女性だけではない!男も一人旅を楽しもう 〜ひとりだからこそ楽しめる金沢のスポット8選〜

女性だけではない!男も一人旅を楽しもう 〜ひとりだからこそ楽しめる金沢のスポット8選〜

前回(2022年7月22日掲載)の一人旅で困ることと解決策についての記事はいかがでしたでしょうか。今回は、筆者のアナザースカイ(another sky)である金沢を男の一人旅で楽しもうという方へ、一人だからこそゆっくり楽しめるスポットを紹介しましょう。

この記事でわかること
一人で訪れるからこそゆっくり心ゆくまで楽しめるスポットを紹介します。

旅行にあたっては、基本的な感染棒対策を怠らず、体調の悪さを感じたり、居住&勤務地都道府県での感染者激増がある、目的地都道府県で感染者激増は旅行を中止もしくは延期しましょう。

一人旅のメリット

一人旅は同行者に気遣うこともなく、気に入った場所で好きなだけ楽しむことができます。

自分と同行者の趣味・好みが一致するなんてまずありえないので、相方に合わせていると自分の見たいものがろくに見られず疲れるだけになります。

折角の一人旅ですからふらりと気ままに楽しみましょう。

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一人だからこそ楽しめるおすすめスポット8選

普通のガイドブックに載っているような当たり前スポットではなく、一人だからこそゆっくり楽しめるスポットを選んでみました。

兼六園

定番中の定番ですが名庭園は美術館であり博物館でもあるので、一人で心ゆくまで歩き眺めるのがおすすめの場所です。

徽軫灯籠を見て写真に収めるなら人の少ない朝一がおすすめです。午後からだと観光客が増え逆光になるので写真も午前中がよいでしょう。

兼六園の絶景ポイントは徽軫灯籠だけではなく霞ヶ池を挟んだ反対側のポイントです。特に紅葉の季節の夜のライトアップは最高です。

この場所から霞ヶ池を見ると蓬莱島と唐崎松が霞ヶ池の水面の向こう見えます。一番のおすすめ時期は秋の紅葉でライトアップの夜です。もう筆舌を尽くし難い美しさ。次が真っ青な晴天の日。どちらも紅葉時期がもっともおすすめ。

金沢城公園・玉泉院丸庭園

兼六園にならぶ名所です。加賀百万石の歴史の一端を感じることができます。

菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓は内側は続いており見学は城内でここだけが有料で大人320円です。他に河北門も常時中に入ることができますので、これらは是非是非見学してください。

二の丸広場は金沢城復元の最後となる二の丸御殿復元にむけて2024年の着工に向けて2020年から調査が始まっており現在は塀で囲われていて入ることができません。2024年が目標の着工時期なので完成は….未定です。これを楽しみに毎年訪れるのもありだと思います。

筆者は橋詰門櫓復元工事が始まった頃から年2回見続けてきたので、復元工事が完了して初めて橋詰門櫓に入ったときはものすごく感動しました。

こうした楽しみ方も一人旅ならではです。

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[公式サイト] 金沢城公園・玉泉院丸庭園
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/

主計町茶屋街

日が落ちてからの主計町茶屋街はなんとも大人の風情があるロマンチックな雰囲気になります。

ひがし茶屋街同様に町家そのままに中をカフェにしているお店も何件かあります。

主計町にある旅館木津屋は結構有名な宿です。夕食はありませんが朝食付きプランで宿泊することができます。宿泊するなら2階か3階の浅野川に面した部屋が絶対におすすめです。明かりがほんのりと灯る主計町茶屋街をゆっくり歩きながら写真に収めるのは最高の贅沢の一つだと思います。

宿屋さんですが一人宿泊もノープロブレムです。

[ほっと石川旅ねっと] 主計町茶屋街
https://www.hot-ishikawa.jp/spot/4949

国立工芸館

東京国立近代美術館工芸館が2020年10月25日にそれまでの皇居北の丸から金沢市に国立工芸館として移転しました。

それまでの赤煉瓦からガラリと変わった建物になりますが、それも完璧に新たにデザインされたのではなく、国の登録有形文化財である「旧第九師団司令部庁舎」と「旧金沢偕行社」を活用した建物となっています。

特に入ってすぐのところにある初代宮川香山《鳩桜花図高浮彫花瓶》はとんでもない代物で、これが焼き物とは到底信じ難いもので、筆者はかなり長い間この前で見ていた記憶があります。

[公式サイト] 国立工芸館
https://www.momat.go.jp/cg/

石川県立美術館

金沢の美術館というと金沢21世紀美術館が有名ですが、実は一人旅一押しは金沢21世紀美術館から徒歩で数分程度の石川県立美術館です。

2Fのコレクション展示室(いわゆる常設展示)は370円とお安い観覧料金です。1Fは企画展示なのでそのとき・イベントにより展示物がかわりますので、事前に公式サイトからチェックしておくとよいでしょう。

ここの1Fには石川県出身のパティシエ辻口博啓氏がプロデュースするカフェ「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」があります。スイーツメインなカフェなので女性が多いですが、ここは一つ勇気を出して男一人旅でスィーツを楽しみましょう。

美術館こそ一人で行ってゆっくり心ゆくまで楽しむべき場所です。

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[公式サイト] 石川県立美術館
https://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/

石川県立博物館

石川県立美術館の隣にある赤煉瓦の建物で、加賀本多博物館と併設されていますが、個人的には石川県立博物館のみ見学すれば良いと思います。

見どころは加賀一向一揆あたりから始まる中世からの展示です。

<百姓の持ちたる国>とも呼ばれおよそ100年間にわたり一向宗による門徒領国であったが、前田利家が織田信長の命を受けて一向一揆を鎮圧しその後豊臣秀吉について加賀の領地を与えられたときから加賀藩主として加賀藩をおさめた前田家の歴史が始まります。一向一揆のビデオ上映はぜひ観てください。

大きなスペースを費やした加賀藩の大名行列の展示と説明は素晴らしいものです。ここも一人旅の特権で是非ゆっくり見ていきましょう

近代の展示で見逃せないのが兼六園の大きな模型と石川県の建売分譲住宅再現(部分)です。特に建売分譲住宅の再現は昭和30年代後半〜40年代前半を子供として過ごした人にはとても懐かしいのではないでしょうか。

[公式サイト] 石川県立博物館
https://ishikawa-rekihaku.jp/

内灘砂丘

実は金沢(正確には河北郡内灘町)に日本で3番目に大きな砂丘があります。

砂丘の定義そのものが難しいので三大砂丘といっても、全長で比べたり面積で比べたりすると全然違う砂丘が出てきている解説も多数あります。

一番広いものは青森県の猿ヶ森砂丘(1,500haと広大だがほぼ全域が防衛装備庁下北試験場なので立ち入れない)、鳥取砂丘(550ha)、内灘砂丘(200ha)となっています。実は日本で3番目に大きい、観光可能なものとしては2番目に大きい砂丘が金沢のすぐそばにあります。

北鉄金沢駅(金沢駅東口の地下)から北陸鉄道浅野川線から360円20分ほどで内灘駅へ。そこから1.2km徒歩15分程度で砂丘に到着です。

観光観光とした場所ではないので、周囲には店もほとんどなく近くのコンフォモール内灘の中にある「ひまわりポンポン」 という食事のできるカフェしかありません。

2度・3度と見るものではないかもしれませんが、「 金沢へ行って日本で3番目に大きな砂丘を見てきた」と自慢できますのでぜひ一度いかがでしょうか?

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[ほっと石川旅ねっと] 内灘砂丘
https://www.hot-ishikawa.jp/spot/4713

金沢湯涌江戸村

金沢駅東口バス乗り場6番から12系統「湯涌温泉」行きに乗って50分から1時間、運賃610円で行けるところが湯涌温泉です。

温泉施設もありますが、おすすめしたいのは金沢湯涌江戸村という金沢市立の歴史博物館です。全部で10棟の江戸時代の建造物を移築保存してあります。

[公式] 金沢湯涌江戸村
https://www.kanazawa-museum.jp/edomura/

イメージとしては東京都立小金井公園内にある江戸東京たてもの園から近代建築物を除いたようなイメージです。

せっかくここまできたら温泉街を抜けて玉泉湖のほうへ歩いて一周してみましょう。途中に氷室小屋もあり江戸の昔を偲ぶことができます。ひとまわりして日帰り温泉で温まるのも一興です。

[公式] 湯涌温泉観光協会
https://yuwaku.gr.jp

白鷺の湯 (日帰り入浴施設)
・入湯料420円
・シャンプーや石鹸などの設置はないのですがフロントで購入可能
・タオル110円、バスタオル400円、石鹸50円、シャンプー80円(価格は現在は変わっている可能性がありますので参考までに)

まとめ

今回は一人旅だからこそ自分の重いうままに行きたいところでたっぷり楽しむことに重点をおきましょう。

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金沢は歴史ある加賀百万石の地です。その地の博物館、庭園、美術館等々その地の歴史を知ることができる場所・自然に親しめる場所を選んでたっぷり楽しみましょう。



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