東京から金沢へ、ANAかJALかJRか、時刻と料金で選ぶとどれがベストか？

以前の記事（2022年5月8日）では、東京から金沢へ行くのに新幹線か飛行機かどちらが良いかを簡単に比較してみました。

金沢にできるだけ早い時間に入って金沢を楽しみたいのであれば新幹線一択、できるだけ安い料金を狙うなら飛行機も要検討でしたね。

今回は実際の時刻表をベースにしてより綿密に検討してみたいと思います。

どれがよいか？

筆者のおすすめは、前回と同じ結論で、往路（東京から金沢）は到着時刻を優先して新幹線かがやき利用、帰りは運賃を優先してJALかANAがおすすめです。

往路を新幹線でかがやき501号（金沢着0845）にすると到着日目一杯使えるという大きなメリットがあります。ホテルに荷物を置いてもまだ10時には結構間があります。

復路は料金で見れば時期・搭乗までの日数・予約時の残席数などによりJALもANAも価格が大きく異なり、新幹線よりかなり安い場合もあれば新幹線より高くなる場合もありますが、おおむね新幹線よりJALやANAが安いことが多いです。

往路（東京から金沢）の時刻表

新幹線（かがやき）の時刻

ANA＋JALの時刻

JAL183便を使えば金沢駅に9時半ごろに着けますが、そのためには羽田空港に遅くとも6時半ごろに居なければならず逆算すると東京駅を5:55の山手線に乗らなければなりません。新幹線改札へ移動とかを考えると大した差ではないかもしれませんが、経験的には新幹線のほうが間違いなく時間にゆとりがあります。

あるいは着時間にこだわらないのであれば、往路は居住地で決めた方が良いでしょう。

埼玉方面にお住まいの方は一も二もなく新幹線利用です。
横浜・川崎方面であれば羽田空港のほうが近い人が多いでしょう。
東京都の市部は場所によりけりでなんともいえません。
千葉方面は概ね東京駅のほうが近いので新幹線利用です。

復路（金沢から東京）の時刻表

新幹線（かがやきに限定）

ANA＋JALで羽田に21時までに到着できる便

帰りはどうかというと、流石に13:35に金沢駅出発は悲しいですね、ホテルをチェックアウトしたらあとは帰るだけになっちゃう。

トータルの時間では新幹線と飛行機に大きな時間差はないので、時期によってはJALやANAのほうがかなり安くなるのでそちらをおすすめです。

各種運賃比較

運賃調査は2022年7月14日にJALホームページにて実施。

新幹線の運賃は非常にシンプルですが、30%OFFのお先にトクだ値はえきねっと会員で発売開始日1週間前に事前申し込みをして運が良ければありつけるものでなかなか買えません。時期によりますが、せいぜい10%OFFの12,760円がいいところで、普通に買う14,180円〜14,780円だと思っておけば間違いありません。

一方、運賃体系が非常に複雑でダイナミックに変わるのがJALとANAです。搭乗時期、搭乗までの日数、その時点での残席数により相当大きく変動します。旅行ですから直前に予約ということもないと思いますので、リムジンバス込みで11,380円〜14,000円前後と思っていれば概ね当たり外れはないでしょう。

まとめ

往路（東京から金沢）は到着時刻を優先して新幹線かがやきを利用して9時前に金沢駅に到着し、到着日から目一杯金沢を楽しむ。

復路は時期にってJALやANAのほうが新幹線よりかなり安い場合ばあるので、小松空港を17:00〜18:50に小松空港を出発する便で帰るのがおすすめ。帰りに早めに金沢を出て小松駅前の「こまつの杜」を見学したり、小松空港すぐそばの「石川県立航空プラザ」の見学はおすすめ。

新幹線かがやき、JAL・ANAのどちらも昼前後には列車や便がないので、この時間に帰りたい人は要注意。早めに帰るか遅くするか、それが無理ならかがやき以外の北陸新幹線を利用することになる。