2年間Apple Watchを離れてわかったApple Watchの良さと悪さ

2年間Apple Watchを離れてわかったApple Watchの良さと悪さ

Apple Watch Nike+ Series 5を手放したのが2年前の2020年2月でした。それから丁度2年後の2022年2月に、Garmin/Amazfit/Huawei Watchなどを経てApple Watch Nike Series 7に戻りました。2年離れたからそこわかる良し悪し。これからスマートウォッチを選ぶ人の参考になりますように。

Apple Watch Series 5からSeires 7で感じた大きな変化

使えるぜ、常時オン

画面が大きくなったとかありますが、一番大きいと「感じた」のは常時表示でのバッテリー持ちの改善です。

公式スペックは18時間と控えめですが、Series 5では筆者は常時表示(常にオン)はバッテリーへのインパクトが小さくなかったのでオフにしていましたが、Series 7では(正確にはSeries 5以降では)デフォルトが常時オンになっており、このままでもApple Watch的には問題ないので常時オンのままです。

すでにSeries 5は手持ちではないので客観的データを提供できなくて感覚的な話ではありますが、Series 7のほうが常時オンのときのバッテリー駆動時間が長い「気がします」。

スマートウォッチといえども腕時計なのであるから手首を返さずとも常時時刻表示されているべきである。

ベゼルが細く表示がでかくてスゲェ良い

装飾性の高い腕時計は別として、スマートウォッチでベゼルが太いのはダサいのであります。

Apple Watchといえでも文字通り腕時計(watch)なので、スマホみたいなやつを手首につけるわけにはいきません。今の45mmあたりが限界かと思います。

ベゼルのサイズは変えずに液晶表示部も大きくさらにクリアになっています。

Series 7Series 5
解像度(45mmと44mm)396 × 484368 × 448

極端な差ではありませんが、Series 7だと結構ぎりぎりまで表示があります。

Series 6とSeries 7の比較写真がGigazineにありました。

いや、ずいぶん違いますね。

面積で20%増しですが解像度はそんなに増えていないので、結果的に文字は大きく見やすくなる。パスコードの入力テンキーとか昔に比べるとめちゃ入力しやすい。

iPhoneだって筆者が3年半にわたって使ってきたiPhone 8と現在のiPhone 13(筆者所有はminiですが)を比べるとベゼルの太さがまるで違います。ベゼルが太いとやはりダサくて幼稚に見えてしまうと思うのであります。

新機能がいい!

血中酸素ウェルネス(SpO2)測定が速ぇ

Garmin Instinct Dual Powerで最速15秒程度(滅多にこの速さでは測れないですが)〜下手すりゃ1分。Amazfitでも30秒程度はかかりました。

Apple Watchは最初15秒から始まるカウントダウンであり15秒で測定完了。

他のスマートウォッチのように測定の進捗ゲージが途中でとまってしばらく動かなくなるようなことがありません。

値のばらつきも他のスマートウォッチよりは少ないように思います。

医療用の指先できっちり測るタイプではないのであくまで参考値とはいえ、同時に装着しているGarmin vivosmart 4(スマートバンド)では睡眠中に85とかになることもあって驚きますが、Apple Watchは95以上を示していました。

どちらも参考値であり左右の手首ということで違いはあるとはいえ、うーん、です。

心電図は自分の心臓異変兆候がわかる可能性ありだぜ

心房細動の兆候を検出できる可能性がある。

幸い筆者は生まれてこの方健康診断等の心電図検査で、再検査とかなんらの所見はありませんが、あれは年に一度です。

Apple Watchならばいつも身につけているので、毎日定期的にチェックすることも可能です。

こんな記事を見つけました。

心房細動は血栓の原因になるということで、血栓ができてそれが脳に飛ぶと脳血栓とかでぶっ倒れて命に関わるそうであります(筆者は医療関係者ではないのであくまで伝聞)。

そういう兆候が早めに掴めるというのは良いことです。

Apple Watchで定期的にチェックして、心房細動の兆候が認められたら素直に過給的速やかに循環器内科の先生に診てもらいましょう。

出番がないにこしたことはありませんが、自分で予兆を知ることができるのも早期発見につながりますのでとても重要です。



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MacやiPhoneとの相性最高だぜ

iPhone 13 miniがロック解除が最高に簡単だぜ

何度も書いていますが、現在iPhone 13 miniをSuica・QRコード・非接触決済端末としてガシガシ使っています。

Galaxy S21 Ultra 5Gはその大きな画面を生かして、映画を移動中に見たり、Web閲覧したり、SNS対応したり、メール処理したり、時にWordやExcelで資料手直ししたりします。

iPhone 13 miniの「mini」は筆者の手にはナイスなサイズであり、シャツの胸ポケットに入れても違和感が少ないです。

iOS15.4は来週リリース予定であり、マスク顔でもFace IDが通るようになりますが、Apple Watchを装着してロック解除しておけば顔認識と併用されて簡単にiPhoneロック解除できます。どう考えてもマスク顔OKにするよりはセキュリティが高そうな気がしますが….実はそうでもないかも。

[コラム] Apple Watch+iPhone(iOS15.3かそれ以前)でのロック解除について:
Apple Watchを装着してロック解除しておけば、iPhoneはTrueDepthカメラで顔が認識できればロック解除されます。Apple Watchを装着していてもTrueDepthカメラから見て顔が見当たらなければiPhoneロックは解除されません。問題はこの時の顔。試してみたところ人間の顔であればFace IDに登録されていない顔でも良いようです。家族の顔で実験してみました(笑)。

イトーヨーカドーのポイントアプリを使うとき、アプリを起動してレジに並ぶわけですが、待っているうちにロックされてしまいまた8桁パスコードを入れることになりとても面倒です(4桁とかセキュリティ甘すぎるので使いません、8桁でも似たようなものですが4桁よりまし)。

これがApple Watchがあれば簡単にロック解除できるのでめちゃくちゃ便利になりました。

iPhoneをガッツリ使うユーザーであればあるほどApple Watchは必需品です。

Macのロック解除も簡単だが、でも….

Mac mini (M1, 2020) を買って、メインPCをHP OMENからMac mini (M1, 2020) に戻したのですが、このロック解除にパスワードを入れる必要がないのでGOODであります。

iPhoneほどの面倒さはありませんが、それでもパスワードを入れないでロック解除はやっぱり簡単。

オフィスで業務にMacを使っているとしたら、Bluetoothの到達距離が結構あるので離席中でも他人でも簡単にロック解除できるので使うべきではありません。

Apple WatchでMacのロックを解除したときも、iPhoneのときと同様に触覚フィードバックとロック解除された旨のメッセージが出ます。

[コラム] Apple WatchによるMacのロック解除は使い方に注意
Apple WatchでiPhoneのロック解除をすると、Apple Watch触覚フィードバックと表示が出て「iPhoneをロック」というボタンも出て、直ちに再ロックできます。しかしMacのロック解除をした場合は触覚フィードバックと表示はありますが、すぐに消えてしまい「Macをロック」ボタンはでないのでリモートで再ロックは不可能です。

バッテリー問題はこれで解決

Apple Watchの最大の問題がバッテリー駆動時間でしたが、それもこれで解決です。

まじ、ちょっとした休憩時間にこれと小型のモバイルバッテリーがあればチャージできます。

全てのApple Watchユーザーにおすすめしたい必須アイテムだといえる。

気に入っています

なんだかんだ2年前にも文句を言って去ったApple Watchですが、2年の月日を経てかなり進化したApple Watch Series 7をおおきに気に入っています。

懸念だったバッテリー問題への対応手段ができたのでばっちりです。

 

 

 

 



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