実機を触り比べて気が変わった!AQUOS R6をポチるのやめたぞ!

実機を触り比べて気が変わった!AQUOS R6をポチるのやめたぞ!

あまり比べる人はいないであろうiOSのApple iPhone 12 Pro MaxとAndroidのSHARP AQUOS R6。ホットモックで1インチセンサーの良さを感じましたが同時にスマートフォンとしてはそれを上回るディメリットを感じました。これで一気にAUQOS R6はトーンダウン。

前回の記事ではAQUOS R6圧勝

前回の記事というのは、日付は6月28日付の記事ですが執筆は6月24日なのでAUQOS R6発売前の悶々としたときでした。当然iPhone 12 Pro Maxはいろいろなお店の店頭にありまして触り放題ですが、AQUOS R6はdocomo店頭にはモックのみでした。

そして25日にはめでたくホットモックがならんだようですが、なかなかゆっくり立ち寄るタイミングが無くて、執筆している今は実は6月30日。

AQUOS R6を弄り倒した感想

店頭のホットモックなので弄り倒すといっても限度がありますし、屋外に持ち出せるわけでもなく夜景を撮れるわけでもないのですが、それでも自分なりに一気に結論を出すことができました。

実機を触ったプラスポイント

正直なところ、いやぁ、これいいじゃん!って感動した部分よりうーん?と思うところのほうが多かったです。

Snapdragon 888なんでUIはスムーズでぬるぬるなのは当たり前なので感動は全くありません。

問題は1インチセンサーのカメラです。

PCにデータを移してみることもできませんし、あくまで店頭でホットモックの本体だでけでみられる範囲での話であることにご注意ください。

とはいえ、一般消費者は評価機を借りることもできませんので、買う前に触って自分なりに評価して結論を出すのはホットモックあるのみです。

この「本体だけで見られる範囲」というのはスマートフォン実はとても重要で、いくらPCで見たら綺麗、印刷したら綺麗であったとしても、これはスマートフォンであり普通のカメラじゃないので、撮ったその場で見て自分や他人の感性に訴えるものがないとだめだと思っています。スマートフォンのカメラではこれが満足度をたかめる大切な要素だと思います。PCで見ないと美しくないなら最初からスマートフォンなんかで写真を撮りません。

その視点でいくと、

・1インチセンサー F1.9の7枚構成レンズは35mm換算で焦点距離19mmですが、標準設定のx1の撮影では24mm相当になっています。この標準設定でスチルを撮るとショップ店頭の範囲内でも確かに綺麗でさすがだなと素直に思います。これだけ見るといいじゃん!

です。

注意していただきたいのはいい感じだ!と思ったのは「標準設定のx1の24mm相当」ということです。広角19mmってのは実際なかなか使いこなせる焦点距離ではないので、24mm相当というのはいい設定だと思います。

実機を触ったマイナスポイント

AQUOS R6のプラスポイントがカメラならマイナスポイントもカメラです。

・光学式手ブレ補正・センサーシフト式手ブレ補正がないので、望遠で暗めのところをとるとかなり厳しと感じた。
・動画でブレ感は同じ。
・電子手ブレ補正にすると画角が狭くなる。
・4Kで電子手ブレ補正で撮っていると本体が意外に熱を持ってくる。

再度お断りしますが、店頭で限られた時間でショップ内という限られた場所で触った範囲です。

1インチセンサーカメラに期待が大きかっただけに、標準焦点意外では思ったほど大したことはないと感じたのが正直なところ。

貸し出しとかしてもらえればもっと評価できるのですがねぇ….。

実機(ホットモック)ではわからないところ

当たり前ですがバッテリーの持ち時間。

さすがにこれはわからん。

ただ、心配なのは電子手ブレ補正で延々動画とかやっていると結構熱を持つので、電池の持ちが心配にはなりますが….。



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実機を触った結論

AQUOS R6の魅力は一気にトーンダウンです。

前回の記事より抜粋して少々加工。

AQUOS R6:
・1インチセンサーで写真はとても美しくナイトモードも秀逸
→標準の24mm相当に限定されるように感じる。
・電子手ブレ補正がないのは望遠側では厳しい
と思われる
・デジタルズームしかないのはやはり辛い

・FMチューナー内蔵でラジスマ対応 (なくても妥協可能)
・イヤホンジャック付き (なくても妥協可能)
・iPhone 12 Pro Maxより安い
・USB TYPE-C採用 (なくても妥協可能)
指紋認証が高速、高セキュリティの2本指認証にも対応
→これが一番大きいが来年になったら情勢が変わるか?
・動画撮影時のバッテリー消費が大きいのではないだろうか。

実機を触る前は、AUQOS R6 ≫ iPhone 12 Pro Max でした。

AQUOS R6最大の問題はメーカーが一番ウリにしていて、逆に際立った特徴はほとんどそれだけという1インチセンサーカメラです。しかしスマートフォンとして光学手ブレ補正あるいはセンサーシフト手ブレ補正もないことが逆に筆者には決定的な欠点に写ってしまいました。

実機を触った後は、AUQOS R6 < iPhone 12 Pro Max になりました。

もちろんどこに価値を求める家によって違いますが、あえて1インチセンサーのカメラというなら筆者はVLOGCAM XV-1かCybershot RX100M5Aのほうがずっといいと思います。

さらに、iPhone 12s Pro Maxが9月に出そうですが、Under Display Touch ID(画面内指紋認証)は来年のモデルになりそうですが、バッテリーは4,000mAhを超える容量だという噂です。

まとめ

AQUOS R6を急いで買うのではなく、9月のiPhone 12s Pro Maxを待つのが得策だと筆者的結論。

番外

こんな動画がありました。

AQUOS R6とiPhone 12 Pro Maxの夜景撮影比較は6:00あたりから始まります。

ご参考までに。

 



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