでは回すだけだったのですが、今ははめ込まれています。

爪ではなく、ネジの頭にプラのストッパーがかぶさっている感じ。

この飛び出たT7トルクスネジの頭に黒い裏蓋のストッパーがかぶさります。

こういうことです。

外すときはプラスチックのオープナーを使います。

ドライバーとかつかってはいけません。

筆者はこういうセットを使っています。


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お掃除開始

では裏蓋を外したところから始めましょう。

iFixitのサイトの通りに進めます。

穴の空いたメタルにWifiアンテナが張り付いていますので、無理に引っ張らないように。

この部分に埃が貼り付いていますので掃除機で吸い取っちゃいましょう。あと、黒い裏蓋の裏側(内側)も忘れずに。

この部分は掃除機でOKです。

iFixitの説明通りにメタルの裏蓋を外します。

くれぐれもネジをなくさないように。

そしてシロッコファンを取り外しましょう。

掃除前はこんな感じでした。

これはエアーダスターで吹き飛ばします。

部屋の中ではなく(笑)屋外でやりましょう。

こういうやつです。Amazonなどで安く買えます。

中に見えるメインボードの表面には手を触れてはいけません。

やはりエアーダスターで吹き飛ばしましょう。

終わったら元通りに組み立てます。

もとに戻すときの注意:
・シロッコファンのケーブルの接続を忘れずに
・Wifiアンテナの接続を忘れずに



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確認

ちゃんとファンが回っていることを確認しましょう。

通常状態では非常に静かで空気の流れを感じにくいのでMac Fun Controlというアプリを使います。

ちゃんと回転していますね、安心安心。

まとめ

Mac miniはたまには掃除しましょう。

バラすためのガイドはiFixitの説明(日本語)がとてもわかり易い。

トルクスドライバーなどのツールは必須です、代用はNGです。

 

 



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