DAISOで見つけた「PD対応100W USB TYPE-Cケーブル」はコスパ抜群、使わないと損をする

DAISOで見つけた「PD対応100W USB TYPE-Cケーブル」はコスパ抜群、使わないと損をする

 いわゆる100円ショップのDAISOで何とPD対応で100Wまで使えるUSB TYPE-Cケーブルというのを見つけました。流石に100円(税込110円)のはずがなく税込550円ですが、大抵の100W対応USB TYPE-Cケーブルは千円を超えるのが普通です。早速買ってみて試しました。

現物を見てみよう

 DAISOの店舗規模によって取り扱いのない場合もあると思いますが、取り扱っている場合はスマホグッズのUSB Cケーブルの棚にぶら下がっていると思います。

 「万能」の文字が目を惹きますが、厳密には「万能」ではありません。詳細は後述します。

 ケーブル長は1mでeMarker内蔵表記あり。ちゃんと最大20V/5Aで100W容量対応であることがわかります。

 長さは1mで充電に使うには概ねちょうど良い長さです。ただし羽田空港国内線出発ロビーの一部にのように、背中合わせの椅子の背中側に柱がたっていてそこにコンセントやUSB充電ポートがある場合には1mでは多分短いです。

 意外に厚みのあるちゃんとしたパッケージです。1mのUSB TYPE-Cケーブルと「専用スタンド」がついています。「専用スタンド」ってのがなくても全く困りません(笑)。

 ビット・トレード・ワン社製の「USB CABLE CHECKER 2」で確認しました。ちなみにこのケーブルチェッカーは引き出しに溢れてどれがなんだかわからなくなったケーブルの識別や生きているのかどうか(断線がないかどうか)の識別に重宝しますので、一つ持っておいて損はない代物。

・GND-VBUS間の抵抗は142mΩとかなり良質だと思われます。
・TX1やTX2が点灯しないのでUSB3対応ではなく、最高転送速度480Mbps(理論値)のUSB2.0ケーブルです。
・eMarker内蔵なので20V/5Aの100WまでOK

 ケーブル外径をデジタルノギスで測定したところ4.18mmとなりました。手に取ると結構太めでしっかりしているケーブルに思えます。流石に550円でナイロン編み被服ではないのは当然といえば当然。

付属スタンドについて

 パッケージ表面に使い方がありますが、開封したらケーブルの間にある黒くて細長いものが付属スタンドです。

 使い方としては「断線保護」「スタンド」になるそうです。断線保護のほうは必要性を感じませんがスタンドのほうはどうかというとつけてみるとこうなります。:

 一見良さげですが、ケーブルのコネクタ部を付属スタンドの輪っかに通します。スタンドにしているときはいいけれど、このまま畳もうとしてもスタンドの脚の部分が邪魔になってしまいます。

 「断線保護」として装着していると「スタンド」として使う脚の部分を広げられない。「スタンド」として装着すると閉じても脚の部分がじゃまになる。イマイチの残念傷な付録でした。



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USB3.1 Gen2 100Wも品揃えであれば…

100W PD対応ではありますが、USB 2.0対応なので外部ストレージには不向きですしディスプレイ接続はできません。そういう意味では「充電用」であり「低速デバイス接続用」だと割り切るべきですが、550円で100WのPDケーブルは他では買えないので充電用として買っても全く損はないと思います。

万能でない理由:
100W PD対応ではありますが、USB 2.0対応なので外部ストレージには不向きですしディスプレイ接続はできません。そういう意味では「充電用」であり「低速デバイス接続用」だと割り切るべきですが、550円で100WのPDケーブルは他では買えないので充電用として買っても全く損はないと思います。

  USB 2.0 / 100WのPDケーブルに比べると、USB3.1 Gen2 100Wとかニーズが減るのでDAISOのビジネス的にむづかしいと思うのですが、あればいいですね。この場合、ディスプレイとか繋ぐことなるかもしれないし、外付けポータブルSSDをつけたりするのにも使うので、ケーブル長は50cm、1m、2mと3種類欲しいです。

 まあ、無理でしょうけど。


 



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