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iPhoneホーム画面を1枚にして劇的に使いやすくする方法【アプリライブラリ活用術】

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複数のホーム画面でアプリを探す煩わしさから解放されよう。iOSのアプリライブラリとSiriからの提案機能を活用して、ホーム画面を1枚に整理する方法を詳しく解説。作業効率が劇的に向上するのである。

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アプリアイコンを探す煩わしさから解放されよう

iPhoneユーザーの皆さんは、ホーム画面を何枚くらいお使いだろうか?

ホーム画面の枚数が多くなると、普段あまり使わないアプリを起動しようとして、何枚ものホーム画面を探し回ることになり、これが思った以上に時間がかかり煩わしい。

サブ・スマートフォンとして筆者が使っているiPhone 15 Pro Maxでは4枚のホーム画面を使っている。大抵の人は2〜3枚は使っているのではと想像する。実際問題、普通にアプリをインストールしているとフォルダー階層を作らない限り、1枚で済むということはありえないのだ。

アプリ起動するためにアプリアイコンを探し回る煩わしさに別れを告げようではないか!

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アプリライブラリ画面は優れもの

2020年9月17日にリリースされたiOS14以降では、ホーム画面の最後のページにアプリライブラリ画面が追加され、インストールしたアプリが自動的にホーム画面に追加されるのではなく、アプリライブラリ画面にカテゴリ分けされて追加されるようになった。

アプリライブラリ画面には全てのアプリが表示される。カテゴリ内のアプリ数が7個を超えると表示し切れないが、右下の小さい4つのアイコンが並んでいる部分をタップすると、そのカテゴリに属するアプリが全て表示される。

各カテゴリ内でのアイコンの並びはインストール順ではなく、使用頻度の高さにより自動的に順序が入れ替えられるという優れた機能である。

賢く作られたこの画面を使わないで、ひたすらホームページを行き来するのは時間の無駄でありもったいない話である。

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ホーム画面を1枚にする

Webを検索するとホーム画面を1枚にしようといった趣旨の記事を散見する。

筆者はこれまでの4枚画面から1枚画面にしてみたのだが、これが驚くほど使いやすく快適になったのでぜひ「ホーム画面1枚」を試してほしいのである。

STEP-1 現在のホーム画面を非表示にする

ホーム画面を1枚にするといっても、慣れ親しんだ複数枚構成のホーム画面を削除する必要はない。

現在のiOSにはホーム画面の特定のページを非表示にする機能がある。

ホーム画面でアイコンのない部分を長押しするとアイコンが揺れ始め、画面左上に「編集」ボタンが出るのでこれをタップし「ページを編集」をタップする。

自分で作ったホーム画面のサムネイルが全部表示されるので、複数枚構成のページの下のチェックをタップして外し「完了」をタップすると何もないホーム画面が1枚自動的に≈作られて表示される。

STEP-2 最大24個以内のアプリを精査

何もないページに最大24個以内のアプリを厳選して並べれば良い。

SNSのアイコンがいつもホーム画面にあると、ついタップしてしまい気づけば1時間が過ぎているような方は、まずホーム画面からX(旧Twitter)やInstagram、Threads、Facebookのアイコンを駆逐してしまおう。

一番下の4つの固定アプリエリア(「ドック」と呼ばれる)にはどんな時でも常に最速でアクセスする必要がある「メール」「LINE」「スケジュール」「カメラ」などを並べると良いだろう。

筆者の場合は、上部に2×2サイズのYahoo!雨雲レーダーとChatGPTのウィジェットを並べているので、残るスペース4×4の16個となる。

SNSはだらだらアクセスしがちなのでここには配置しない。常時よく使うアプリを選びに選んで16個配置している。ここが悩みどころであるのだが、まずは作ってみて不具合があればアプリアイコンを入れ替えれば良いだけである。何があっても1ページから絶対に増やさないことを最大かつ唯一の目標とするのだ。

STEP-3 不自由しないTIPS

そうはいっても最大24個ではよく使うアプリは収まらないのが普通だ。

そこで二つの方法を使って補う。「補う」と書いたが実際に使ってみて判明したのは、アイコンフォルダー階層にして数ページにもわたるホーム画面から目的のアプリを起動するより、はるかに早く簡単に起動する方法があるということである。

アプリライブラリ画面の活用:

1枚しかホーム画面がないので左へスワイプすれば出てくるのがアプリライブラリの画面だ。

冒頭に書いたように、アプリライブラリの各カテゴリ内のアイコンは、使用頻度の高さにより自動的に順序が入れ替わる。実際に使って判明したのは、ホーム画面にないアプリでも左へスワイプすれば目的のアプリを一発で起動できることが非常に多いのだ。

4ページも5ページもあるホーム画面でアイコンを探したり、フォルダーを作って入れたアプリを探すよりずっと早いのだ。それはやはり「使用頻度により並び方が自動的に変わる」からに他ならない。

Siriからの提案の活用:

ホーム画面を上から下にスワイプすると「Siriからの提案」画面が表示される。

最上段には4つないし8つのアプリアイコンが表示される。Siriが利用者のiPhone操作を通じて学習した行動や興味に基づき選び出したアプリアイコンである。

単に直前に起動したからSiriからの提案に出てくるわけではなく、そのアプリを使用している時間が長いなどといったことも加味されているようである。

8つのアイコンになくても、その下のテキストエリアにアプリ名の一文字などを入力するとそれに当てはまるアプリをSpotlight検索により瞬時に該当するものが表示される。

上の例は「ne」とだけ入れてみるとそれに近そうなアプリが表示される。この例ではNetflix、NERV防災、NEWS DIG 防災、NHK NEWSが出てきているのがわかる。必ずしも「ne」で始まる必要はない。アプリ名称はアイコンの下側に表示されるものと、内部的に英語名がついているものがある。

たとえば「らくな家計簿」はアイコン下側に表示されるが、内部では「MoneyManager」という名称も持っているため、検索で「mo」と入力しても「らくな家計簿」が出てくる。「insta」といれても「インスタ」といれても「Instagram」アプリが表示される。

TIPSまとめ:
必要なアプリは1枚のホーム画面、左へスワイプして出てくるアプリライブラリ、上から下にスワイプして出てくるSiriからの提案で素早くアプリを起動できることがほとんどであり、数枚もあるホーム画面をめくって探すよりずっと早いのだ。

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ウィジェットページ

ホーム画面を右にスワイプするとウィジェット専用のページが出てくるので、これもうまく活用すると良い。

筆者は「バッテリー」「予定」「Yahoo!天気」の2×4サイズウィジェットを入れているが、これが非常に重宝する。iPhoneのバッテリーはステータスに表示されているが、それ以外のイヤホンなどの残量もここに出てくるので非常に都合が良いのだ。

ポイントはウィジェットをたくさん並べるのではなく、2×4サイズでスクロールなしで一覧できる程度にすべきである。とにかく余計なスワイプやタップを減らすことが快適な操作につながるのである。

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まとめ

iPhoneのホーム画面を1枚に整理することで、アプリ起動の効率は劇的に向上する。iOS14で追加されたアプリライブラリの自動整理機能と、Siriからの提案機能を組み合わせることで、従来の複数ページ構成よりもはるかに快適な操作環境を実現できる。

重要なのは、よく使うアプリだけを厳選してホーム画面に配置し、その他のアプリはアプリライブラリやSpotlight検索を活用することである。SNSアプリを意図的にホーム画面から外すことで、無駄な時間の浪費も防げる。

ウィジェットページも適度に活用し、必要最小限の情報を一目で確認できるようにすれば、さらに効率的なiPhone活用が可能になるだろう。一度この環境に慣れてしまえば、もう複数枚のホーム画面には戻れなくなるはずである。

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