Apple Watch とGARMIN の2種類持ちでも両者を使い分けるコツ

Apple Watch とGARMIN の2種類持ちでも両者を使い分けるコツ

筆者が現在使用しているスマートウォッチ(アクティビティトラッカー)は、Apple Watch Series 7GARMIN Instinct 2 Dual PowerGARMIN vivosmart 4となります。特にApple WatchとInstinct 2は普通に時計スタイルですので、どのように使い分けているか、トラッキングデータはどうするか?を紹介します。

Apple Watch vs GARMIN Instinct 2 Dual Power

Apple Watchはバッテリー駆動時間が増えたとはいえSeries 7実測で一日半程度です。入浴中に充電しフルチャージになったものを22時半ごろに装着し、翌日6時ごろに起床した時点で80〜85%程度、翌日風呂に入る前には40〜50%程度のバッテリー残量です。

一方、スマートウォッチモードでは適切な日射があれば、無限に動くと称したものはGARMINの中でこれしかないGARMIN Instinct 2 Dual Power。バッテリーの持ちもさることながらApple Watchとは違いMIP(メモリ・イン・ピクセル)液晶採用であり表示を維持するために電気を食わないというやつなので、寝る前100%にしておけば翌朝でも97〜98%は残っています。

一晩でApple Watchは15〜20%減り、GARMIN Instinct 2Dual Powerは多くて2〜3%程度しか減りません。昼間になると陽の光を浴びて多少なりともチャージされたり、バッテリー消費速度が落ちますので、想像以上にバッテリーが減りません。

ここで両機種相手をこき下ろさせましょう(笑)

GARMIN Instnct 2 Dual Powerから見たApple Watch:

Apple Watchはリッチな表示に何でもかんでも機能を盛り込んでいるんだからバッテリーは減って当然だわ。基本的に時計なんだから一日半しかもたいって、時計として基本的に使えねぇ奴!スポーツトラッキングに関しての経験はAppleの比じゃねぇぜ!それにおめぇはiPhoneでしか使えねぇんだろ!おらっちはAndroidでもiPhoneでもOKだぜ。収集したデータはWebでPCでも見ることができるんだぜ!Suicaだって使えるぜ、定期券はダメだけど。

Apple Watchから見たGARMIN Instinct 2 Dual Power;

ソーラーバッテリーだかなんだかしらねぇけどよ、今時超だせぇーモノクロ液晶でさ、表示できる内容だってごく限定的だし、外観だってだウルトラせぇしさ、ガキのおもちゃかよ!臍が茶を沸かすぜ!おらっちは、よう、iPhoneと密接連携しているんだ。おめねのSuicaは定期券とは入れられないし機種変できねぇらしいな、ばっかじゃねぇの。

両方持つと….はっきりいってどちらも優れていますが、見方を変えればどっもどっちです。

Apple Watchが特段に優れいるとは到底思えませんし、GARMIN Instinct 2 Dual Powerだってバッテリー駆動時間がとんでもなくながい(条件が整えば無制限)以外には特筆できるところがあるわけでもないです。

どちらに対しても100%の満足はありません。



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使い分け

GARMINの場合、収集したデータはペアリングしているiPhoneあるいはAndroidにも蓄積されますが、同時にGarmin ConnectというGarminのクラウドにも蓄積されます。

これにより睡眠や呼吸数、心拍などのライフログデータや運動のアクティビティトラッキングデータは、PCやMacあるいはスマートフォンやタブレットなどで、Garmin Coonectにアクセスすることでいつでも確認ができます。

Apple Watchの場合、同じApple IDでログインしているiPhoneでは閲覧できますが、PCやMacでは簡単にはデータを見ることができません。

また、筆者が所有しているGARMINは時計型のInstinct 2 Dual Powerとリストバンド型のvivosmart 4です。

Instinct 2 Dual PowerとApple Watchの両方を装着すると腕時計を2つしている変なおっさんになりますが、Apple Watchとvivosmart 4であれば片方がリストバンドなので許せる範囲だと思っています。

2つのGARMINはいつもどちらかをはめている

トラッカーとしての継続性はペアリングするスマートフォンのOSを問わないことや、TrueUp機能(あるいはPhysio TrueUp機能)により歩数やカロリーなどのライフログデータがデバイス間で同期されることなどから、GARMINのほうが融通が効きます。

すなわちInstinct 2を装着していて、途中からvivosmart 4に取り替えるとInstinct 2で測定したそれまでの歩数データなどがvivosmart 4に反映されることです。

また個人的にはアクティビティトラッキングはGARMINのほうが優位だと頑なに信じてるところもあるので、どういう状況でもGARMINは装着します。

すなわちこういうことです。

・ジムトレーニングや充電ケーブルを持っていきたくない旅行などではGARMIN Instnct 2 Dual Power(左手首装着)一本。
・日常はiPhone連携とMacのロック解除が便利なので、Apple Watchを左手首装着し、右手にリストバンドタイプvivosmart 4を右手に装着してGARMINでのトラッキングに穴が開かないようにします。

Instinct 2 Dual Powerはバッテリーの心配はかなり少ないのですが、vivosmart 4は4日程度なので長時間充電なしのシチュエーションには向かないためApple Watchとのペアを組んで装着するのが適しています。

筆者的にはApple Watchでのライフログデータ収集は重要視していないことになります。筆者の勝手な思い込みではありますが、運動時のデータ収集はやはり歴史とノウハウのあるGARMINのほうが有利に思います。Apple WatchはどちらといえばiPhoneの手先であり子分みたいな位置付けでとても便利な道具であり、GARMINはiPhoneやAndroidから独立した存在でライフログデータとアクティビティデータを取得するセンサーでもあるわけです。

まとめ

Apple Watchだけにしたり、GARMINだけにしたりしましたがどうしてもどこかに不満がでてしまう。

ちょっと煩雑になるけれど、Apple WatchとGARMINの長所を生かしてTPOで使い分ければGOOD。

トラッキングデータの継続のためにはGARMIN vivosmart 4あるいはvivosmart 5といったGARMINのリストバンドデバイスをApple Watchと同時使用すると良い。



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