どちらを選ぶ?最新のiPhone 13 miniと安くなったiPhone 12 mini

どちらを選ぶ?最新のiPhone 13 miniと安くなったiPhone 12 mini

iPhone 7以降では最小サイズとなるiPhone 12 miniとiPhone 13 mini。iPhone 13 miniの発売で値下げとなったiPhone 12 miniにするか、それとも最新のiPhone 13 miniにするか、悩む方への指南です。

考慮すべきポイント

iPhone 13 miniはiPhone 12 miniから比べると激変はなくマイナーチェンジです。

事前の噂では機種名はiPhone 13ではなくiPhone 12sではないかとも言われていたくらいです。

そんな中で考慮すべきポイントは4つです。

  1. CPUが強化された
  2. バッテリーが強化された
  3. ノッチが小さくなった
  4. カメラ性能が強化された

これらについて順次説明します。

CPUが強化された

CPUがiPhone 12 miniのA14 BionicからA15 Bionicに変わっています。

どれくらい性能強化されたのか?

GeekbenchスコアをiPhone 13 miniとiPhone 12 mini、そして筆者が使っているAndroidのSamsung Galaxy S21 Ultra 5Gを並べてみました

項目iPhone 13 mini
(ITmediaより)
iPhone 12 mini
(Geekbenchより)
iPhone 13 Pro
(ITmediaより)
Single-Core1708
(7.3%速い)
15921728
(8.5%速い)
Multi-Core4437
(7.6%速い)
41254695
(13.8%速い)
Metal10982
(16%速い)
946314493
(53.1%速い)
データ出典:ITmedia

iPhone 12 miniと比べてGeekbenchスコアでは1割も変わっていません。

グラフィック性能を示すMetalは16%ほど向上していますが、iPhone 12 miniとiPhone 13 Proであればなんと53%も向上しています。

ただし通常のブラウザ操作やホーム画面からのアプリ起動ではiPhone 12 mini(店頭ホットモック)と触り比べてもGUI操作に関する限り「うわ!違うじゃん!」とは感じません。

5.4インチのサイズの高精細度の画面で少しでも高速にゲームをしたいならiPhone 13 miniのほうがいいですが、グラフィック性能重視ならばminiを通り越してProにしたほうが多分幸せになります。

言い換えればCPUの違いではiPhone 12 miniから買い替えた実感はわかないです、間違いなく!

グラフィック以外の処理速度はiPhone 12 miniとiPhone 13 miniでは大差ない。

バッテリーが強化された

バッテリーも少し強化されています。

項目iPhone 13 miniiPhone 12 mini
バッテリー容量2438mAh
(9.5%増加)
最大17時間のビデオ再生
2227mAh
最大15時間のビデオ再生
充電20Wアダプタ使用時に30分で50%充電
USB PD 2.0対応
MagSafe15W
Qi 7.5W
20Wアダプタ使用時に30分で50%充電
USB PD 2.0対応
MagSafe15W
Qi 7.5W
データ出典:Geekbench、Apple公式サイト

CPUのGeekbench同様こちらも増加率は一割を切っています。

充電スペックは事前の予測だと25Wなんてのがありましたが、実際にはiPhone 12シリーズと同じく20Wです。

どちらもPD2.0対応で20W以上の充電器を使うことで高速充電が実現できます。

実際のバッテリー駆動時間ベンチマークデータはまだ見当たりませんが、A15 Bionicの省電力化を考慮しても、iPhone 12 miniとは一割ほど伸びている程度だと推測します。

バッテリー容量はiPhone 12 miniとiPhone 13 miniでは大差ない。

ノッチが小さくなった

あいにく筆者はiPhone 12 miniを持っていないので写真比較を直接掲載できません。

ちょうどよい比較写真を掲載しているITニュースサイトがありました。

「iPhone 13」の選び方と使って実感した超進化|au Webポータル経済・ITニュース (auone.jp)

上記サイトの記事の上から1/3ほどのところ「全画面デザインの欠点が縮小」のところに比較写真があります。

画面サイズが5.4インチと比較的小さいだけにノッチは少しでも小さいほうがいいのです。特にiPhone 12 miniと比べるとノッチの幅がかなり小さくなっています。

ノッチの大きさから考えるとiPhone 13 miniのほうがベターな選択。

カメラ性能が強化された

一番変わったのはカメラの性能です。

背面を見るとわかりますが、iPhone 12 miniは縦に2つのレンズが並んでいますが、iPhone 13 miniではそれまでの光学手ブレ補正からセンサーシフト光学手ブレ補正に変わったのでカメラユニットが大きくなっているため、縦並びでは入らなくなったようです。同様にカメラ部の厚みも微妙に厚くなっています。

画素サイズ

iPhone 13 miniはiPhone 12 miniと比べてセンサーが大きくなっていますが解像度は同じなので、一つの画素サイズが大きくなっています。

ということは一つの画素にそれだけ多くの光を取り込めるので、より高感度になり暗さに強いカメラになります。

項目iPhone 13 miniiPhone 12 mini
センサーサイズ1.7μm
(面積にして47.4%拡大)
1.4μm

少しでも暗さに強いのが欲しいならiPhone 13 mini。

センサーシフト光学式手ぶれ補正

iPhone 12 miniではレンズを動かして光学手ブレ補正を実現しています。

iPhone 13 miniでは、ミラーレス一眼では今や当たり前にあっているセンサーシフト光学手ブレ補正を実現しています。

補正の効果の大きさでは、センサーシフト光学手ブレ補正のほうが大きくなります。

カメラの世界だと絞り何段分の補正性能などという言い方をすることがありますが、iPhoneの場合はどの程度の効果なのかの定量データはありません。

少しでも暗さに強いのが欲しいならiPhone 13 mini。

フォトグラフスタイル

これはiPhone 13から登場した機能で、撮影時に写真のトーンを調整できます。

これまでは撮影後に写真アプリなどで調整するかなかったですが、これが撮影時に可能になりました。

・リッチなコントラスト
・鮮やか
・暖かい
・冷たい

これらの4つの基本モードがあり、それぞれでトーンと暖かみを微調整することができます。

モデル?の色が地味なので違いがわかりにくいですねぇ、スミマセン。

鮮やかな原色系の色とりどりの花でも取ればいいのでしょうが、そんなのが手近になくて。

標準(↓)

リッチなコントラスト(↓)

鮮やか(↓)

暖かい(↓)

冷たい(↓)

カメラアプリで「写真」を選び、画像を少し上にスワイプするとシャッターボタンの上に機能選択アイコンが出てきます。

iPhone 13 miniではこの左から四番目、紙が重なったようなアイコンを選ぶとフォトグラフスタイルを選べるモードになりますので、画像を左右にスワイプすると上記のモードが切り替わります。

iPhoneに限らずスマホやデジカメで室内写真を取ると、ホワイトバランスがうまくなくて往々にして色味が違ったりして後から修正を余儀なくされることも多々あります。

そんな面倒を事前に少しでも防げるのが「フォトグラフスタイル」です。

この機能は他のAndroidスマホに比べても非常に簡単につかえて、特に料理を撮るときなどはかなり効果的に調整できます。

室内で写真を撮ることが多く、後で色合いなどを調整することが多い人にはおすすめできるのはiPhone 13 miniです。簡単に撮影時に色合いが調整できるので、少しでも綺麗な写真を取りたい人はiPhone 13 miniです。

シネマティックモード

最後はAppleが今回のウリにしているシネマチックモードです。

動画のときの機能なので動画なんか取らない人には無関係です。

説明するより下のApple社が作った動画を御覧ください。

映画制作者は、観客の視線を誘導するために1つの被写体から別の被写体にフォーカスを切り替える「フォーカス送り」と呼ばれるテクニックを映画の中で使います。これからはiPhoneで撮影するだけで、あなたもストーリーを表現するためのテクニックを簡単に自分のビデオに取り入れることができます。

出典:Apple iPhone 13公式ページ iPhone 13とiPhone 13 mini – Apple(日本)

動画をビデオカメラやミラーレス一眼で撮ったことがある人はわかると思いますが、通常はオートフォーカス(AF)で撮りますのでフォーカス送りを組み入れるのはかなり難しいです。

そのためには最初からマニュアルフォーカスで撮影しないといけませんが、マニュアルフォーカスだとフォーカス送りに気を取られるがために主要なフォーカスがちょっとずれたりしてしまいます。全く気が抜けません。

筆者も上のApple作成動画のようになるのか半信半疑で試してみました。

以下はやってみての推測でありAppleが発表しているロジックではないです。A15 BionicチップのAIがうまーくしょりしくれます。

・iPhoneのほうに顔を向けている人にフォーカス
・中心部に近いところにあるものにフォーカス
・中心部近くにないフォーカスがあたっている人の正面顔が横顔になると他の部分にある正面を向いている人にフォーカス
・etc

実に良く出来ていて、ここにフォーカスを当てたい(特に人物)にはうまくフォーカスしてくれ、人物を中央部から外して横顔にして書棚などに向けると、これが自然な速度でフォーカスが移ります。

デジタル一眼のAFのように、いきなり急激な速度でぐわっとフォーカスが移るわけではなく、まさに映画のようにふわーっとフォーカスが移ります。デジタル一眼やビデオカメラで難しいフォーカス操作は不要です。

動画でちょっとしたストーリーやプチ作品を作りたい・作ってみたい人は、このシネマチックモードがすごく便利ですので、そういう人にはiPhone 13 miniをおすすめします。

まとめ:iPhone 13 miniに買い替えたほうが幸せな人は?

写真をきれいに取りたい、動画で作品作り(そんな大げさでなくても良い)にチャレンジしたい人は文句なくiPhone 13 miniにすべし(もちろん無印でもProでもPro Maxでも良いですが)。

写真はメモ代わりなので画質などはほとんど気にしない、動画は無縁という人はiPhone 12 miniで問題なし。

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